Trips with my RV.

RVでの小旅行。

しまなみ海道ツーリング

2008-03-16 20:10:31 | バイク?
この春一番の暖かさに恵まれた今日、しまなみ海道経由で今治市朝倉町のタオル美術館ASAKURAに行くツーリングとの事。我が家夫婦が参加していた去年のツーリングでも、珍しい名所を織り交ぜて見事な観光コースに仕立て挙げて下さっていたが、今年は更にバージョンアップした様である。

さて・・・、3ヶ月ぶりのツーリングなので何を準備すれば良いのかと悩んでしまう。革ジャンとフリースの下着の上にヒートベスト、革パンツの下にスキー用のアンダーパンツで良いだろうか?こんな中途半端なシーズンには本当にヒートベストが便利である。気温は朝6度から日中は20度になるが、革ジャンの下に着られる薄いベストがダイヤル1つで温度調整が可能だからである。大体我が家では、この格好で10月から5月頃までバイクに乗っている。以前は、布団の様に分厚い防寒ジャケットやオーバーパンツで着膨れていたが、電熱ベストと電熱チャップスと電熱アームチャップスを革ジャン革パンツの下に挟み込めば極寒でもヌクヌクなのである。それと今回は、バイク専用として販売されたアマチュア無線機(FTM-10S)を搭載して実際フィールドで使ってみようと思っていた。この無線機はBluetoothユニットを内蔵できるので、以前から使っていたセルラーライン・インターフォンのマイクで送信しスピーカーで受信する事が出来るので、夫婦だけでの会話は今まで通りのインターフォン機能で良しとして、マスツーリングの際などアマチュア無線を使用する場合もコードレスで運用できる筈である。この無線機搭載を期して妻の局免は再取得し無事に旧コールサインを割り当てられていた。今回もツーリングではアマチュア無線でのラグチューは無かったのでインターフォン機能で通話するに留めたが、待ち合わせ場所に向かう道中にアマチュア無線で交信を試してみた。フルデュープレクスのインターフォンと違いPTTで送受を切り替えるシンプレックスのアマ無線は、操作も不便なので妻の評判は悪い様だ。

ここで、ツーリング中のアマ無線の使用は「アマチュア業務外」では無いかとのお叱りも在ろうが・・・、アマチュア業務とは「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行なう自己訓練、通信及び技術的研究の業務(電波法施行規則 第三条)」と在る。「無線技術の興味」とは抽象的過ぎるが「通信の内容そのもの」は問題とされないと云う解釈も成立するだろう。その通信の内容がバイク同士でのツーリングに関する話に終始しようとも、その運用が「無線技術の興味」に依って行われるなら・・・「個人的に無線を楽しむ」事は充分にアリだと思うのだが・・・。

さて・・・、山陽道西進中にOさん夫妻に追い抜かれたモノの約束の9時半には待ち合わせ場所の福山SAに到着した。SA内は改装中で奥まった処の喫茶コーナーで休憩後、高速道路に戻り福山西ICで降りしまなみ海道を目指すが、先導する数台が福山西ICを通り過ぎて行ってしまう。(まさかバイクだからと言って高速道路を逆行する訳にもいかないだろうし、だからと云って付いて行くのも憚られて少々悩んでしまう)どうせ瀬戸田PAで休憩と決まっているのだから、取り敢えずは瀬戸田PAを目指すのだろう新たな先導車に従って進む。瀬戸田PAで待つ事30分位で福山西ICを通り過ぎてしまった皆さんも合流できたので休憩を終え再出発をした。途中で妻から燃料警告が点いたと聞いたのでしまなみ海道最後のPAで携行缶から2Lの燃料を妻のスポスタに補給し高速を降りた後の最初のGSでガソリン補給を行った。

目的地タオル美術館ASAKURAを休憩時にナビにセットしたのでしまなみ海道を渡りきった後は不肖私の先導で進む。(ま、本人がバイクに乗るのが精一杯な関係で・・・)先導車としては失格で何度か信号の切れ目等で分断されてしまうが何とか到着する事が出来た。バイクに搭載しているナビは、米国GARMIN社Zumo550をホンダが小改良したGathers M Naviだが、ルート検索方法が「時間優先」「距離優先」「直行」等々が在るが正直何が何だか判らない。バイク乗りの多くがそうなのか・・・高速道路を走っていても(距離が大回りになるからか?)頻繁に一般道に下ろそうとするのが玉に瑕だが、ヘタレで標識を見落とすかも知れない私には不可欠である。(因みに、目的地に知らない場所を入れた場合は自信を持って先導出来ないが、自宅を目的地とした場合は絶対の信頼を置いている。)

タオル美術館ではOさんが中華料理のフルコースを予約済みだそうで、又、ゴージャスなランチを頂くので肥満と帰路の居眠りには気をつけないと・・・。で、案の定、豪華な中華料理がコレデモかと出て来て勿体無い話だが後半は半分以上食べ残してしまう。車なら、包んでもらってお持ち帰りもアリだろうがバイクなので断念。食べ過ぎて苦しい私は、美術館内を散策する皆さんと別れ駐車場の木陰で暫し昼寝。

帰りは自由走行と云う事で福山SAまで各自帰る事になる。しまなみ海道に入るまで何故か先導車を務めさせて頂き、高速道路に上がったがユックリ走る黒塗りのセドリックに追い付いたら反転式パトランプが現われ「はい、ゆっくり走りましょうね。バイクの皆さん、絶好のツーリング日和ですがゆっくり安全に走って下さいね。」と拡声器で叫ばれて・・・ドキリとする。私のFLTRにも15Wの拡声器を取り付けて在るのでマイクでお礼を言おうかと一瞬悩んだが高速交機の方とトラブルに発展するのは避けたいので制限速度で進行する。非常駐車帯に停まった覆面パトカーは、それ以後動かないのか?私の位置からは確認できないまま制限速度で進んでいたら、後続の皆さんが加速して次々追い抜いて行かれた。恐る恐る私も速度を上げて追従して行ったが、先行車とは段々離れていき家の夫婦2組だけ取り残された様に感じられた。だが、後続にもツーリング仲間が居た筈なのでヘタレ夫婦は車の流れに合わせて福山SAに到着した。帰路も燃料不足になる可能性がある妻のスポスタだけはGSで燃料補給し、自由解散と云う事で自宅に帰り始めた。最初に出発した我が家だが途中随所で追い越されて多分最後尾なのだろうが、妻は100Km/hジャストが走り易いとの事なので、それに合わせて先導し帰宅した。

数ヶ月ぶりに復帰したお仲間ツーリングだったが、数ヶ月のブランクと皆さんの鍛錬の成果で大きくレベルに差がついた様に感じた。それよりも何よりも僅か150Km程のツーリングだったが・・・心底疲れてしまった。で、自宅の狭い車庫への入庫から免れるべくバルコム岡山に初回点検(今回のツーリングで納車後5ヶ月にして、やっと800Kmを超えたので)に持ち込んでタクシーで帰ってしまった。

来週はUSJなり東条定例オフなので、2週間後までに引き上げに行かないと・・・
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