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この20年間、世の中を騒がせ続けてきた団体といえば、創価学会に勝るものはありません。
しかし、一般の人々には少しわかりづらい宗教という仮面をかぶった団体であるため、何か他人事のように思われて、野放しにされてきてしまった感があります。
いったい創価学会とは何なのか、そして何をしようとしているのか――、ここに、その恐るべき正体を公表いたします。どうか、この現実を直視し、私たちの将来、そして子孫たちの将来のために、この問題を自分達の身に引きあてて、真剣にお考えください。
創価学会の目的は日本国支配だった!?
すでに各分野に送り込まれた工作員
まず、次に挙げるのは、創価学会の実質的支配者・名誉会長池田大作の発言記録です。これを見れば、創価学会の目的――いったい何をしようとしているのか――が明白です。
「広宣流布(※池田のいう広宣流布とは、国民のほとんどが学会員となる状態)の時には、参議院議員、衆議院議員もいてさ、皆な財布の中には少なくとも十万や二十万入れて、洋服も月賦じゃないの着てさ、ひとつ国会議事堂やプリンスホテルや帝国ホテルで会おうじゃないか。要所要所を全部ね、学会員で占めなかったら広宣流布できゃしませんよ」
(『聖教』昭和32年9月6日)
「天下をとれることが少し私には見えて来た。天下をとらない党なら、やる必要はない。私がひかえているから心配するな」
(公明党議員との記念撮影・昭和51年11月16日)
「私が教わったのは帝王学だ。私は最高権力者になる。そのときには創価学会を解散してもいい」
(『現代』昭和45年7月号)
「広布(※広宣流布)の闘いで、政党、学校、文化、民音等もできた。最後に残ったのは経済だ。これから、この社長会を中心に経済革命をする」
(第1回社長会・昭和42年6月25日)
「目立たないように枝を伸ばし、産業界に網の目を張りめぐらして、最後に総合商社を作って決戦だ。(中略)中曽根康弘は心配ない、こちらの小僧だ。総理大臣になりたいと云っていたので、よしよしと云っておいた。ケネディきどりだ、坊やだ」
(第6回社長会・昭和42年11月25日)
「警察だって、動かしているのは竹入・井上だよ」
(第13回社長会・昭和43年7月8日)
等々。また、こうした池田発言を受けて、池田の忠実な弟子達も、しばしば
「(広宣流布の時には)わが男子青年部の手によって内閣を結成して」
(『大白蓮華』昭和39年2月号・現会長秋谷発言)
「池田先生が、日本の指導者として立っていただく」
(『聖教』40年7月26日・四代会長北条浩発言)
等の本音を述べていました。
これらをまとめてみますと、要するに、
精神面では、日本中を学会員にして池田の弟子にする
政治面では、公明党が政権を樹立する
経済面では、学会系企業が財界を支配する
その他(行政、司法、マスコミ、教育、芸能等々)の要所要所に学会員を送り込んで日本国の機構を完全掌握する
最後に、これら全体を統括し、池田大作が日本国の最高権力者となる
といった多面的構想で、日本国を完全支配しようと画策していたのです。
これは、単なる誇大妄想狂の絵空話ではありません。
現に学会の急激な教線拡大を背景として、公明党は第三政党にまで議席を伸ばしましたし、各分野に送り込まれたエリート学会員(弁護士、検事、判事、公認会計士、税理士、警察官や外交官等の国家公務員上級職等々)はおそらく現在では約一千名を数えるでしょう。
池田大作と創価学会による日本国乗っ取り計画は着実に進んでいるのです。
恐るべきファシズム国家「創価王国」
学会員はすべて使い捨てという残酷
また、池田大作は、
「創価国、創価王国を、地球上に宇宙に作って、みんなを守ってあげよう」
(第2東京本部最高会議・昭和50年6月10日)
と述べ、やがて池田の支配下に置かれるであろう国土を「創価王国」と名づけています。
「創価王国」とは、池田がよく表向きで言う「仏法民主主義」とか「平和・文化・教育」などとは、およそ無縁の国家体制――、すなわち
「本当は全体主義は一番理想の形態だ」
(第61回社長会・昭和47年6月15日)
という池田発言によっても窺われるとおり、創価王国はファシズム(全体主義)の王制国家を目指しているのです。そして、この社会においては、これまで創価学会が引き起こしてきた言論出版弾圧事件や、替え玉投票事件、盗聴事件、リクルート事件、砂利船舶汚職事件等々を見ても明らかなように、独裁者・池田大作の名誉と富と権力を守るためなら、暴力や汚職・不正すらも正義としてまかり通ってしまうのであります。
こうした恐るべき「創価王国」構想こそが、宗教の仮面に隠れて、池田大作・創価学会が目指してきた野望の正体といえましょう。
なおまた、池田大作にとっての創価学会とは、所詮、自身が天下を取るための勢力作りの基盤であり、手段でしかなく、したがって、天下取りを実現できさえすれば、
「そのときには創価学会を解散してもいい」
(『現代』昭和45年7月号)
とまで池田は考えていました。要するに、創価学会員は全て使い捨て、日本国乗っ取りのために利用されているだけなのですから、哀れなものです。
また、このような感覚ですから、日蓮正宗富士大石寺についても、伝統仏教の仮面として利用する、というような意識しか持っておらず、
「学会のために本山が犠牲になる。学会が全ての主体である」
(第2東京本部最高会議・昭和50年6月10日)
などと豪語していたのです。要するに、日蓮大聖人も大石寺の大御本尊も、池田は、自己の野望のために利用しようとしていた、というわけで、これが昂じて、とうとう昨年(※平成3年)11月、日蓮正宗大石寺から破門にされてしまいました。
「目的のためなら嘘も暴力も何でも使う」
学会が起こした反社会的事件の数々
ともあれ、創価学会は現在も依然として、目的に向かって突き進んでいます。しかも、この団体の恐ろしいところは、池田大作自ら、目的のためなら手段を選ばぬ謀略思想を幹部達に叩き込んでいることです。すなわち、
「口八丁・手八丁でよ、なんでもうまくやるんだ。社会(社会党)だって方便を使っている。共産(共産党)だって目的のためならみんな謀略じゃないか。一般社会だって利益のためならあらゆる手段をつかう。うちは信心のため、信心を守るため、学会を守るためだ。」
(扶桑研修所での指導・昭和51年6月1日)
むろん、ここで池田が『信心を守るため、学会を守るため』などと言っているのは、本音に訳せば「学会の勢力を伸ばし、池田の野望を達成するため」ということに他なりませんが、池田に盲従する狂信的幹部達は、この池田の教えを忠実に実行に移していきました。
その結果、学会は、今日の民主社会の中で類例を見ない奇怪な謀略教団と化し(※しかも一般会員は、そうした学会の実態に全く気付けないでいるのです)、以下のごとき事件を次々と引き起こしたのであります。
替 え 玉 投 票 事 件
昭和43年の参議院選挙の際、組織ぐるみで他人の投票入場券を盗み集め、本人になりすまして公明党に投票した事件で、なんと新宿区を中心に10万通もの投票入場券が消えています。
この事件では、学会学生部の北林芳典、宮本孝、砂川昭夫ら八人が有罪判決を受けました。
言 論 出 版 妨 害 事 件
昭和44年の暮れに表面化した事件で、創価学会・公明党の実態に疑問を投げかけた多くの出版物を闇に葬ろうとして、金や政治家、右翼関係者まで使って、出版社に圧力をかけたり、組織力を動員して脅迫まがいの電話を架けたりしたものです。
この妨害を受けた書籍の主なものを挙げてみると、『創価学会を斬る』『公明党の素顔』『これが創価学会だ』『創価学会・公明党の破滅』『創価学会・公明党の解明』『創価学会』等々――。
およそ、宗教者たる者、加えられた批判に対しては、堂々と言論をもって答えるべきが当然であるのに、権力・財力・暴力に物を言わせて弾圧する手口は、学会の体質を物語って余りあります。
電 話 盗 聴 事 件
昭和45年、共産党の宮本委員長宅の電話を盗聴した事件で、後の裁判では、故・北条浩氏(4代会長)の資金提供のもと、学会の組織ぐるみで行なわれた犯罪であることが確定しました。
なお、学会の盗聴は、その後、日蓮正宗寺院(保田妙本寺・妙縁寺・常泉寺等)に対しても行なわれていたことが判明しています。
『月 刊 ペ ン』 事 件
昭和51年、『月刊ペン』誌が、池田の女性関係――記事中では「お手付き情婦T子(多田時子総合婦人部長)」をはじめ6件の関係が挙がりました――を大々的に報じ、池田らは月刊ペン社を名誉毀損で告訴。裁判では、報道内容の真実性の立証が不十分であるとしてペン社が有罪となりましたが、しかし判決は、池田らの行動もそうとうに関係を疑わしむるものであり、かつ学会側が、この裁判の途中、奇怪にも、名誉を毀損した側であるはずのペン社に2000万円もの裏工作金を渡していること等から、求刑を大幅に下廻る微罪となりました。
なお、裁判の続いていた同年11月16日、池田は、関西文化会館において、公明党議員らに池田出廷回避の工作を命じ、「もしものことがあれば (※公明党のこと)を血まつりにする。……渡部(一郎議員)はフザケ半分ではいけない。たたき出すぞ!渡部、矢野(絢也元委員長)はふざけ半分では許さない」
などと獅子吼しており、この一連の経過は、会員の浄財の使い途と、公明党の存在目的について、大いに考えさせられるものとなりました。
公明党議員汚職収賄事件
昭和63年のリクルート事件で、池田克也衆院議員が5000株の譲渡を受けていたことから、議員辞職、起訴され、同年の砂利船舶汚職事件では、田代富士男参院議員が受託収賄罪となって、離党、議員辞職となったほか、翌平成1年には、矢野絢也委員長までもが、明電工事件に関与していたことが発覚して辞任しています。
暴行・吊るし上げ事件
池田創価学会の暴力性を表わす事件は数多くあります。
昭和44年7月、東京・練馬区の選挙投票所(第4投票所=豊玉第2小)において、投票終了時間後に訪れた二人が投票できなかったことを理由に、百数十人の学会員が投票所を取り囲んで襲撃、女性・高齢者を含む投票立会人四人に集団暴行を加えて流血させた事件。
昭和52年、学会の誤りに批判的だった宗門僧侶を次々と本部に呼びつけ、野崎勳副会長らが大勢で軟禁、恫喝した上、土下座させたり詫び状を書かせた事件。
昭和63年7月、創価学園正門前で、池田を取材しようとした『フライデー』誌はじめマスコミの記者・カメラマンに対し、警備の学会員5、60人が、いきなり、殴る、蹴る、壊すの集団暴行を加えた事件。
平成3年、各地の日蓮正宗寺院に対して引き起こした、脅迫・暴行事件等々――。
巨額の脱税疑惑
平成3年3月に発覚した、ルノワール絵画をめぐる三菱商事の架空取引事件で、学会の八尋副会長および富士美術館が深く関与していることが判明、使途不明の15億円が学会の裏金になったのではないかとの疑惑がもたれています。
また同年5月には、学会の墓苑事業に巨額の申告漏れのあることが国税局より指摘され、約24億円にものぼる修正申告をし、法人税約6億4千万を納付することとなりました。学会に対する税務調査は現在も続いています。
さらには同年7月、証券会社が公表した損失補てんリストにより、学会が4億5千万円もの補てんを受けていたことが判明、学会では「損失補てんではない」としていますが、補てんであるか、ないかはともかく、これにより学会が、会員から集めた浄財を70億円も株取引に運用していたことが明るみに出ました。
このようにして得た灰色の利益が、また、学会の謀略・反社会活動の資金として使われるのです。
かの1億7500万円入り金庫が捨てられていた事件(平成元年7月)にしてもしかり。中西治雄総務(当時)が犠牲となり、すべてをかぶって記者会見しましたが、中西氏個人の商売で得た金が、金庫に入って聖教新聞社の地下にあり、それも昭和46年当時で現在の6億円にもあたる大金を二十年近く忘れていたなどという釈明を、いったい誰が信じるというのでしょうか。ますます学会の金の流れに疑惑が集中するばかりです。
右翼団体までが学会に反対する者を攻撃
私達の未来「握られて」しまってよいのか!?
さて、以上のように、目的のためなら手段を選ばぬ非合法体質をもつ創価学会ですが、現在(※平成4年春)、幹部が右翼団体と謀議をめぐらせたためか、連日、街宣車を使っての日蓮正宗富士大石寺に対する攻撃・嫌がらせがなされています。
これは要するに、創価学会にタテつく者は暴力をもってしてでも紛砕する、という、凶悪な正体を露見したものでありましょうか。
また、学会内部では、次の参院選に向け、何としても公明党の議席を守ろうとして、とんでもない内部文書(幹部指導用)が配布されています。
いわく、
「日本の中で公明党の占める位置が、誠に重要になってきた。ある意味でいえばキャスチング・ボートを握る立場になり、事実上、自民党が二百数十議席あろうと、最後に参議院の二十議席の公明党ですべての重要法案が決まってしまう。現実に今、そういう事態が起こっている。しかも、そのバックに創価学会がある。日本の命運を決していくのが創価学会・公明党である。創価学会・公明党によってがっちり握られているのが今の日本である。(中略)そう見ると日本を挙げてその焦点は、すべて池田名誉会長のところに集まる時代になってきている。大聖人御在世当時のことを考えるのはもったいないことだが、大聖人お一人に、日本全国が宗教界も権力者も注目をして、それで日本の動向が決まるという状況にあった。現実に広宣流布がそういう段階に入ったのだ。」
皆さん、いかがでしょうか。このような恐ろしい組織・創価学会に、私たちの国の将来、子孫の運命を『がっちり握られて』しまってよいのでしょうか。
学会員の皆さん、非学会員の皆さん、どうか、この現実を真剣にお考えください。
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