ここ大分にきて初めて麦畑を間近に見た。
いま、麦が熟して刈り取りが行われている。
この季節、まだ夏にもなっていないのに
麦が緑から黄色、薄茶色に変化して麦が実っていく様を
見ていると不思議な気がする。
『実り=秋』という図式が頭にインプットされているせいだろうか。
初夏の麦の実りの時期、
先人達は『麦秋』というなんとも趣き深い言葉で呼んだ。
その秋という雰囲気がぴったりである。
サンテグジュペリの『星の王子様』の中に
キツネと王子様の別れの場面がある。
キツネが言う。
「あんたの髪はあの麦畑みたいだ」
「おいらはあの麦畑を見るたびにあんたを思い出すよ」
彼らの別れはこの時期だったのだな、
王子様の髪は金色というよりは黄金色だったのだなと今さらながらわかる。
麦自体が直立だから麦一本一本の間に陽が差して
全体的に透き通った様な錯覚がある。
その透き通った様子は遠めには本当に髪の毛を連想させる。
麦畑は稲とは全く違う趣を持っていて
何度見ても新鮮である。
麦畑、接写
写真を撮った日は生憎曇天だったので
本来の抜けるような黄金色には写らなかった
ちょっと引いてみた
気づくのが遅れて列車が左手に寄ってしまった
見慣れないこの車両はきっと特急だろう
湯布院に向かっている
いま、麦が熟して刈り取りが行われている。
この季節、まだ夏にもなっていないのに
麦が緑から黄色、薄茶色に変化して麦が実っていく様を
見ていると不思議な気がする。
『実り=秋』という図式が頭にインプットされているせいだろうか。
初夏の麦の実りの時期、
先人達は『麦秋』というなんとも趣き深い言葉で呼んだ。
その秋という雰囲気がぴったりである。
サンテグジュペリの『星の王子様』の中に
キツネと王子様の別れの場面がある。
キツネが言う。
「あんたの髪はあの麦畑みたいだ」
「おいらはあの麦畑を見るたびにあんたを思い出すよ」
彼らの別れはこの時期だったのだな、
王子様の髪は金色というよりは黄金色だったのだなと今さらながらわかる。
麦自体が直立だから麦一本一本の間に陽が差して
全体的に透き通った様な錯覚がある。
その透き通った様子は遠めには本当に髪の毛を連想させる。
麦畑は稲とは全く違う趣を持っていて
何度見ても新鮮である。
麦畑、接写
写真を撮った日は生憎曇天だったので
本来の抜けるような黄金色には写らなかった
ちょっと引いてみた
気づくのが遅れて列車が左手に寄ってしまった
見慣れないこの車両はきっと特急だろう
湯布院に向かっている