我思う、ゆえに Enjoy FOOTBALL !

プレーしているOver40のシニアサッカー、コーチしている少年サッカーの戦績を中心に

低学年のサッカー

2011-01-17 21:03:23 | 少年サッカー
残念ながら県大会は一回戦で敗退し、近隣のチームで運営している大会が始まりました。

普段は5・6年生を教えているのですが、昨日は1・2年生の指導者が足りなかったため、ヘルプに入りました。

天真爛漫な子供達、とっても楽しそうにサッカーをしています。仕草も可愛らしく、微笑ましい光景だらけでした。

低学年はサッカーを楽しいと思ってもらうことが第一義だと考えます。楽しいから夢中になる、夢中になるから上手くなる、上手くなるから更に楽しくなる、の好循環が重要だと思うからです。

我がチームは、選手へのアドバイスや選手起用が単に勝ち負けにこだわるだけでなく、皆が楽しくサッカー出来るよう配慮していて、非常に好感が持てました。チーム方針の浸透が感じられます。

以前は、怒鳴って暴言を吐く指導者がいたものです。今は他のチームの指導者からもほとんど怒号暴言は聞かれません。

そんな中、試合を見ていて指導内容には大きく二通りあると感じました。ドリブル派とパス派です。

どうしても、ボールに群がってしまう低学年のサッカー。スペースの意識を教え込み、パスを出せるようになれば、簡単に点がとれます。

でも、周りのスペースを意識して狙ってパスを出すのは至難の技。出来る選手も稀にいますが、大半が無茶蹴りになってしまいます。

一方で、密集をドリブルで抜け出すのも無謀なチャレンジと言えます。次から次へと相手が湧いて出てくるわけですから。

どちらも一長一短ありますが、私はドリブル派です。パスして他人に任せるよりも、自分で状況を打開する意識を持ってもらいたい。

ボールを奪われないようにするために、いろいろ考えてもらいたいのです。ボールの持ち方、フェイントのタイミング、体の使い方などなど。

パスはボールを持てるようになってから、より良い選択をするためにすれば良いのです。ボールの持ち過ぎ大いに結構、独りよがりなプレーだって好き勝手すれば良いんです。

ボールを奪われて、何故パスを出さない!とか、無茶蹴りがたまたま通っただけで、ナイスパスと言ってしまうのは、上達を妨げることになってしまうと思うのです。

その実例がウチの次男。今でも人任せのプレーが散見されます。低学年の頃から意識づけしていれば、と昨日の低学年の試合を見ていてしみじみ思ってしまいました。

ずっと長男のクラスを見ていたので、次男を指導したのは高学年になってからなのです。次男の中学は部活に熱心では無いのを良いコトに、彼らがオフの休日はみんな集めて教えちゃおう!

ウザがられない程度に・・・