ウィズコロナ生活を楽しむ

新型コロナと共存しなければならない時代ですが、すでに田舎に移住して在宅勤務を開始。そんな生活をご紹介。

台風12号が発生しましたね

2020年09月21日 21時31分21秒 | 災害に備える
熱帯低気圧が台風12号になったのは、今日、月曜日のお昼頃。
それなのに水曜日には各地で大雨になって、木曜日には四国から関東あたりのどこかに上陸しそうといいます。
今年は本州周辺の海水温がまだ高いので、もう少し発達しそうです。

今回は秋雨前線を刺激して「雨台風」になりそうとのことです。
前回の台風10号は典型的な「風台風」でしたね。


発電機のオイル交換の図。数年前に館山に上陸した台風で停電し、熱中症寸前を味わったため台風直後購入。いざ使うときに動かなかった経験から、発電機は定期的に運転しています。空冷なのでオイルが命。100時間を目安に交換するようにしています。


確かに気象庁が何日も前から警戒をするように、と呼び掛けていた割には大した台風じゃなかった、と思った人もいると思います。
一昨年の大阪で大きな被害のあった台風21号と比べて、大したことがなかった、避難や、事前準備が「空振り」になった、と思った人も多いと思います。

10号の台風の状況を録画してあまり投稿されないので、被害が少なく感じている人がいたとしたら、それは違うと思うのです。
最接近したのが夜中だったからだと思います。

それに何よりも、事前の警告があって、多くの人がかなり前から準備や避難をしたからです。
鹿児島だったか、大きな商業施設の立体駐車場が無料開放されて、これで水没などせずにクルマを失わずに済んだ人もいると思います。
これも気象庁や国交省がかなり前から警鐘を鳴らしていたので、このような無料開放につながりました。。

どこの国の学者の人が言ったのか忘れてしまいましたが「地球温暖化による気象は徐々に変化するのではなく、ある時突然やってくる」といいます。
日本で言えば一昨年の台風21号、昨年の台風15号、19号、そして今年の10号。
さらには異常とも思える、日本近海の海水温の高さ。
そして今年の残暑。

世界に目を向けるとさらにたくさんの異常気象が発生しているようです。
隣の中国でも揚子江中流に作られた三峡ダム。
一時崩壊の噂もありましたが、まだ水位が危険な状態で上下しているということです。
6月頃からずっとです。
国家の威信をかけて建設した巨大ダムが、こんなに早くキャパシティを超えるような事態を、設計段階で予想できたでしょうか。
原因は想定外の大雨です。

逆に乾燥が原因で発生する山火事も、最近では発生数が多すぎてよほど大きなものでもない限りニュースにもなりませんが、カリフォルニアの山火事は四国の半分ほどの面積を焼き尽くしながらもまだ延焼しているらしい。

山火事で思い出すのは昨年のオーストラリア。
日本の四国ほどの面積の森林が燃えてしまったらしいですが、半年近くも燃え続けて人の力ではもう消化できないくらいになったのに、逆に大雨が降ってアッという間に鎮火してしまいました。

大雨と乾燥。
両方とも地球温暖化が原因といいます。

「50年に一度の・・・」が普通になって、この言葉を聞いてもう何も感じなくなってしまっていますが、先日の10号に匹敵する台風が今年これからも発生するでしょう。
しかも海水温はまだ高いのに、太平洋高気圧が後退気味。

つまり、次の台風はもっと東よりに進路をとることが予想されます。
台風12号がいきなり超大型で猛烈な勢力で首都圏を縦断、なんてことはないだろうけど、そんなことが起こっても不思議ではない気象状況になりつつあることは間違いない。
いろいろシュミレーションして、今からいろいろ準備をしておいても早すぎることはないと思います。

今年はともかく、来年以降発生する台風は今年騒がれた10号か、それ以上になるのははもう確定しているようなものです。

台風10号が九州を狙っている頃、ホームセンターに養生テープを買いに行ったのですが、かなり品薄になっていました。
こちらでは昨年台風15号でひどい目にあったので、九州の状況を見て先に購入する人がい多かったんだと思います。

まあ、すぐに在庫の補充はされると思いますが、先に色々準備をしておくことで、実際に台風が来た時に別の行動ができるのです。

仮に台風が近づいてから「こりゃ大変」といろいろ対策用品を買いに行ったとします。
でも近所のホームセンターでは売り切れ「しょうがない、ちょっと遠いけどあっちのホームセンターに行ってみよう」・・・

これって、すごく時間の無駄です。
日常の買い物のついでに買っておく。
これは買い占めでもなんでもありません。
備蓄です。

我が家では今日は念願の「モバイルバッテリー」を購入しました。



前にも書いたと思いますが、どこかで災害が起こるとトイレットペーパーが品薄になったりします。
工場が被災したり、物流がストップしたりで。

「トイレットペーパーが品薄」なんてニュースで放映すると、一気に店頭から消えて数週間買うことができなくなります。

我が家はトイレットペーパーは本日現在9袋半備蓄。
使用量から逆算して2ヶ月は大丈夫。
こんな感じで少しずつ準備をしています。

新種のフィッシング詐欺メールか悩むところ

2020年09月21日 10時19分34秒 | 災害に備える
本日もメールをチェックすると大量の迷惑メールが。
その中で新種のフィッシング詐欺メールか?と迷うものが1通あった。
それがこのメール。



下の方にスクロールするとアマゾンの該当ページに案内するリンクバナーがあります。
アマゾンでは割とペット用品を買っているので、購入履歴からこのようなメールが来てもなんの不思議はない。

しかし、一抹の不安もある。
「フィッシング詐欺メールに注意しましょう」なんて偉そうなことを書いていますが、実は1度だけ引っかかってしまったことがあるのです。

3年ほど前だったので、どんな内容だったかはっきりとは記憶に残っていないのですが・・・
「Google Chromeを使っている方にアンケート」みたいな内容で、何かプレゼントがもらえるような内容の案内でした。

特定のサイトに案内され、不覚にクレジットカード番号を入力してしまいました。
それまで、俺は絶対にこんなものには騙されないぞ、ということを妻や周りにも豪語してきたのに。
なんと表現していいか難しいのですが、まるでお誘いの文面の催眠術にかかってしまったような感じでした。

騙されたと気が付いたのは、クレジットカード利用明細を見た2か月後の時でした。
明細は郵送ではなく、WEBで会員サイトに入ってみるように設定してあり、通販で色々買い物もしていたので、2ヶ月ほどは気が付きませんでした。

毎月定額が請求されるような仕組みで、2ヶ月で2万円弱無駄な支払いをしてしまいました。
まあ、この手の詐欺では良心的?なものでした。
控えてあったメールから該当サイトに行ったのですが、なんと英語サイト。
汗をかきながらグーグル翻訳で何とかストップさせることができました。

これからも巧みにお誘いのフィッシングメールが来ると思いますが、アンテナを張っていたいと思います。
ただ、頭の方は年々劣化しているので少々心配ではありますが。

キャンプ用品とは防災用品とイコールである

2020年09月18日 22時57分25秒 | 災害に備える
2011年正月明け。
何故か急に思い立って、それまで乗っていた初代プリウスに代わって、ボンゴフレンディという中古車を購入しました。
5歳になった愛犬のトイプードルと一緒に、今で言う車中泊に出かけたくなったからです。



その頃は東京のマンション暮らしでしたが、1階で庭がありクルマもその庭に止められるというマンションでした。
自分だけの秘密基地的な欲求もあったと思います。

キャンプにも行けるように、タープやテーブル類、2口のコンロ、ウォータージャグなど少しづつ買いそろえて行きました。
どちらかといえば出不精の妻はキャンプなど反対で、通販で購入したキャンプ用品が配達されるたびに、無言の圧力をかけてきます。

その後も、サブバッテリーやインバーターなど高額商品も買いそろえました。
まあ、この辺の価格はいくらでも騙せましたが、インバーターだけで10万近くすると知ったら、とんでもないことになります。

記念すべき最初のキャンプは3月19日と決めて、予約も済ませました。
ポータブルトイレも買い、最後に購入したのがポータブル石油ストーブで3月9日に配達されました。



そして3月11日のあの日。
住んでいたマンションでは被害はありませんでしたが、まったく予期しないことが。

それは生活に必要な商品が、店頭からほとんど消えてしまったということです。
電池やカセットコンロ、ガスボンベなど防災用品といえるものは勿論のこと、トイレットペーパー、食器用洗剤、いつも愛飲しているウーロン茶、菓子パンでさえ暫くの間、店頭から姿を消しました。

あの頃はテレビや携帯電話からは、緊急地震速報のあの嫌なメロディが何回も鳴りました。
愛犬でさえあのメロディに身構えてしまいます。

この時の教訓は、自分の住んでいる地域以外で大きな災害が発生した場合でも、思いもしないも物がなくなり生活に困る、ということでした。
あの年の8月頃だったか、古い給湯器が壊れて修理不能という状態になりました。

10年ほど使っていた給湯器で、故障は覚悟していましたので業者に新品の取り付けを依頼しました。
でも在庫が無い、というではないか。
被災地に優先的に割り当てているとのこと。

幸い、最寄り駅の3つほど手前の駅に銭湯がありましたので、会社帰りにさっぱりできましたが。
給湯器が故障した日は確か日曜日で、翌日の仕事のためヤカンや鍋で何回もお湯を沸かして浴槽に入れたのを覚えています。



マンション時代はスペースの関係で、水と食料くらいの備蓄しかできませんでした。
こちら千葉の田舎に移住してからは、物置にできる部屋も準備できるので、トイレットペーパーやペットシーツなど、常に10個くらいは備蓄できるようになりました。

3月頃でしたか、新型コロナの影響でマスク不足になり、そのマスクを増産するために紙が必要。
だからトイレットペーパーがなくなる、という噂が立ちました。
その日のうちに、店頭からトイレットペーパーが消えてなくなったのは、まだ記憶に新しいですね。

まさか給湯器までは備蓄できないでしょうが、それぞれの生活シーンをシュミレーションして必要なものは備えておきたいものです。
先にそろえたキャンプ用品ですが、同時に防災(災害発生時)用品にもなります。

あの地震の直後、あれだけ冷たい視線を浴びせていた妻の口から「さすが」という言葉が出るとは思いもよらないことでした。
あの日以来、いざという事態に備えることに関しては何も文句は言いません。

千葉の田舎に移住して災害の避難については、東京よりかなり恵まれています。
何しろ空き地だらけですから、避難民で混乱ということはありません。
でも避難場所、ということになると話はまた別です。
こちらに来て愛犬も3匹に増えました。

残念ながら犬を3匹も連れていける避難場所というのは、皆さんそれほど寛容ではないのです。
そこで着々と独自に準備を進めています。

まだまだ台風には注意が必要

2020年09月18日 09時31分07秒 | 災害に備える
今年はなかなか涼しくなりませんね。
房総半島に引っ付いていたピンク色の海水温は少し南下したようですが、まだまだ台風に対する油断はできません。


ここ数年の台風は発生してから短時間で上陸、しかも上陸時に強力な台風が多いので、最近は「台風のタマゴ」といわれている、雲の塊ができるサイトにアンテナを張っています。
これはやっぱり去年の台風15号の教訓から。

個人サイトですがこちらを毎日チェックしています。
https://typhoon.hatenadiary.com/

教訓というより恐怖からです。
昨年もここ房総半島に上陸した台風15号は、もの凄い「風台風」でした。
暴風は強弱を繰り返しますが、「強」の時は家が飛ばされるんじゃないかくらいに揺れます。
進路から少し外れた外房でさえこんな感じでしたので、内房地域は想像を絶するといった感じだったかもしれません。

今でもはっきり気象予報士の言葉が耳に残っています。
「今はこんな穏やかな状態ですが、数時間後には目を疑うような光景が広がっていると思います」



この天気予報は確か上陸する前日の夕方聞いたんだと思いますが、その時の外の様子はそよ風が吹いている程度で、時折風が強くなるといった感じでした。
台風が近づいていることは知っていても、大きさも大したことがないし、眼はあるものの、輪郭がしっかりくっきりしていないし・・・なんて感じで、たぶん私も含めてたくさんの人が油断していたと思います。

気象予報士の人も「もしかしたら予想が外れるかもしれない・・・、ちょっと控えめに言っておこう」くらいの気持ちだったと思います。

確かに普通の日とは少し違っていて、湿度も高く台風接近が近いことが肌では感じられる程度でしたが、まさかあんな超猛烈な台風だとは全く想像はできませんでした。

穏やかな状態はその日の日付が変わってもそんなに変化はしませんでした。
でも深夜2時頃からでしょうか。
突然強風が吹き始めました。
30分もしないうちに強風はいきなり暴風に変わりました。

後はニュースで報じられた通り。
ゴルフ練習場の支柱が倒れたり、電柱が軒並み倒れたり、特に内房地域で大きな被害が出ました。

停電は最長16日続き、幸い我が家は免れましたが、道路1本隔てた家では数日間停電していました。

本日現在は、まだ台風12号のタマゴは発生していませんが、まだまだ気を緩めないでいたいと思っています。