歌う介護士プラス

「死ぬとき後悔したくない!」を心に留め、高齢者施設勤務、そして市民後見人をしながら、地域密着で演奏活動をしています。

できるから~~~!!!

2014-11-29 18:23:44 | 日記


あきらめかかる私、背中を押してお尻をたたく先生!(笑)
昨夜のレッスン風景。
で、来週までに暗譜をすることになりました!
当然です。


雨に濡れた公孫樹の落ち葉。
冬がそこまで来ています。

社会貢献型後見人連絡会に参加。
こういう名称を使うのは東京都のみです。市民後見人のことです。
来年度から初期研修を都でしていたのですが、各自治体へ任されることになったそうです。
私は、都の研修6日間。
そのあと、週3回の後見センター研修を3か月受けました。

これは、多摩5市で設立されている「多摩南部後見センター」があるからです。
おそらく、都内でも市民後見の活用が最もスムーズに行っているのではないでしょうか。
後見監督人はセンターであり、裁判所と言う敷居の高さではありません。

ただ、研修中も疑問でしたが、若い世代が関わるのは無理がある。
研修時間、ボランティア(収入とは言えない)、
わたしも受講したのは、母の看取りで一時仕事を辞めていた時期です。
生保、でなくても資産が1千万以下、
ですので、後見人に賦与される金額もおのずから分かります。
ご本人への貢献度とは関係ないらしいです。
仕事内容は専門職後見より楽な方を対象なのですが。

今年になり、依頼が増えているそうです。
私たちは基本、1人の被後見人を受けています。
ボランティアとしては、せいぜい2人まででしょうね。


受任した2か月間、そして亡くなられた時から2か月間は、なかなか大変。
家族の代わりに、と言われますが、
代わりにはなれないので、私は仕事の一部、と思っています。
何しろ往復3時間!(私はいちばん遠いらしい)

参る方を紹介されて、3回目の晩秋になりました。


がんばらない

2014-11-24 22:20:32 | 日記


生年を聞かれて答えると、驚かれる場合が多いのです。
(お世辞半分(笑)疲れている時の顔は自分が見てもババアです。(苦笑)

でも、聞かれて実年齢を言うようになったのは、つい最近のこと。(笑)
とうねん取って、で通してました。

ま、自分がその気だと何となく通ってしまうのですね。

若いとき老けて見られた(落ち着き過ぎてた?)ので、そのおかげですかね~
今の私が落ち着きなかったら?
ヘンですよね。

いまは、高齢者介護と言う職場ですので、
「センセー、若いね~!」なんて、毎日言われるものですから摺り込みされてる?!(笑)
80半ば過ぎ以上の方からすれば、そりゃ若いですよ。



とは言え、
体内の衰えはどうしてもあります。
10年以上ぶりにレッスンを真面目に受けてみて、
先週出来たこと(音域)が、今週は「あれ?何かあったの?」なんてことが・・・

なにもありませんし、していませんが、
自宅で声を出せない現実がある。
イメトレしかできませんので、ハミングでごまかしています。

同世代の歌友が言っていました。
高い音で無理するより、メゾに転向したら。
(メゾの存在感が私の声で可能かな?)


う~ん、わたしも別に高音を頑張り歌いたい人ではないのです。
イタリアものをバリバリ歌おうとも、そんな欲もありませんし…
細く長く生きられる間、歌を楽しんで歌いたい。
そのためにこうした生き方を選んだのだもの。


とにかく、すぐアレルギーが起きて喉に炎症が起きてしまうのです。
花粉もダメ、ほこりも、ダニも、煙も乾燥も。
シャコバサボテンの花の花粉も作用してるみたいです。
満開ですから!
この花、花粉が多い・・・
でも、大事な友達だから。
いろんな思いが鉢に詰まってる。
捨てきれないものもあるということです。


ドレスに体を合わせるために、体型維持は欠かせないのです。
出勤前にストレッチするぞ~
明日も、ね。

縁と言うもの

2014-11-20 22:58:36 | 日記
最近の私は、人の縁より、土地(場所)の縁に関係しているみたい。
面白いものですね。

何年もどころか10年も足を向けていないところに立て続けに出かけることが・・・
元町では、美しい満月にも出会えたという大きなおまけつきでした!(笑)

師走は、再び渋谷です。
若者の中に挟まれない道筋でありますように・・・(うなされちゃ困る!(笑))
たぶん、方向が違うと思う。

年が明けたら、再び海岸方面。


ずっと多摩地域にこもっていたので、足を延ばせるってことでありがたいですね。
出かける理由がないと引き籠るタイプです。(笑)
と、行っても大概は1人なんです。
たま~に同行してくれる友がいると、すごくウレシイ!



「コシオガマ」
2年間で初めて見つけました!
参る方は、こういう自然の移り変わりも全く見ることはできません。
病む、と言うことです。

それでも生きていかなくてはならないのです。
私以外に訪ねる人も誰もいません。
同室の人が「よく来てくれるねえ、若いのに」と。
その方は「息子がいるけど、遠いんだよ」と、仰っていました。
参る方が時々大声で叫んでも「病気だから」と理解している言葉。
ご本人もご病気のはずですが、他の患者さんよりしっかりしておられる。
人を気遣えるということは、余裕があるからでしょうね。

登り口に咲いている小ぶりの桜は正式名「ジュウガツザクラ」でした。
まだ咲いています。

出来る、出来ないの妥協点

2014-11-15 11:54:28 | 日記


部屋中にあるシャコバサボテンの鉢。
大小合わせて、11~12鉢ですかね~
今年も満開に咲きそうです。


門下の演奏会の曲も決まりました。
1曲は勉強のためですが、もう1曲は日本の歌を希望しました。
解説文と対訳などを作製。
昨夜は夜なべしました。

先週、なんだか調子が悪かったのは、どうやらインフルエンザの予防注射の副作用だったy
気づくのが遅いって!
施設勤務なので、アレルギー以外は強制接種。
いろんなアレルギーもっていますが、薬と予防注射は今のところOK.
ですが、副作用が出るように・・・気を付けよう。


97歳のエイさん(仮名)に聞き取りがやっと出来ました。
また退職者が出たとかで、自分の仕事が出来ないのだ。
わたし、調理師?
いやいや、はあ~。

エイさんは笑顔が似合うおばあちゃまです。
居室で若いころから家族のこと、子供の名前を何とか思い出して頂きます。
「子供さんのお名前は誰が付けたの?」
娘さんは、自分が付けたとか。お父さん、女の子には思いがなかった?(笑)
でもエイさんは自慢げでした。


すねに傷痕。
「どうしたの?」
庭の砂利で転んだ、とか。
そのあと歩けなくなったのかな?
「少し立てるように練習しようかしら?」
もう年だから、90・・・92だっけか。
もういい。
「エイさん、得意なことは何ですか?いちばん好きなことは?」
縫い物!子供たちの着物、みんな縫った!
(和裁なのね)
スタッフが、ぞうきんでも縫ってもらいますか。と言う。
布巾のほうがいいかも。

試に私の古い浴衣を持って行きましょう。
ほどくことからしないといけませんが・・・
やってくれるかなあ?

立つ練習は嫌だそうですが、ひざの曲げ伸ばしは了承されました。

聞き取り(アセスメント)するとき、
もちろん、その方により言葉づかいも変えます。
エイさんは初めから私を子供のように接してこられました。

そうですね、97歳からすれば十分子供です!(笑)
昨日も頭を撫でていただきました。

勤務先ではいちばん年長なのですが、ご入居者にかかると形無しです。
職場では、普段の私とは別人!テンション高いです。
だって、若いんですから!(笑)


さて、今日はちいちゃなお友達(?)が来てくれます。
ベビーフードだけは買い置きしました。

秋と冬の狭間・・・

2014-11-11 17:55:52 | 日記


となりは何をする人ぞ?

両隣とも、顔を合わせれば挨拶する程度のお付き合い。
どちらの方も音楽好きではないらしいので、声を出す時間は極力短くしています。
壁まで防音にはする余力なく、窓ガラスのみ二重サッシにしました。
それでもねえ・・・

今はピアノを練習する家も少なくなりましたし、ね。

コンサート渡り鳥第1弾が終了!
渋谷へ行った深夜は悪夢で飛び起き!‐‐;
我ながら信じられませんが、雑踏の圧迫感が原因かと。
昔は渋谷まで通勤していたのに・・・


勤務先ではご入居者が入れ替わりました。
80歳から97歳へ。
男性から女性。
要介護5から要介護3。

私の顔を見るなり、満面の笑顔で両頬を挟んでくださいました。
「あら~っ!」
まるで、親戚の子!(笑)

ありがたいことです。


「トイレへ行きたい」→まったく立てず。尿意もあいまい。
立てないですねえ、どうしましょう。
「こまったねえ」
困りましたねえ。
「どうしたらいい?」「汚してしまう」
(おむつになっています。)
汚れたらすぐきれいにしますよ。
「ここでしても汚れない?」

お忘れになるので、1日のほとんどがこの繰り返し。
お嫁さんが疲れ果て、施設を探したらしいです。
トイレの訴えが1時間ごとだったとか・・・


ここまで読まれて、
介護スタッフが2人で介助すればトイレへ行けるじゃないか!
可愛そうだ!
と、いう声が聞こえて来るようです。

実際、私も老人ホームに勤務していた時は2人介助でトイレ誘導をしていました。
1人が抱き上げて、・・・です。
抱き上げるスタッフの負担は並ではありません。
足が全く立たないと、体重がもろに。
30キロを超えると重いです…

個人的にはトイレで排泄させてあげたい。
しかし、
グループホームでは、ケアの最低人数が確保されていない日もあり、
なにしろ調理に1人かかりきりになる中でスタッフに強要はできません。

スタッフが体を痛めたり、それが辞める原因にもなります。

介護は、人手が必要なのです。


ご家族は納得されていました。
ご本人に我慢を強いるようにならざるを得ないので、
今までで一番苦い思いと悔しい思いをしています。