
こいつには長いこと世話になったなぁ~
あぁ、こいつって僕の車のことです

僕は免許証を取得して以来、「四駆」が好きでしてね
平成元年までは普通にスポーツカータイプ
の車を乗っていたんですが、これも当時、メーカーへ勤務していた関係で仕方なく乗っていたという感じで…
やっぱりね、他メーカーの車だとうるさかったのよ
しかしその翌年にメーカーを退職し、他の販売店なんぞで働くようになったのね
その時にある事で、「あ~、僕はスポーツカーなんて乗ってたらいつか死ぬな
」と自分で思ったのよ
それに自分自身で「これっ
」と思うような車でもなかったし、その時は既に他の車に目がいっていたのもあったんだ
それに実家の仕事でも四駆でウインチなんて付いていると引き上げ作業にも使えるのもあって、すぐに買い替えを決断
平成元年に四輪駆動車への乗換えをした次第である
その頃はね、↑でも書いたような実用性も考えたけど、やっぱり一番重視したのはスタイリングかな
人間も乗れてバイクも積める
これが条件だった
それを満たした四駆がトラックタイプの四駆で、ピックアップのダブルキャブ車
ディーゼルでそんなにパワー感がない分、トルク重視の車だった
排気量は2800㏄でノンターボ
これにウインチを新車時より装備し購入したのだ
この車も10年間乗り続け、走行距離も12万kmを走破し、友人へ売却したのである
この後に変わる車は既に決まっていた
迷いなど一切なかった
僕にとっての四駆の王道車だったから
そう、それが写真にもある通り、「ランドクルーザー」なのだ
トヨタのキャッチコピーだったかな
「いつかはクラウン」みたいなのがあったように思う
乗用車ではね
しかし四駆を好きな僕の中にはこのキャッチコピーを代用するのであれば、「いつかはランクル」だったのだ
しかも70シリーズのロング
この車を購入するに当たり、当時お世話になっていたショップの方にも協力をして頂き、キャンピング使用として8ナンバーを取得することにし、車検も新車時から2年車検(この車は元々は貨物の為、1ナンバーなのだ
だから通常だと毎年車検なのです
)として頂いた
それ以降、特に外観をイジルこともなく、普通の使用で乗っていた
ただカーステやナビを購入する際に面倒なことはあった
それは、この車は通常の車の12ボルトとは違い、24ボルトなのだ
バッテリーも通常のバッテリーが2個必要だし、カーステなどを装着する際も一度24ボルトを12ボルトへ変換してやらなければならない
そこで購入したのがDCDCインバーター
これがないと付かないのである
なので通常よりはお金は掛かるよね
それだけじゃないよ
ヘッドライトだってウインカーだって、ライティングに関わる全ての電球も24ボルトなのです
これがね、そこら辺のカーショップへ行ったって、なかなか売ってないのよ
仕方ないからマニュアルを参照しながら大体よく切れそうな部分をピックアップしておき、買い置きしましたよ
この辺は面倒だったりする部分でもあったが、そんなには被害にはあわなかったのかな
それよりも最近の流線型の車が多いこの状況で、カクカクしたジープの名残を継承した形は惚れ惚れする
それになんといっても車自体のディメンションがしっかり設計されているようで、悪天候時などでも全然車のバランスが崩れることはなかった
これはね、素晴らしいの一言に尽きるね
なんか本降り状態でも全然車が滑る気配を感じない
それどころかアクセルを踏んでいけるんだよね
他の車が立ち往生している時もランクルだけはそんな事はなかった
エンジンもそれまでの2800㏄から4200㏄になり、グッとパワーも出ていて、通常発進だと2速からが普通という感じ
トルクフル過ぎるといっても5速に入ればしっかりと高速走行もこなせる
僕にとっては十分過ぎるくらいのパフォーマンスを誇っていた
今日まで僕を色々な場所へ連れてってくれ、色々な思い出を与えてくれた
おそらくこれから先、この車以上の車両は早々出てこないであろうと思っている
しかし走行距離22万kmを走破し、ちと歳もとってしまった
クラッチは滑り始め、ディストリビューターもトラブリ始めた
また、燃料の残量系もセンサートラブルを起こし、量が少なくなってくると安定して残量を示さなくなってきたのである
それに加え、先日来より実家を出て他の場所へ住み家庭を築いている昨今、生活のことが一番だったりする
この車を買った当初に比べ税金も軒並み上がり始めているのも関係し、おそらく通常の高級乗用車と変わらない金額を御上に納めているのだと思う
これから先のことを考えるにあたって、この金額はあまりにも高額になってきた感もあるし、いっそのこと乗り換えてしまおうと…
たしかに心情としては複雑ではある
自分が好きで購入した車でもあり、様々な思い出を我が家へ届けてくれた相棒でもある
しかし…
なのである…
妻が普通乗用車を持っていましてね
その車のコンディションが良いのです
なので思い切ってその車に乗り換えてみようかと…
そんな経緯があり、専門ショップへ断腸の想いではあったが、売り渡す覚悟をしたのである
キャンプ仲間で仲良くして頂いている方からショップを紹介して頂いて、先月、査定をして頂いた
金額も納得がいく金額が付いたのだが、なんか切ないんだよね
頭では分かっているんだよ
でも心が…
引渡しにも妻に着いて行ってもらった
妻との思い出の車だったりした
色々な想いが交差する中で引渡しの書類を記入しなければならなかった
普通にペンをはしらせている右手に力が入っていた
心中穏やかなわけがない
しかし何事もないように振舞わなければならない
ただそれだけだった
でないと…、でないと…

今はもう既にランクルは僕の手元にはない
キーチェーンにもランクルのキーは存在してはいない
今は思い出だけなのか…
いつもある場所にあるものがないと不自然とすら思う
というか淋しいよ…
これから誰の手に委ねられるのかは分からない
しかし可愛がってくれる方に所有して欲しい
そして僕の知らない場所ではあろうがオーナーの手によって活躍して欲しいな
ありがとう
僕からはその言葉しか出てこない
様々な思いがあるのに…

あぁ、こいつって僕の車のことです


僕は免許証を取得して以来、「四駆」が好きでしてね



やっぱりね、他メーカーの車だとうるさかったのよ

しかしその翌年にメーカーを退職し、他の販売店なんぞで働くようになったのね





それに実家の仕事でも四駆でウインチなんて付いていると引き上げ作業にも使えるのもあって、すぐに買い替えを決断

平成元年に四輪駆動車への乗換えをした次第である

その頃はね、↑でも書いたような実用性も考えたけど、やっぱり一番重視したのはスタイリングかな






ディーゼルでそんなにパワー感がない分、トルク重視の車だった



この車も10年間乗り続け、走行距離も12万kmを走破し、友人へ売却したのである




そう、それが写真にもある通り、「ランドクルーザー」なのだ

トヨタのキャッチコピーだったかな






この車を購入するに当たり、当時お世話になっていたショップの方にも協力をして頂き、キャンピング使用として8ナンバーを取得することにし、車検も新車時から2年車検(この車は元々は貨物の為、1ナンバーなのだ



それ以降、特に外観をイジルこともなく、普通の使用で乗っていた

ただカーステやナビを購入する際に面倒なことはあった











それよりも最近の流線型の車が多いこの状況で、カクカクしたジープの名残を継承した形は惚れ惚れする







エンジンもそれまでの2800㏄から4200㏄になり、グッとパワーも出ていて、通常発進だと2速からが普通という感じ



今日まで僕を色々な場所へ連れてってくれ、色々な思い出を与えてくれた





それに加え、先日来より実家を出て他の場所へ住み家庭を築いている昨今、生活のことが一番だったりする







妻が普通乗用車を持っていましてね



そんな経緯があり、専門ショップへ断腸の想いではあったが、売り渡す覚悟をしたのである

キャンプ仲間で仲良くして頂いている方からショップを紹介して頂いて、先月、査定をして頂いた




引渡しにも妻に着いて行ってもらった









今はもう既にランクルは僕の手元にはない



いつもある場所にあるものがないと不自然とすら思う


これから誰の手に委ねられるのかは分からない



ありがとう

僕からはその言葉しか出てこない

僕もスバルにほれ込み同じ車をはや、3代目、それぞれが15万キロを乗って来たので思いでも一入でした。
その3台目も4年目にして8万キロよく走るものです。(笑)
おいらも80に惚れ込んでHDJが16万キロ、いまのFZJが現在14万キロまだまだ乗るよ~!
長い間乗っかってると愛着沸いちゃうからさ、離れる時は辛いですよ
自分で手放したとはいえ、「もう会えない」と思うと切なくなってきます
色々な思い出が走馬灯のように甦ってきます
淋しい…
ランクルは良い車ですよ
20代の頃から憧れの車でした
常に僕とは一体で、様々な所だったりとか、色々な思い出や、大事なものを与えてくれた一台の車でもあったように思います
みねちゃん、僕の分までランクルフリークとして、長く乗り続けてくださいね