どんなハプニングかといいますと・・・
フェアバンクスという町にアラスカ第二の都市に向かっていたので、当然Freewayの出口名もきっとフェアバンクスと思いますよね。 私もそうだと思っていたのですが、ここに落とし穴が！
出口名は”F”から始まらず”D”から始まる出口名だったのです。
お昼ごはんを食べた後に、”フェアバンクスの出口はD・・・・だからね。”とケイちゃん達と打ち合わせ時に教えてもらっていたので、”とりあえず出口はDね。D！”と思いながら走っていました。
はじめて見る地名しかも長い綴りの英語を覚えるのは大変です。
なので、頭文字のアルファベットはしっかり覚えて、後は何文字なのか、読みにくい覚えに地名なのかどうか、という感じで私は覚えるようにしています。
さて、昼食後から走ること約6時間後”フェアバンクスまで後●マイル”との標識が現れました。
”よーし！もう１時間もしないうちに到着だ！出口はD！”と出口の標識を見逃さないように注意しながら走ります。
「next 10 mile Dxxxx」との標識が現れたので、”よし～！もうすこし～！”
「next 1 mile Dxxxx」と標識が見えたので、”よし。このカーブを曲がったらそろそろな感じがするわ～”、”お、きっとこれね～”と、ウインカーをON！
が、先頭を走っているライダー数名のウインカーがまったくONにならない…
出口まであと300mをきったが・・・ ONにならない！！！
もしかして、気づいていない？! わわわわわゎ
クラクションを鳴らして、片手を振ったのですが、時既に遅し・・・
前を走っていた4名のライダーの内、気づいてくれた2名のライダーは、なんとか出口にて皆と一緒にFreewayをおりたのですが、先頭の2名にはやはりクラクションの音が届かなかったようで、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。
きっと気づいて戻ってくるよということで、出口を出て、見通しのいい所で待機することに。
きっと次の出口は数マイル、いや数十マイル先だったらどうしよう・・・
そして待つこと約15分
”あー！降りて来た、来た！” と声が☆
高速道路を降りた所にある信号で停止しているではありませんか！
”よかった～。”と胸を撫で下ろしたのもつかの間・・・
な、なんと信号を左折してしまいました！！！
”え～！そっちじゃないよ～！右折だよ～！”
どうやら私達はライダーの姿をはっきりと捕らえていたのですが、ライダー達からは私達の姿が見つけれていなかったのです。
大きな声をあげて、両手を振ってもこれまた時既に遅し。
さぁ、大変！
”誰か追いかけたほうがいいよ”ということに。
で、だれが追いかける？！ えーい！
「ケイちゃん！追いかけて！」と私が乗っているセロを差し出します。
「OK！」とジャケットとヘルメットをサポートカーから取り出して、着用して、
さらっ風のようにセロと共に消えていってしまいました。
待つこと約5分。
”あー！来た来た☆☆☆”
ということで無事合流☆
ライダー達は「ケイちゃんが後から走ってくるのがバックミラーで見えたから気づいたよ」とのこと。これが夜で真っ暗な中の出来事だったらかなり大変なことになっていたかもしれません。
「初めての土地や慣れない場所では、日が暮れないうちに宿にチェックインする」とよくお店に遊びに来てくださるTさんが言われているのですが、しみじみと「そうだなぁ」と思った瞬間でもありました。
しかし今回はアラスカの日照時間が長いことに感謝！ 夏のアラスカ万歳です☆
続く
