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嗚呼 定年退職生活の悲哀

東京から千葉の田舎に移住。
いろんなことを天秤にかけても、移住してよかったと思います。

新種のフィッシング詐欺メールか悩むところ

2020年09月21日 10時19分34秒 | 災害に備える
本日もメールをチェックすると大量の迷惑メールが。
その中で新種のフィッシング詐欺メールか?と迷うものが1通あった。
それがこのメール。



下の方にスクロールするとアマゾンの該当ページに案内するリンクバナーがあります。
アマゾンでは割とペット用品を買っているので、購入履歴からこのようなメールが来てもなんの不思議はない。

しかし、一抹の不安もある。
「フィッシング詐欺メールに注意しましょう」なんて偉そうなことを書いていますが、実は1度だけ引っかかってしまったことがあるのです。

3年ほど前だったので、どんな内容だったかはっきりとは記憶に残っていないのですが・・・
「Google Chromeを使っている方にアンケート」みたいな内容で、何かプレゼントがもらえるような内容の案内でした。

特定のサイトに案内され、不覚にクレジットカード番号を入力してしまいました。
それまで、俺は絶対にこんなものには騙されないぞ、ということを妻や周りにも豪語してきたのに。
なんと表現していいか難しいのですが、まるでお誘いの文面の催眠術にかかってしまったような感じでした。

騙されたと気が付いたのは、クレジットカード利用明細を見た2か月後の時でした。
明細は郵送ではなく、WEBで会員サイトに入ってみるように設定してあり、通販で色々買い物もしていたので、2ヶ月ほどは気が付きませんでした。

毎月定額が請求されるような仕組みで、2ヶ月で2万円弱無駄な支払いをしてしまいました。
まあ、この手の詐欺では良心的?なものでした。
控えてあったメールから該当サイトに行ったのですが、なんと英語サイト。
汗をかきながらグーグル翻訳で何とかストップさせることができました。

これからも巧みにお誘いのフィッシングメールが来ると思いますが、アンテナを張っていたいと思います。
ただ、頭の方は年々劣化しているので少々心配ではありますが。

キャンプ用品とは防災用品とイコールである

2020年09月18日 22時57分25秒 | 災害に備える
2011年正月明け。
何故か急に思い立って、それまで乗っていた初代プリウスに代わって、ボンゴフレンディという中古車を購入しました。
5歳になった愛犬のトイプードルと一緒に、今で言う車中泊に出かけたくなったからです。



その頃は東京のマンション暮らしでしたが、1階で庭がありクルマもその庭に止められるというマンションでした。
自分だけの秘密基地的な欲求もあったと思います。

キャンプにも行けるように、タープやテーブル類、2口のコンロ、ウォータージャグなど少しづつ買いそろえて行きました。
どちらかといえば出不精の妻はキャンプなど反対で、通販で購入したキャンプ用品が配達されるたびに、無言の圧力をかけてきます。

その後も、サブバッテリーやインバーターなど高額商品も買いそろえました。
まあ、この辺の価格はいくらでも騙せましたが、インバーターだけで10万近くすると知ったら、とんでもないことになります。

記念すべき最初のキャンプは3月19日と決めて、予約も済ませました。
ポータブルトイレも買い、最後に購入したのがポータブル石油ストーブで3月9日に配達されました。



そして3月11日のあの日。
住んでいたマンションでは被害はありませんでしたが、まったく予期しないことが。

それは生活に必要な商品が、店頭からほとんど消えてしまったということです。
電池やカセットコンロ、ガスボンベなど防災用品といえるものは勿論のこと、トイレットペーパー、食器用洗剤、いつも愛飲しているウーロン茶、菓子パンでさえ暫くの間、店頭から姿を消しました。

あの頃はテレビや携帯電話からは、緊急地震速報のあの嫌なメロディが何回も鳴りました。
愛犬でさえあのメロディに身構えてしまいます。

この時の教訓は、自分の住んでいる地域以外で大きな災害が発生した場合でも、思いもしないも物がなくなり生活に困る、ということでした。
あの年の8月頃だったか、古い給湯器が壊れて修理不能という状態になりました。

10年ほど使っていた給湯器で、故障は覚悟していましたので業者に新品の取り付けを依頼しました。
でも在庫が無い、というではないか。
被災地に優先的に割り当てているとのこと。

幸い、最寄り駅の3つほど手前の駅に銭湯がありましたので、会社帰りにさっぱりできましたが。
給湯器が故障した日は確か日曜日で、翌日の仕事のためヤカンや鍋で何回もお湯を沸かして浴槽に入れたのを覚えています。



マンション時代はスペースの関係で、水と食料くらいの備蓄しかできませんでした。
こちら千葉の田舎に移住してからは、物置にできる部屋も準備できるので、トイレットペーパーやペットシーツなど、常に10個くらいは備蓄できるようになりました。

3月頃でしたか、新型コロナの影響でマスク不足になり、そのマスクを増産するために紙が必要。
だからトイレットペーパーがなくなる、という噂が立ちました。
その日のうちに、店頭からトイレットペーパーが消えてなくなったのは、まだ記憶に新しいですね。

まさか給湯器までは備蓄できないでしょうが、それぞれの生活シーンをシュミレーションして必要なものは備えておきたいものです。
先にそろえたキャンプ用品ですが、同時に防災(災害発生時)用品にもなります。

あの地震の直後、あれだけ冷たい視線を浴びせていた妻の口から「さすが」という言葉が出るとは思いもよらないことでした。
あの日以来、いざという事態に備えることに関しては何も文句は言いません。

千葉の田舎に移住して災害の避難については、東京よりかなり恵まれています。
何しろ空き地だらけですから、避難民で混乱ということはありません。
でも避難場所、ということになると話はまた別です。
こちらに来て愛犬も3匹に増えました。

残念ながら犬を3匹も連れていける避難場所というのは、皆さんそれほど寛容ではないのです。
そこで着々と独自に準備を進めています。

まだまだ台風には注意が必要

2020年09月18日 09時31分07秒 | 災害に備える
今年はなかなか涼しくなりませんね。
房総半島に引っ付いていたピンク色の海水温は少し南下したようですが、まだまだ台風に対する油断はできません。


ここ数年の台風は発生してから短時間で上陸、しかも上陸時に強力な台風が多いので、最近は「台風のタマゴ」といわれている、雲の塊ができるサイトにアンテナを張っています。
これはやっぱり去年の台風15号の教訓から。

個人サイトですがこちらを毎日チェックしています。
https://typhoon.hatenadiary.com/

教訓というより恐怖からです。
昨年もここ房総半島に上陸した台風15号は、もの凄い「風台風」でした。
暴風は強弱を繰り返しますが、「強」の時は家が飛ばされるんじゃないかくらいに揺れます。
進路から少し外れた外房でさえこんな感じでしたので、内房地域は想像を絶するといった感じだったかもしれません。

今でもはっきり気象予報士の言葉が耳に残っています。
「今はこんな穏やかな状態ですが、数時間後には目を疑うような光景が広がっていると思います」



この天気予報は確か上陸する前日の夕方聞いたんだと思いますが、その時の外の様子はそよ風が吹いている程度で、時折風が強くなるといった感じでした。
台風が近づいていることは知っていても、大きさも大したことがないし、眼はあるものの、輪郭がしっかりくっきりしていないし・・・なんて感じで、たぶん私も含めてたくさんの人が油断していたと思います。

気象予報士の人も「もしかしたら予想が外れるかもしれない・・・、ちょっと控えめに言っておこう」くらいの気持ちだったと思います。

確かに普通の日とは少し違っていて、湿度も高く台風接近が近いことが肌では感じられる程度でしたが、まさかあんな超猛烈な台風だとは全く想像はできませんでした。

穏やかな状態はその日の日付が変わってもそんなに変化はしませんでした。
でも深夜2時頃からでしょうか。
突然強風が吹き始めました。
30分もしないうちに強風はいきなり暴風に変わりました。

後はニュースで報じられた通り。
ゴルフ練習場の支柱が倒れたり、電柱が軒並み倒れたり、特に内房地域で大きな被害が出ました。

停電は最長16日続き、幸い我が家は免れましたが、道路1本隔てた家では数日間停電していました。

本日現在は、まだ台風12号のタマゴは発生していませんが、まだまだ気を緩めないでいたいと思っています。