日曜日からの3日間、祝日の試合が中止になった事もあり、久しぶりに直方ボーイズの練習に3日続けて参加する事が出来ました
この3日間の練習で分かった事、この子達はボールを投げる、打つ、捕る、走るという事は外見からは出来てるように見えるけど、
体の使い方、呼吸の仕方、力の伝え方が全くと言っていいほど出来てないですというよりは知らないです
例えば、重たい荷物を両手で抱えようとした時に、腕の力だけで持ち上げようとはしないですよね
膝を曲げて腰を落とし、荷物を持ち上げる瞬間に「フン」って呼吸を止めて、瞬間的に下腹に力を加えるでしょ
例えば、綱引きをする時、スタートの合図で綱を引っ張る時、瞬間的に呼吸を止めて下腹に力を加えて、全身に力を入れて
踏ん張るでしょこういう無意識の瞬発系の動きをこの子達は出来てないんです…
多分、重い荷物を持たせたり、綱引きをさせたら瞬間的な力は出す事が出来ると思いますが、野球に関する動き、
盗塁のスタート時、バッティングのインパクト時、ボールを指から放すリリース時など野球に必要な「瞬間的な力を出す」
という事が上手く出来てません
これって本当は教えてもらう事じゃなく、幼い時からの遊びの中で自然に身に付いて何となく出来るようになるものなんですが、
今の時代、山に行って木に登ってクワガタやカブト虫を捕るとか、川に入ってフナやザリガニを手で捕まえるとか、
セミやトンボを網で捕まえるという遊びをした事がない子達が圧倒的に多いんでしょうね
木に登れば腕の力が鍛えられるのは勿論ですが、高く登ろうとすればするほど、腕の力だけじゃなく体の力がないと登れないので、
お腹の力、俗に言う体幹の力が自然と身に付きますし、川に入れば水の抵抗で歩くだけでも足に負荷がかかりますし、
流れに逆らって歩こうものなら、それこそ足の力だけじゃ前に進まないし流されそうになるから、流されない為に、
重心を低くして自然とお腹に力を入れる事で、無意識で体幹を強化出来てましたし、
素手で生き物を捕まえようとすればするほど、手の感覚や指の感覚が研ぎ澄まされます
セミやトンボを捕まえようとすると、生き物だし何処に飛んでいくか分からないから、いろいろ自分の頭の中で
「どういう動きをするかな?」という事を考えて網を出しますこれが予測する力や考える力を養い、
洞察力や観察力が鍛えられますちなみに洞察力は相手の体調、心理状態など見えない部分を見抜く力、
観察力は相手の癖、顔色など見える範囲を見る力です
幸い自分は新入という田舎で育ったもんで、家の周りには田んぼ、畑、川、用水路、池、山、林など
全てが2km圏内にありましたまさに遊びの宝庫です(笑)
今はこういう遊びは危ないからといって、子供達だけで遊ばせないというご家庭が多いですし、
実際、こういう場所がなくなってきてますもんねただ、一番の理由はスマフォとTVゲームの普及ですが…
と、話が飛びましたが、直方ボーイズの選手達も体の大きな筋肉(アウター)は使っているけど、
関節の動きに大きく係わる、インナーの筋肉や体幹は凄く弱く感じますというか使えていないというか…
だから新チームの選手達は故障が多いという事もこの3日間ではっきりと分かりました。
ちなみにケガと故障は似ているようで、全く別物ですケガとは相手と衝突したり、ボールが当たって骨折したり、
自分が予期せずに起きてしまうアクシデントによるもの故障とは自分の不注意によるもの
例えば肉離れなど防ごうと思えば防げたもの、日頃から自分で自分の身体のケアさえ怠らなければ、
かなりの確率で予防出来たものです。
来年、良い結果を出す為にも、故障で別メニューにならない為にも、今年の冬は凄く大事な冬になりそうです
特にこの子達の体幹の弱さを克服する為にはそれ相応の練習も必要です、去年以上にとは言いませんが
去年並みにやらないと、野球を出来る体にはならないという事が分かっただけでも大収穫の3日間でした
この3日間の練習で分かった事、この子達はボールを投げる、打つ、捕る、走るという事は外見からは出来てるように見えるけど、
体の使い方、呼吸の仕方、力の伝え方が全くと言っていいほど出来てないですというよりは知らないです
例えば、重たい荷物を両手で抱えようとした時に、腕の力だけで持ち上げようとはしないですよね
膝を曲げて腰を落とし、荷物を持ち上げる瞬間に「フン」って呼吸を止めて、瞬間的に下腹に力を加えるでしょ
例えば、綱引きをする時、スタートの合図で綱を引っ張る時、瞬間的に呼吸を止めて下腹に力を加えて、全身に力を入れて
踏ん張るでしょこういう無意識の瞬発系の動きをこの子達は出来てないんです…
多分、重い荷物を持たせたり、綱引きをさせたら瞬間的な力は出す事が出来ると思いますが、野球に関する動き、
盗塁のスタート時、バッティングのインパクト時、ボールを指から放すリリース時など野球に必要な「瞬間的な力を出す」
という事が上手く出来てません
これって本当は教えてもらう事じゃなく、幼い時からの遊びの中で自然に身に付いて何となく出来るようになるものなんですが、
今の時代、山に行って木に登ってクワガタやカブト虫を捕るとか、川に入ってフナやザリガニを手で捕まえるとか、
セミやトンボを網で捕まえるという遊びをした事がない子達が圧倒的に多いんでしょうね
木に登れば腕の力が鍛えられるのは勿論ですが、高く登ろうとすればするほど、腕の力だけじゃなく体の力がないと登れないので、
お腹の力、俗に言う体幹の力が自然と身に付きますし、川に入れば水の抵抗で歩くだけでも足に負荷がかかりますし、
流れに逆らって歩こうものなら、それこそ足の力だけじゃ前に進まないし流されそうになるから、流されない為に、
重心を低くして自然とお腹に力を入れる事で、無意識で体幹を強化出来てましたし、
素手で生き物を捕まえようとすればするほど、手の感覚や指の感覚が研ぎ澄まされます
セミやトンボを捕まえようとすると、生き物だし何処に飛んでいくか分からないから、いろいろ自分の頭の中で
「どういう動きをするかな?」という事を考えて網を出しますこれが予測する力や考える力を養い、
洞察力や観察力が鍛えられますちなみに洞察力は相手の体調、心理状態など見えない部分を見抜く力、
観察力は相手の癖、顔色など見える範囲を見る力です
幸い自分は新入という田舎で育ったもんで、家の周りには田んぼ、畑、川、用水路、池、山、林など
全てが2km圏内にありましたまさに遊びの宝庫です(笑)
今はこういう遊びは危ないからといって、子供達だけで遊ばせないというご家庭が多いですし、
実際、こういう場所がなくなってきてますもんねただ、一番の理由はスマフォとTVゲームの普及ですが…
と、話が飛びましたが、直方ボーイズの選手達も体の大きな筋肉(アウター)は使っているけど、
関節の動きに大きく係わる、インナーの筋肉や体幹は凄く弱く感じますというか使えていないというか…
だから新チームの選手達は故障が多いという事もこの3日間ではっきりと分かりました。
ちなみにケガと故障は似ているようで、全く別物ですケガとは相手と衝突したり、ボールが当たって骨折したり、
自分が予期せずに起きてしまうアクシデントによるもの故障とは自分の不注意によるもの
例えば肉離れなど防ごうと思えば防げたもの、日頃から自分で自分の身体のケアさえ怠らなければ、
かなりの確率で予防出来たものです。
来年、良い結果を出す為にも、故障で別メニューにならない為にも、今年の冬は凄く大事な冬になりそうです
特にこの子達の体幹の弱さを克服する為にはそれ相応の練習も必要です、去年以上にとは言いませんが
去年並みにやらないと、野球を出来る体にはならないという事が分かっただけでも大収穫の3日間でした