そんなばかな

時事ねたニュース報道にそんなばかな

一瞬、テロ活動かと思った「大停電」

2006-08-20 11:59:52 | Weblog
報道によれば、大林組は国交省に対し、接触現場は浚渫場所から約1キロメートルも離れた場所で、
「なぜ、そんな場所でクレーンを操作したか、分からない」と説明。
施工現場に移動する前の事故で、元請けとしての責任の範囲外だと主張

三国屋建設高橋宏社長は「クレーンが送電線と接触することにより、通常、予見される送電線の所有
者の損害に限り、法的に賠償責任がある」と見解を示し、今回の事故で停電が発生するかどうかなど
については「予測が不能でありました」、停電のためパソコンが使えなくなったり、熱帯魚が死ぬなど
したりした場合でも「一切の間接的損害につきましては、損害賠償義務はない」


東京大学大学院の能見善久教授 今回のような「間接損害」は、海外では否定する国が多い。
日本の法制度上は一律には否定されておらず、裁判になれば、どこまで賠償の対象となるかは予見
可能性の有無などによって判断されるだろう。ただ、過去にこの種の間接損害が争われた例はあま
りなく、学説上も対立がある状況からすると、裁判で賠償責任が認められるのは相当難しいだろう。

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不可抗力と予見の可能性

東電の不可抗力記載は自身に責任の無い事象によって引き起こされることを念頭に置いている
が、クレーン如きで大停電を引き起こす「設置方法」に問題はなかったのか?

予見の可能性

三国屋は電線をショートさせて電気が止まると予測できないかのごとくの言。
停電と大停電の差はあるとしても、社会生活をしている者であれば、電線ショートの結果は誰も
が知るところであり、予測可能。等しく責任と義務はある。

そもそも、送電線が川をまたいでいる事実を無視しているが、進路監視は移動手段をつかさどる
運行者に責任と義務がある。 

まず行うべき進路監視義務違反への言及もせず、早々の「損害賠償義務はない」との表明は全
責任から免れるため、言い逃れたいだけの会社と印象付けただけ。

前回上手く逃れたので、今回もという、少しのお金をも絶対に支払わずに済まそうという影の心が
垣間見え、辟易とする。


こういうのを、「卑怯」といわなかったか? それとも「弁護士の力」とでもいうのか・・・・

白人社会型に似た言い逃れが日本社会にどこまで浸透しているのか最後まで監視したい。



ところで


振り替え輸送の電車
信号機代替動員の警察
・・・・

など強いところは損害賠償をしない構えのようだ。

いつでも弱いところにしわ寄せが行くことを無視してるけど、

東京電力
大林組
三国屋建設

これだけいれば、間接損害なんて屁でも無いでしょ。

事例を集めよう

① 熱帯魚が死んだ方
② PCデータが失われた方
③ エアコン故障した方
④ 人工呼吸器ストップでお亡くなりになられた方
⑤ 点滴装置ストップで病状が悪化された方
⑥ 作業機器の突然停止で怪我をされた方
⑦ システムの停止により、損害賠償を求められている方
⑧ 冷蔵庫が止まって食品がだめになった方
⑨ ほか電気が止まって被害にあった方

以上、証明可能な方、そうで無い方と金額を示せる方、示せない方



間接損害があり、賠償がないんだったら、やっぱテロ活動の被害者じゃないの?
こんな事態に保証はないの? 保険屋さん。



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