goo blog サービス終了のお知らせ 

ウォーキングと旅行でのひとり言

ウォーキングと旅行の途中で頭に浮かんだことを書いてみました

古の都 奈良 散策 その3

2019年04月13日 | 旅行



今、「ならまち 」の中心ぐらいに位置する「菊岡漢方薬局」の前です。


黄色の線に沿って番号順に歩きます。





まずは、菊岡漢方薬局の前を右の方へ散策しました。





手打ちそばの看板がかかっています。

右に見えるのは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの申をかたどったお守りで、魔除けを意味し、災難が家の中に入ってこないようにつるしています。


「奈良町資料館」にやってきました。





私設の資料館。

懐かしい昔の看板、美術品、奈良町の良俗資料や、仏像などを展示しています。

生活を感じる民具類もあるようです。

ここも、10:00に開くということで(今、8:00)、残念でした。

旧元興寺(がんごうじ)本堂跡の看板が⋯⋯⋯。

「1451年に炎上する」の文字も。





このすぐ近くの「時の資料館」。





ふつうの家のようですね。

古の時代から現代までの幅広いジャンルの時計や、関連資料が多数展示されているようでした。

世界最古のスイスの機械時計のレプリカも見られるみたい。

ここも10:00にオープン。


ふたたび、菊岡漢方薬局の前を通り、隣の「奈良町物語館」です。





伝統的な町家を利用した展示、イベント空間です。

NHKの「ブラタモリ」でも紹介された、元興寺の礎石が家の中に残っているらしいのです。

古きよき町家の生活感を感じながら展示品を見て、町家の雰囲気をまんきつできるそうです。



すぐ近くの「吉田蚊帳」です。











大正11年創業の老舗でした。

蚊帳は、奈良県が8割のシャアを占める一大生産地です。

現在、この店は、観光客の人気の店で、蚊帳の布地を使った暖簾、ふきん、コースター、ランチョンマット、麻ストールを販売しているとのこと。

もちろん、蚊帳も販売。

私も、幼いとき、蚊帳の記憶があります。


少し歩いて、「木奥家」にやってきました。





前に見えているのが、木奥家の主棟です。

ここは、建設開始時からの棟札が複数枚残っていて、建築年代と増築過程がよくわかるそうです。

主棟は1820年築で、「表屋造」として、奈良町最古とみられるだけでなく、全国的にみても古例だそうです。

(表屋造とは、町家形式のひとつで、表通りに面して店を構え、その奥に居住用の建物を別の棟として建てたものをいいます。)

正面は2階建てで、下屋(げや)を通して一体感のある表構えとし、出格子を4か所も設け、庇上は、黒漆喰壁に虫籠窓があります。

旧奈良町の伝統的な町家の姿をよくとどめていました。





南から見た主屋。




ここから、「元興寺(がんごうじ)」に行きました。


元興寺の前に、「寧估庵」。





何の店か考えましたが、やはり、猫カフェでした。


元興寺です。





世界遺産で、古都奈良の文化財。

ならまち の大部分が、かって、元興寺の境内地でした。

日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が、平城遷都にともなって、新築移転されたのが元興寺です。(718年)



ここから、猿沢池に戻ります。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。