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ウォーキングと旅行でのひとり言

ウォーキングと旅行の途中で頭に浮かんだことを書いてみました

ときどき水彩画 2023/3月27日(月)

2023年03月27日 | 水彩画
ここは、京都の清水寺です。






清水寺の本堂は”清水の舞台”でよく知られているお堂です。

前に見える清水の舞台は最長約12mの巨大な欅の柱を並べた”懸造り”になっていて、釘を1本も使っていません。

この舞台は、元々は御本尊の観音様に芸能を奉納する場所でした。

ときどき水彩画 2023/3月20日(月)

2023年03月20日 | 水彩画
奈良県宇陀市にある宇陀松山城下町を見て歩いています。


安土桃山時代に、豊臣秀長の家臣によって、宇陀松山城の城下町として整備され拡充されました。

その時に、建物の間口の広さによって課される税を免除して、有力な商人を誘致したため、”間口も奥行きも広い”というこの地区特有の町家が生まれたそうです。



平五薬局





1841年創業の今年で182歳になる薬局です。

江戸時代からこの地で続く唯一の老舗になります。

店に入ると、アンティークな看板がたくさん飾られていて、”天保12年創業 平井五兵衛”、”萬病感應丸 順血正産湯”などが並んでいました。




松山西口関門





宇陀松山城の城下町の要をなす出入り口です。

ここから春日門へとつながる街路は城下町の大手筋になります。

この門は発掘調査により16世紀末から17世紀初めに建てられたと推定されています。

別名”黒門”と称されているように、壁以外は黒く塗られている点が特徴です。

門に入る時、くぐって出る時、いずれも直角に道が曲げられていることも注目されているそうです。




奈の音





築120年の古民家

明治時代に建てられた醤油醸造の蔵元で、現在も蔵には大きな桶がたくさん残っているそうです。



ここで、宇陀松山地区はおわりです。





ときどき水彩画 2023/3月15日(水)

2023年03月15日 | 水彩画
前回に続いて、奈良県宇陀市大宇陀松山地区を見ていきます。

この町は、安土桃山時代に、豊臣秀長の家臣によって宇陀松山城の城下町として整備されました。




山邊義徳家住宅





江戸時代中期の建築です。

この地区の中では最も古い重要な町屋です。

かっては、宇陀紙の総元締めを家業としていました。




竹田家住宅





江戸時代末期の建築と伝えられているそうです。

切妻、桟瓦葺、平入の伝統的な町屋です。

白漆喰が厚く塗り込まれた2階には、意匠の異なる虫籠窓が3種類もあります。




旧細川家住宅(歴史文化館 薬の館)





唐破風付きの”天寿丸”の看板が印象的です。

江戸時代末期の建築とされています。



ときどき水彩画 2023/3月9日(木)

2023年03月09日 | 日記
前回に続いて、奈良県宇陀市大宇陀にある大宇陀松山地区を歩いています。



森野旧薬園





江戸時代中期に開設された、江戸小石川薬草園に並ぶ日本最古の薬草園です。

当時の森野家当主の森野通貞によって開園されました。



黒川本家





愛宕祈祷札に寛政3年とあります。

屋号は”山ノ坊屋”と言って、一時期薬も売っていましたが、代々葛を商なっていました。

作家の”谷崎潤一郎”も愛した店です。



都司家住宅





明治4年の愛宕祈祷札があります。

屋号を”更紗屋”と言いました。

慶恩寺の普山式の時には、都司家が僧侶の支度控えに利用されます。



川尾家住宅





正確な年代はわからないそうですが、外観構造から江戸時代末期のものと考えられています。

元は、豆腐屋を営んでいました。

表には、格子、格子戸があり、この地区ではここにしかない菱形の虫籠窓を待っています。

スリアゲ戸の痕跡もあるみたいです。







ときどき水彩画 2023/3月1日(水)

2023年03月01日 | 水彩画
ここは、奈良県宇陀市大宇陀にある宇多松山の城下町です。

たくさんの重要伝統的建造物を見ることができます。

道路沿いに並んだ、古い建物をながめていきます。


芳村酒造





造り酒屋の店舗併用住宅

格子・卯建・黒漆喰・前栽などの伝統的な要素を持っている町屋です。




久保酒造





入り口には、酒屋の象徴である杉玉がかかっています。

元禄15年に創業した造り酒屋でした。

大正期には全国でも数十台しかない車を購入して、奈良交通の前進となるバス会社を始めたそうです。




宇多松山地区まちづくりセンター(千軒舎)





明治時代前期の建築とされています。

薬屋・歯科医院として使われていた内藤家住宅を改修してまちづくりの拠点施設としました。



次回に続きます。