霧に出合った。
昨日から家を空けていたが
今日、帰路の途中出合った。
視界不良で神経を使うので
運転が疲れることこの上ないが
なぜだか、霧に出合うとうれしい。
普段、手の届かない高いところに
あるのもが、目の前にあり
自分を包んでいるという不思議感。
自分も浮いているような気分になる錯覚が
わくわくさせるのかもしれない。
実際、煙のように渦巻きながら忍び寄り
あっという間に、眼前白一色、または薄墨色に。
幻想的な世界に一変する。
濃密なものに囲まれている息苦しいような感覚。
ひんやり、しっとりといった感触も
非現実的に感じる一因かもしれない。
霧を抜けて、大分市内に入ったが、
こちらは靄に沈んでいた。
成分の違いがあるのかもしれないが、
こちらは街が煤けて見えて
一気に現実に引き戻された。
昨日から家を空けていたが
今日、帰路の途中出合った。
視界不良で神経を使うので
運転が疲れることこの上ないが
なぜだか、霧に出合うとうれしい。
普段、手の届かない高いところに
あるのもが、目の前にあり
自分を包んでいるという不思議感。
自分も浮いているような気分になる錯覚が
わくわくさせるのかもしれない。
実際、煙のように渦巻きながら忍び寄り
あっという間に、眼前白一色、または薄墨色に。
幻想的な世界に一変する。
濃密なものに囲まれている息苦しいような感覚。
ひんやり、しっとりといった感触も
非現実的に感じる一因かもしれない。
霧を抜けて、大分市内に入ったが、
こちらは靄に沈んでいた。
成分の違いがあるのかもしれないが、
こちらは街が煤けて見えて
一気に現実に引き戻された。