映画『レッドクリフ part1』を見ました。
三国志の大作映画としては間違ってるかもしれませんが、遊園地感覚で、なかなか楽しかったです。
キャスティングも、心配してた金城君の孔明が、どこか浮世離れしてフワフワしてる感じで見てて一番楽しかったし、関羽や張飛も、イメージどおり(すぎるくらい)で、愉快でした。
(余談ですが、見た後調べてみたら、やっぱりトニー・レオンと金城君は吹き替えだったみたいです。主役なのに。もちろん中村獅童も←それは当たり前だ)
ただ、製作途中から2部作にしたせいか、やっぱり後半がかなり冗長でしたね。
で、ここから少し残念モードの感想を。
やっぱり心に「萌」を感じなかったです。
「男たちの挽歌」以来のジョン・ウー好きなので、どうしても「魂が燃える萌」を期待してしまうんですよ、私は。
だいたい、曹操の宣戦布告理由がまさか映画の宣伝コピーどおりだったとは!
曹操には、天才と冷静な計算と狡猾と情熱と執念深さが同居してる織田信長キャラでいてほしかった。
ウー監督、貴方はやっぱり張徹監督の弟子なんですから、「女」の部分は全部カットして「男のバトルで力押し!」映画にしてほしかったですよ。
それと「(色・戒)ラスト、コーション)」で、あれだけ濃い(濃すぎる)エッチシーンに全力投球してたトニー・レオンに、あんな中学生の妄想的なエッチシーンやらせてどうすんですか?
まさにエッチ演技の無駄使い。
あの男のエッチ演技は世界一なんですから…(←なに言ってんだ、お前)
アクションシーンは、全体的にレベル高かったと思います。
でも、本格的な武打星がいなかったせいか、前半の「趙雲、強すぎ!」が楽しい序盤のバトルが頂点で、後半のアクションで、ホラーなロープ地獄以外いまいち盛り上がらなかったのは問題では。
映画観ながら何回「ここにドニーさんがいれば…」と思ってしまったことか。
合戦シーンは絵的に美しいだけではダメなんですよね、やっぱり。
でも、悲しいことに、この映画にはドニーさんに似合う役がないんです。
あの人は、三国志ワールドではどう考えても呂布なんだよなあ。
ちなみにドニーさんが呂布の時は、絶対、董卓は武術が滅茶苦茶強いという設定でサモ・ハン・キンポーだぜ。
……ドニーさんから話が脱線してしまいました。
映画に話を戻します。
あと印象に残った役について書いておくと尚香を演じた趙薇(ヴィッキー・チャオ)はハマリ役だったと思います…思いますが「年齢的にその役はつらくね?」と思ってしまったのも事実(苦笑)
でも、彼女の結婚については映画観た後に調べて爆笑してしまいました。うん、それなら彼女はピッタリだ。
趙雲もよかったです。
さすがTVドラマ「天龍八部」で男前の蕭峯を見事に演じた男。
主役の周瑜については、来年4月公開のパート2を見ないと何とも言えないところが多すぎるので今回はスルーしときます。
まあ、そんなわけで色々書きましたけど、これは私がジョン・ウー好きにして香港映画迷であるから、書き始めるとついついいろいろ書いちゃうだけで、普通に楽しい映画だと思います。
もっとも、三国志に思い入れのある人は8割の打率で怒ちゃう映画かもしれないとも思ってますけどね(苦笑)
あと、この映画は画面の作りが完全に映画用なのでテレビで見ないほうがいいと思います。
そんなわけで私はパート2も見に行くつもりです。
今度は火と爆発という私の好きな2本立てだしな(女性的描写でかなり不安材料になるシーンが予告にありましたけどね…)
追記:大陸で旧正月に公開予定のパート2のタイトルは「赤壁:決戦天下」。やっぱり日本タイトル「レッドクリフ part2」より、こっちのほうがずっといいじゃん。
三国志の大作映画としては間違ってるかもしれませんが、遊園地感覚で、なかなか楽しかったです。
キャスティングも、心配してた金城君の孔明が、どこか浮世離れしてフワフワしてる感じで見てて一番楽しかったし、関羽や張飛も、イメージどおり(すぎるくらい)で、愉快でした。
(余談ですが、見た後調べてみたら、やっぱりトニー・レオンと金城君は吹き替えだったみたいです。主役なのに。もちろん中村獅童も←それは当たり前だ)
ただ、製作途中から2部作にしたせいか、やっぱり後半がかなり冗長でしたね。
で、ここから少し残念モードの感想を。
やっぱり心に「萌」を感じなかったです。
「男たちの挽歌」以来のジョン・ウー好きなので、どうしても「魂が燃える萌」を期待してしまうんですよ、私は。
だいたい、曹操の宣戦布告理由がまさか映画の宣伝コピーどおりだったとは!
曹操には、天才と冷静な計算と狡猾と情熱と執念深さが同居してる織田信長キャラでいてほしかった。
ウー監督、貴方はやっぱり張徹監督の弟子なんですから、「女」の部分は全部カットして「男のバトルで力押し!」映画にしてほしかったですよ。
それと「(色・戒)ラスト、コーション)」で、あれだけ濃い(濃すぎる)エッチシーンに全力投球してたトニー・レオンに、あんな中学生の妄想的なエッチシーンやらせてどうすんですか?
まさにエッチ演技の無駄使い。
あの男のエッチ演技は世界一なんですから…(←なに言ってんだ、お前)
アクションシーンは、全体的にレベル高かったと思います。
でも、本格的な武打星がいなかったせいか、前半の「趙雲、強すぎ!」が楽しい序盤のバトルが頂点で、後半のアクションで、ホラーなロープ地獄以外いまいち盛り上がらなかったのは問題では。
映画観ながら何回「ここにドニーさんがいれば…」と思ってしまったことか。
合戦シーンは絵的に美しいだけではダメなんですよね、やっぱり。
でも、悲しいことに、この映画にはドニーさんに似合う役がないんです。
あの人は、三国志ワールドではどう考えても呂布なんだよなあ。
ちなみにドニーさんが呂布の時は、絶対、董卓は武術が滅茶苦茶強いという設定でサモ・ハン・キンポーだぜ。
……ドニーさんから話が脱線してしまいました。
映画に話を戻します。
あと印象に残った役について書いておくと尚香を演じた趙薇(ヴィッキー・チャオ)はハマリ役だったと思います…思いますが「年齢的にその役はつらくね?」と思ってしまったのも事実(苦笑)
でも、彼女の結婚については映画観た後に調べて爆笑してしまいました。うん、それなら彼女はピッタリだ。
趙雲もよかったです。
さすがTVドラマ「天龍八部」で男前の蕭峯を見事に演じた男。
主役の周瑜については、来年4月公開のパート2を見ないと何とも言えないところが多すぎるので今回はスルーしときます。
まあ、そんなわけで色々書きましたけど、これは私がジョン・ウー好きにして香港映画迷であるから、書き始めるとついついいろいろ書いちゃうだけで、普通に楽しい映画だと思います。
もっとも、三国志に思い入れのある人は8割の打率で怒ちゃう映画かもしれないとも思ってますけどね(苦笑)
あと、この映画は画面の作りが完全に映画用なのでテレビで見ないほうがいいと思います。
そんなわけで私はパート2も見に行くつもりです。
今度は火と爆発という私の好きな2本立てだしな(女性的描写でかなり不安材料になるシーンが予告にありましたけどね…)
追記:大陸で旧正月に公開予定のパート2のタイトルは「赤壁:決戦天下」。やっぱり日本タイトル「レッドクリフ part2」より、こっちのほうがずっといいじゃん。
戦術の相談より恋愛相談をしたくなる軍師
上で色々書いてますけど、見てる間は本当に楽しかったんですよ。
これで、曹操がもっと強烈キャラだったらもっと楽しかっただろうにと、ホントに残念です。
>パート2ではぜひ世界一のエッチ演技を披露
そうですね。
一軍の将なんだから、下っ端相手のバトルでクルクル回るより強烈エッチを優先してこそのトニー・レオンですよね(←おいおい)
曹操のキャラはいまひとつでしたね。
中国では曹操はああいうイメージなんでしょうか?
>あの男のエッチ演技は世界一なんですから
世界一…いや確かにそうかも。
パート2ではぜひ世界一のエッチ演技を披露してほしいですね!(←おいおい)
>戦術の相談より恋愛相談をしたくなる軍師
わはは!でもこの軍師様はかなり天然入ってそうなので、質問してもトンチンカンな答えが返ってきそうです(笑)