親父トレーナーの独り言!

成功する為には…
一歩一歩の積み重ね、一振一振の積み重ね、一球一球の積み重ね、全ては小さな事の積み重ね!

大収穫!

2016-09-21 09:02:33 | 日記
日曜日からの3日間、祝日の試合が中止になった事もあり、久しぶりに直方ボーイズの練習に3日続けて参加する事が出来ました

   

この3日間の練習で分かった事、この子達はボールを投げる、打つ、捕る、走るという事は外見からは出来てるように見えるけど、

体の使い方、呼吸の仕方、力の伝え方が全くと言っていいほど出来てないですというよりは知らないです

例えば、重たい荷物を両手で抱えようとした時に、腕の力だけで持ち上げようとはしないですよね

膝を曲げて腰を落とし、荷物を持ち上げる瞬間に「フン」って呼吸を止めて、瞬間的に下腹に力を加えるでしょ

例えば、綱引きをする時、スタートの合図で綱を引っ張る時、瞬間的に呼吸を止めて下腹に力を加えて、全身に力を入れて

踏ん張るでしょこういう無意識の瞬発系の動きをこの子達は出来てないんです…

多分、重い荷物を持たせたり、綱引きをさせたら瞬間的な力は出す事が出来ると思いますが、野球に関する動き、

盗塁のスタート時、バッティングのインパクト時、ボールを指から放すリリース時など野球に必要な「瞬間的な力を出す」

という事が上手く出来てません



これって本当は教えてもらう事じゃなく、幼い時からの遊びの中で自然に身に付いて何となく出来るようになるものなんですが、

今の時代、山に行って木に登ってクワガタやカブト虫を捕るとか、川に入ってフナやザリガニを手で捕まえるとか、

セミやトンボを網で捕まえるという遊びをした事がない子達が圧倒的に多いんでしょうね


木に登れば腕の力が鍛えられるのは勿論ですが、高く登ろうとすればするほど、腕の力だけじゃなく体の力がないと登れないので、

お腹の力、俗に言う体幹の力が自然と身に付きますし、川に入れば水の抵抗で歩くだけでも足に負荷がかかりますし、

流れに逆らって歩こうものなら、それこそ足の力だけじゃ前に進まないし流されそうになるから、流されない為に、

重心を低くして自然とお腹に力を入れる事で、無意識で体幹を強化出来てましたし、

素手で生き物を捕まえようとすればするほど、手の感覚や指の感覚が研ぎ澄まされます

セミやトンボを捕まえようとすると、生き物だし何処に飛んでいくか分からないから、いろいろ自分の頭の中で

「どういう動きをするかな?」という事を考えて網を出しますこれが予測する力や考える力を養い、

洞察力や観察力が鍛えられますちなみに洞察力は相手の体調、心理状態など見えない部分を見抜く力、

観察力は相手の癖、顔色など見える範囲を見る力です


幸い自分は新入という田舎で育ったもんで、家の周りには田んぼ、畑、川、用水路、池、山、林など

全てが2km圏内にありましたまさに遊びの宝庫です(笑)

今はこういう遊びは危ないからといって、子供達だけで遊ばせないというご家庭が多いですし、

実際、こういう場所がなくなってきてますもんねただ、一番の理由はスマフォとTVゲームの普及ですが…


と、話が飛びましたが、直方ボーイズの選手達も体の大きな筋肉(アウター)は使っているけど、

関節の動きに大きく係わる、インナーの筋肉や体幹は凄く弱く感じますというか使えていないというか…

だから新チームの選手達は故障が多いという事もこの3日間ではっきりと分かりました。


ちなみにケガと故障は似ているようで、全く別物ですケガとは相手と衝突したり、ボールが当たって骨折したり、

自分が予期せずに起きてしまうアクシデントによるもの故障とは自分の不注意によるもの

例えば肉離れなど防ごうと思えば防げたもの、日頃から自分で自分の身体のケアさえ怠らなければ、

かなりの確率で予防出来たものです。



来年、良い結果を出す為にも、故障で別メニューにならない為にも、今年の冬は凄く大事な冬になりそうです

特にこの子達の体幹の弱さを克服する為にはそれ相応の練習も必要です、去年以上にとは言いませんが

去年並みにやらないと、野球を出来る体にはならないという事が分かっただけでも大収穫の3日間でした

卒部式

2016-09-13 12:59:32 | 日記
11日(日)はお世話になっている直方ボーイズ31期生の卒部式が行われました

この31期生にも沢山の思い出と、沢山の感動を頂きました




主将の隼と副主将の陸人、新入ファイヤーズ出身では約20年ぶりとなる直方ボーイズへの入部…

同じ新入出身の自分としては凄く嬉しかったですね何となく身内が入部したような感覚になりました

まあ、そのお陰で「トレーナーが新入出身やき、あの二人には特別甘い」などの陰口を叩かれましたが、

逆に精神的に一番きつく言われたのは、このチームの中では隼が圧倒的に多かったと思いますし、

節目節目で喝を入れたのは陸人が一番多かったと思います。特に隼はグラウンド外でも個人的に練習態度の事などで

自分からどやされた事も多々ありましたそれでもこの二人はどんなに厳しい事を言われても素直に聞き入れる

純粋な気持ちを持ち続けてくれましたこれから先も、その純粋な気持ちを忘れないまま

成長してほしいと思いますこの二人の頑張りを見てたら陰口なんてヘッチャラヘッチャラ

チームとして大事な役割を背負ってくれて本当にありがとうな



もう一人の副主将の翔大と駿一、伝統的に走る事が苦手な選手が多いトータス出身のこの二人…

翔大は入部1週間も経たずに軽めのベースランニングで足がパンク

駿一は軽めのポール間走で口が聞けないほどの疲労度「おいおい本当に大丈夫か」と

本気で心配になった二人でしたただ、この子達の先輩もすぐに足が痙攣したり、冬練になったら

トイレから1時間も出てこなかったりと前科がありましたから、何とかなるやろうと思うしかなかったです(笑)

翔大は走る事は最後までだったけど、本当に最後の最後で一気に野球選手として考える力が身に付き、

駿一は投手として1年の秋から先輩の悠希と一緒に大舞台を経験し、大きなケガもなく順調に成長してくれました

家では父ちゃんからのプレッシャーがきつかったと思うけど、それは許してやってくれ(笑)本当にお疲れ様



あえて言おう…野球以外での問題児、悠太と耀のウイングスコンビ(笑)

まあ、悠太には野球以外の事でいろんな事を叱ったな挨拶、人の話を聞く態度、その他いろいろ…

耀も練習は常に一生懸命にやるんだけど、ちょっと指導者の目を逃れると、余計な事をしてしまう

でも、スイッチが入った時の頑張る2人を知ってるから何故か憎めないこの2人(笑)

2年の冬は悠太の頑張りがあったから、周りがそれに乗せられて全員の走力が引き上げられたし、

耀の基準タイムギリギリでの叫びながら疾走する姿は、きつく辛い冬のグラウンドを一気に和ませてくれた

言葉は悪いけど、ウイングスでの緩い環境からボーイズでの厳しい環境に慣れるまでは、2人共大変だったと思うけど、

最後までよく頑張ってくれた本当によく頑張ったぞ



個性派揃いのエンジェルストリオ見た目はヤンチャ坊主だけど凄く繊細な心の侑大、

見た目も心も繊細な興祐、見た目は優しいけど内に秘めてるものは一番しっかりしている泰成…

終わった今だから言えるけど、一番精神的な事で気を使ったのが侑大でした三塁の守備で心を折られ、

投手失格の烙印で心を折られ、本当に七転八倒だったボーイズでの野球生活、それでもチームメイトの前では

常に明るくムードメーカーになってくれる姿を見ていると、こっちの方が泣きそうになった

辛いながらも持ち前のクソ根性で前に進んでくれた事は今後の野球生活に絶対に役立ちます

入部した時は3年生になったら誰もがエースになると思った興祐、チーム一の身体能力を持っていながら、

その繊細な心が邪魔をして、なかなか実力を発揮出来なかったけど、キャッチャーにコンバートされて、

一気に素質が開花し、チームにとって無くてはならない存在まで成長してくれた

少しは自信を持って高校に行けるやろうこの学年の中で一番色恋沙汰が多かったイケメン君だから

女の子と接する感じで野球も頑張れば、何の問題もないと思うけどな(笑)

とにかく体が小さかった泰成、中学時代の自分を見ているような感じがして「何とかしなければ」と思ったから

3年連続の遠征での食トレでした吐きそうになったと思うけど、それでも頑張って食べつくしてくれた姿に

「うん、成長してる」と自己満足してました(笑)冬練でもなかなかタイムを切れない先輩に対してでも「ちゃんと走れ」と

怒鳴るくらい強い気持ちを持っている子だから高校に行ったらもっと声を出すようになってくれ

そしたらもっと印象が変わるから3人ともよく頑張った、お疲れ様



練習生からスタートの遼、隆之祐、中学からスタートした涼斗…

他の部員が小学6年生で試合経験をどんどん積んでる時に、練習しか出来ない遼、隆之祐、

それでも他の子達が経験出来ない事をこのチームで沢山経験出来たと思う。気持ちが乗っている時と乗ってない時の差が

激しい遼、気持ちが空回りしすぎる隆之祐、悔しい気持ちの方が多かったボーイズ時代だと思うし、思い通りにならなかった事が

多かったボーイズ時代だと思う、だけどこのチームでの経験は必ず高校に行って役に立つから

声を張り上げてチームを盛り上げる事が出来る2人だから、悪いとこは修正して高校に行っても今と変わらず元気な野球小僧で

いてくれ遼は人を見て練習態度を変えない事誰がいても自分のMAXで練習をする事。

隆之祐は自分の苦手な事でも最後まで取り組む事自分を活かす為にはどうしたらいいか

多分、自分でも分かってると思うけど、信念貫いてやっていいんじゃないかなと思うよ。

涼斗はいきなりの硬式野球で戸惑う事ばかりだったと思う。自分が思っているよりも野球が難しく感じたと思うし、

練習は辛かったと思うし、面白くないと感じた事も多々あったと思う。「こんなはずじゃない」と心が折れそうになった事も

あったと思うけど、よく最後まで頑張り通したこの最後までやり抜いたという事が今後の野球生活にも必ず

役に立つ諦めない気持ちと耐える心を兼ね備えた涼斗だから、これから先の辛い事も絶対に乗り越えてくれると

信じてます。まずは受験勉強で自分に打ち勝つ事頑張れ


あとは息子…

息子にはまた別の機会でつたえようかな

とにかく31期生の13名、本当によく頑張りましたよくついてきてくれました

卒部式の時にも言いましたが、どんな事があっても俺はみんなの味方です

これから先も今までと変わらない野球小僧のままでいてくれなお前等全員最高



去年の卒部生にも言ったけど、20歳になったら一緒に酒飲むぞじゃあな

by鬼トレーナー

6年ぶりの体育祭!

2016-09-07 00:14:21 | 日記
まずは一言暑かったとにかく暑かった

初めて高校の体育祭を見ましたが、良いですね息子の中学の体育祭に比べると、

ダラダラ感が全くなく、腰パンをしている子も一人もいないし、見ていて気持ちが良いです

娘も最後の体育祭となりますが、とりあえず楽しそうにやってました

騎馬戦の時は前に立ってアナウンスも行ってました人前でも堂々として、何の違和感もなく喋ってる姿を見て

たいしたもんやなとちょっとだけ感心しました(笑)



それと同時に過去5年の娘との会話も思い出しました

中学1年時の会話
父「スマンボーイズのアジア振興大会と被った」

娘「いいよ、お母さんが来るやろ

中学2年時の会話
父「スマンまたボーイズのアジア振興大会と被った。来年は最後やし行くようにするよ

娘「去年もそうやなかった

中学3年時の会話
父「スマンまた被った

娘「はいはい

高校1年時の会話
父「スマン、ボーイズの1年生大会と被った

娘「気にせんでいいよ…」

高校2年時の会話
父「今年は行けそうやな

娘「期待せんで待っとく…
雨で平日に延期となり、結局仕事と被って行けず終い…



なんちゅう父親やその間、場所取りや荷物運びも全て嫁さん任せ…

本当にスマンの一言です最後に行けて本当に良かった

まあ、こんな自分勝手な事が出来るのも家族の理解があるからこそ

特に嫁さんには本当に感謝・感謝です。


何はともあれ教え子のユニフォーム姿も見れたし、懐かしい顔との再会もありましたし、
凄く有意義な1日でしたあ~疲れた、寝ろ

とりあえずおめでとう。

2016-09-05 16:30:28 | 日記
福岡県北部はほとんど台風の影響を受けずまずは一安心

娘の体育祭も延期にならなくてもよかったんじゃないと思いますが、そこは安全第一ですから仕方がないです…

お陰でお世話になっている直方ボーイズの1年生大会に行けるようになりましたので、この延期も正解と思っておきましょう

その1年生大会ですが結果は3位但し、順位決定戦で敗れましたので実質4位という結果に終わりました



九州大会には4チーム出場出来ますので、11月に行われる本大会に出場が決まりました。

我がチームとしては2年ぶり3回目の出場となります


この大会の率直な感想は、現時点での圧倒的な練習量の差でなんとか2試合勝ち上れたかなと…

他のチームの1年生よりもうちのチームの1年生の方が試合経験が多かった事に尽きますね

それでも飯塚Bさん、八幡南Bさんの1年生には現時点で全く力が及ばないという事もハッキリしました。

これからこの差が開くのか、縮まるのかは本人達次第各個人の課題もまだまだ山積みの状態、

でも言い換えれば間違いなく伸びしろはありますから、あとは自分からやるのか、他人からやらされるのか

自分達次第です自分からやれる子は、他人からやらされてる子よりも圧倒的に上達します。

やらされている子の成長速度が足し算なら、自分からやれる子の成長速度は掛け算です。

一冬越えれば圧倒的な差がつきますどっちの方がいいかは考えなくても分かると思いますが…



それと昨日は2年生がカミナリを落とされてましたが、本人達はどう思っているのかな

監督も昨日言ってました「自分達はしているつもりでも、こっちから見てそう見えないならやってないのと同じ」

本当にその通りです自分達は1年生の応援で練習するとか思ってもみなかったんでしょう…

朝、試合会場に到着後監督から「練習するからユニフォームに着替えて来させて」との伝達がありました。

なぜ、こういう事を言ったのか

「対戦相手が移動してくる変則日程、その相手が来るまで空き時間が出来るからその時に少しでも2年生に練習させよう。

本当ならグラウンドに残って練習の予定が台風の影響でグラウンド使用不可、公式戦も近いし、先週の練習試合も雨で流れてるし

時間がもったいない、2年生にちょっとでも練習時間を」これが監督、ヘッドコーチの思い

これに対して2年生は「ウソやろ」「えっ、今日は応援だけやないん」「今着いたのに、また戻らないかんの

「ここで何の練習すると」「あ~ぁ、今日はないと思いよった」っていう気持ちになったんじゃないのかな…



まあ本人達に聞いたら間違いなく全員が「そんな事ありません」って言うと思う。

でもな、自分達は気がついてないかもしれないけど、そのあとの行動が“したくないオーラ”丸出しになってた…

それはみんな気づいているそう思ったんならそれでいい、誰でも気分が乗らない時はある



ただ、その切り替えをしっかり出来るかどうかは自分達次第練習に来ている以上、このチームの一員である以上、

それは絶対にやらなきゃいけない事そこの甘えは絶対に許されない

だから昨日はその切り替えが出来なかったから準備が遅くなり、行動が遅くなり、全てが後手後手になって

自分達のルーティンで動けなったこうなったらなかなか元に戻れない。

いつもと同じようにやってるつもりでも、自分達の間合いで出来ないから体が動かないバッティングと同じで自分の

間合いで打てる時と、相手投手の間合いで打つ時では明らかに結果が違うやろそこの切り替えが一番大事や。



昨日の君達はそれが全く出来ていなかった、だから監督からカミナリが落ちた。

クラブチームに居るという事はそれだけ求められる事も高くなり、厳しい事も言われるし要求もされる。

その日の行動も予定通りに行かず、急遽変更になる事も多々ある…

出来ない事を言われている訳じゃない、言われた事を素直に受け入れる事さえ出来れば何の問題もない。

昨日、監督も言ってたけど、それが嫌なら別の道に進めばいい…



たまたま昨日は1人の選手だけが言われてたけど、その子だけが悪かった訳じゃない、

もっと動きの悪い子もいたし、練習が始まっているのに気持ちを切り替えられなかった子もいた

まだ心の中に僅かに残っている変なプライドを捨てる事さえ出来ればもっと上達すると思う。

実際に練習してても分かると思うけど、1年生の体力の無さは君達が一番分かっているはずや

だから勝とうとすれば君達の力が絶対に必要不可欠。

自分達でもヘタクソな事は分かっていると思うし、現時点ではチームの力もよそより劣っている事も分かるはず。

だったらやるしかないんじゃないのやらされる練習じゃなくて、自らやる練習を

6年ぶりだけど…

2016-09-02 20:40:00 | 日記
4日の日曜日は娘の高校最後の、いやいや学生生活最後の体育祭

となっていましたが、台風12号の影響で早々に延期が決定しました



娘の体育祭は小学6年生の時以来、6年ぶりに行く予定です

中学3年間と高校1年生の時は直方ボーイズの公式戦と重なり、

親としての立場よりもチームスタッフの立場を尊重して全く行く事が出来ませんでした

去年は雨の為、平日に順延…

その順延の日はもうすでに仕事の予約が入っていたので、顔を出す事も出来ませんでした

今年はありがたい事に6日(火)に延期になってくれましたので何とか行けそうです

毎週火曜日はトレーナー活動もある為に、トラスト店休日と思っている患者さんも意外に多く、

良いのか悪いのか分かりませんが結構ヒマなんですよ(笑)

でも、こういう時に限って予約が入るのかなこれまで娘には全く親らしい事をしてあげてませんので、

せめてもの罪滅ぼしに何とかして行けたらと思っています

さあ、どうなる事やら…