我思う、ゆえに Enjoy FOOTBALL !

プレーしているOver40のシニアサッカー、コーチしている少年サッカーの戦績を中心に

狭き門

2017-06-26 20:08:50 | 少年サッカー
先日、在京のJ1チームに一人のJリーガーが誕生した。

私が育てた選手である!




と、言いたいところだが、実際はチョッと教えたくらい。

きっとあちこちで、自分が育てたと吹聴するコーチがいるんだろうなぁ~
私を含め。。。

彼は長男と同級生で、近所のチームに所属していた。
私が地区選抜のコーチをしていた関係で、5~6年生の2年間一緒に活動したに過ぎない。

とは言え、低学年の時からずっと知っていた。詳しく言うと、試合でやられまくっていた。

独特のドリブルと広い視野からのパスワークは憎らしいくらいだった。
それが地区選抜で同じチームになると、なんと痛快で頼もしいことか。

抜群のスピードがあるわけではない。恵まれた体格でもない。
センスを磨きあげる努力をしたのだろう。

少年サッカーのコーチも10数年やっていると、教え子の活躍を喜ぶ楽しみが増えるのを実感。

狭き門をくぐってJリーガーになっても活躍するのは更に高いハードルだ。
怪我もあるだろうし、監督やコーチとの相性もあるだろう。

入団が決まったのは、残念ながら私の贔屓チームではないが、彼の活躍は心から願っている。

そう、教え子であるのは事実だから!


痛い取りこぼし

2017-06-19 21:04:04 | シニアサッカー
シニアリーグ 第7戦
v.s. 南足柄
×0-1 グランド不良でサッカーにならず

※前審:町(主)、近・ハセ(副)、渋(4)

前節快勝で迎えた第7戦、久しぶりの大神スタジアムは我々を歓迎しなかった。

予報は雨だったが、強風こそ吹いていたものの雨の降りだしが遅く、「もしかしたら天気もつかも」との淡い期待は見事に打ち砕かれた。

砂ぼこりが抑えられてむしろ良いコンディションだったのは前の試合まで。
雨足が強くなる最終試合どった。

それでも、試合序盤はまだ普段通りプレーできる状態。
サイドからの攻撃でチャンスを作り、優勢に試合を進める。

GKデビューの船も危なげなく試合に順応。
秀逸だったのは、渋が裏を取られてGK1対1になったシーン。

するすると忍者のごとく間合いを詰めた船は、相手シュートを見事にブロックした。
ハットトリックもすれば、ゴールセーブもできるウルトラユーティリティープレーヤーの誕生だ!

決定機もあった。
自陣から猪?のスルーパスに、タイミング良く抜け出したのは井。
中央やや右寄りを井が爆走し、放ったシュートはゴールに吸い込まれたかと思ったが、僅かにポスト左にそれた。

徐々に雨足が強くなると、グランドはスリッピーな状態になる。
前半は0-0のまま終了。

後半に入ると雨足はさらに強くなったが、ほぼワンサイドの状況。
敏のセンターリングに井が飛び込み、あと一歩という惜しいシーンもあった。

しかし、前掛かりになったところでカウンターに遭ってしまう。

重馬場が大好きな競走馬のごとく、相手FWが軽快にボールを運び、GK船が間合いを詰めるも頭上を抜かれるファインシュート。
ベタ引きの相手に前掛かりとなり、カウンターでやられる典型的な失点だった。

気を取り直して攻め立てるも、次第に雨はシャワーのよう激しくなる。大粒の雨が顔に当たると痛いほど。
グランドは田んぼのよう。これではサッカーにならない。
人数をかけて守る相手を崩せず、0-1のまま試合終了。

思い起こせば1年前、グランドこそ違え同じ相手に雨中の泥んこサッカーで敗れている。
よほど相性が悪いらしい。
連敗でチーム状態も最低になったが、去年はそこから巻き返すことができた。

雨降って地固まる。
首位からは陥落したものの、まだまだ混戦だ。
気を取り直して頑張ろう!

【出席者】
船、並、町、猪、宣、敏、片、タム、泉、ハセ、井、渋、近
以上、13名



攻守噛み合い快勝!

2017-06-11 18:19:20 | シニアサッカー
シニアリーグ第6戦
v.s. アトレチコ

○3-0 前半◎後半△

得点:片、ハセ、宣
アシスト:隆2、猪

梅雨の晴れ間に迎えた第6戦、会場は乾いた状態の南足柄運動公園。
思い起こせは昨年、このグランドの2試合はどちらも大雨。グランドに川ができるような悪コンディションでの戦いだった。
それに比べれば、気温こそやや高めだったが風もなくコンディションは上々だ。

また、門先生の筋トレストレッチのお蔭で、試合前の準備も上々。
試合開始から走り回り心拍数を上げていこうと確認してキックオフ。

試合開始から徐々にペースを掴み、ビッグチャンスは井に訪れた。
自陣からのスルーパスに中央やや右から素早く反応、相手DFを振り切りシュートを放つも、僅かに右ポストの外へ。

その後も出足よくルーズボールを奪い、攻勢が続く。
特筆すべきは、バンの安定のポストプレー。足良し、胸良し、頭良し。そこにシャドーのハセ、井が絡み、攻撃にリズムが生まれる。

先制点は10分過ぎ。
スピードスター隆が右サイドを切り裂く。DFを置き去りにゴールライン付近まで進出してラストパス。
この接待パスに片が得意の左足インサイドで合わせて先制!

その後もバン・タムのホットラインを初めとして、ショートパスがテンポよく回る。ポゼッションを高く維持していると、追加点は左サイドから生まれた。
細かく繋いだボールを猪が受け、DF裏にフワリと入れると、ハセが鋭く反応。相手GKの圧力に屈せず、ギリギリつま先でボールを突くと、そのボールは無人のゴールへ。
ドフリーな状態よりも難しい状態の方が決定力のあるハセ、真骨頂を発揮したゴールだった。

DF陣もシュートに持ち込ませない安定ぶり。
GK門のコーチングも冴える。キーパーボールは通常「キーパー!」と大きな声で周囲に伝えるが、門は違う。

「ドケ、ドケ~」

お笑いコンビで「邪魔だ邪魔だ、ドケドケ~。バカヤロ、コノヤロ、オメェ~」ってのがいたが、そんな感じ。
でもまあ、分かり易くて良い。少年サッカーのお手本にはならないけど(笑)。

3点目はそうなるのが必然だったようなゴール。
センターラインから10mくらい敵陣に入った右サイドのスローインからだった。

ボールを受けにバンや井が動くが相手もしっかりと付いてくる。前方にはスペースがなかったが、後ろにいる宣の周りには大きなスペースがあった。迷わす隆はタッチラインに正対してボールを入れる。

宣はフリーでボールを受け、ゴールへ向かってドリブル。
前の選手にDFが引っ張られたからか、相手のプレスもなく悠々としたドリブルだった。

宣の前にはあたかもモーゼの十戒で海が割れるかのごとく、ゴールへの道が開けていた。
その導きに従うかのように宣がミドルを放つと、そのパスのようなシュートは低めの放物線を描き、必死のGKの手にふれることなく、ゴールへと吸い込まれた。

神々しさを感じさせるゴール。
前々節のFKから宣の右足には何かが宿っているようだ。

前半は3-0で終了。ここまでは万全の試合運びだった。

後半も押せ押せでいきたいところであったが、イージーなミスが目立つようになり、受けに回る時間が長くなった。
攻め込まれるシーンが多くなり、ボールが回らない。
相手の攻勢に遭った際、ボールを奪ってもカウンターを急いでしまいボールロスト。また、守勢に回らなければならないという悪循環に陥った。

慌てずに後方でゆっくりボールを回すなど、リズムを戻すための意思疎通が必要だ。
また、今節は選手交代でポジションが曖昧になるシーンが見受けられた。
交代選手はしっかりとポジションの指示していかなければならない。

とは言え、後半も決定機は作らせず、ビッグチャンスも何度かあった。
バンの裏へ抜け出してのシュートはGKのスーパーセーブにあう、タムのCKはポストに弾かれる、などなど。

やや後半に課題を残したが、そこは伸びしろ。
ドローの後の快勝を評価しよう。

気を緩めることなく、次節は前半◎後半◎といきたいところだ。

【出席者】
門、船、町、鴨、渋、宣、片、隆、ハセ、井、バン、猪、タム、近、泉
以上、15名。