小春的“かわいい・気になる・くまなく・けっこう・心地良い~♪”

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さよなら外猫しーちゃん

2009-01-22 15:01:12 | 小春的〝小日常〟
私のショックです度   

 は人につくのでは無くて、 につくと言われるけれど、それをまさに証明したかのようなメスの外猫(野良猫)しーちゃんが老衰で死んじゃった気がする  ←まだ確定ではないんだけどね、そんな気がしてる。

毎日必ずうちにえさを食べに来ていた。
気が向くとそのまま日がな一日寝ていくのね。
夏は縁側の敷物の上。冬はコタツ布団の中。

態度はたいそうえらっそう。
うちの飼い猫たちが近寄ろうものなら「ウゥゥゥゥー」と声で恫喝。
それにビビって向うへ行ったらよしなんだけど、何と言ってもいじめられた事がないから太平楽に育っていて好奇心は旺盛な飼い猫たち。
恫喝声さえ珍しくてさらに近寄ろうものなら目にも留まらぬ速さで手が出て顔を引っかく。

野良猫の中の野良猫クイーンって感じだった。
迫力あった。
喧嘩早く強かった。

半面で野良に似合わずの人好き。
撫でてやると同じ猫とは思えないほど甘い声を出して手を舐めてくる。
コロっと変わることを豹変と言うけど、豹だって元々ネコ科なんだから猫変でもおかしくは無いよね。

とにかく人には懐いてるけれどプライドは高い最強猫だった。
どこかいつまでも生きるんじゃないかというぐらい長い年月我が家に通って来た。

だけどね、去年末からやせてきて、えさをあんまり食べなくなってきて心配だったの。そのくせ気の強さはそのまんま。
相変らずうちの猫たちは声で恫喝され後ろずさりで逃げていたんだけどね、
先週からうちには来るんだけどえさは一切取らず水だけ飲んでいた。

それでも4日前まではいつもお気に入りにしていた庭の木で爪とぎをして私を見ると寄って来てニャアーと鳴いていたんだけどね、足元がおぼつかなくてやせ細って見ているのがつらかったよ。

元気だった頃は屋根の上にいるのを見つけて「しーちゃん」と私が呼ぶと屋根と塀をスルスルと伝うように降りてきていつの間にか足元をグルグルしていた。

そんなしーちゃんが最後にやって来たのは一昨日。
一歩歩くのもヨロヨロしながらやってきた。
少しでも食べて欲しくてえさを用意してもやっぱり食べない。
義理堅く水だけ2.3口飲んでつらそうに鳴く。たまらなくてこたつの中に入れてあげたんだけど1.2時間経ったあと出て行きたい素振り。

出て行ったらもう帰ってこない気がしたからこのままここで最後のときを迎えさせてやりたい。庭に埋めてやりたいと思ったけどどうしても行きたいと意志を示す。
帰って来ないかもと思いながらしーちゃんの最後になるかもしれないプライドを通させてあげるのが尊厳で今まで我が家に沿ってくれた恩に報いることだと考えて扉を開けてあげたらヨロヨロしながら出て行ったのね。
後姿ずっと見送ったよ。

しーちゃんの正確な歳はわからないんだけど、今年で丸15年我が家に通ってきてたんだよね。

その頃家で飼っていたネコの遊び仲間として初めて来た時、既に大人の猫だったか
ら17歳以上だと思う。

猫は一年目で 20-21歳 になって
そのあとは猫の歳を人間の歳に換算する計算法によると

4年までが成人期でネコの年齢 x 6 + 15

10年までが中高年期でネコの年齢 x 5 + 20

15年までが高齢期でネコの年齢 x 4 + 30

20年までが老齢期でネコの年齢 x 3 + 45
歳を取っていくと聞いている。

一番若く計算して17歳だとしても96歳。
仕方ないのかもしれないね。
外猫(野良猫)の平均寿命は本当に厳しくて3歳チョイとも聞いているから
うちで食べていたからえさの心配は無かったにしても奇跡に近いとは思うんだけどね。

それはそれとしてやはり寂しい。
しーちゃん私にお別れを言いに来てくれたんだと確信してる。

本当に本当に長い間ありがとう。

本当に本当に長い間お疲れさま。

どうか虹の橋を若かった日の姿に戻って駆けて渡って行ってね。

どうかいいところに召されいい姿で生まれ変わってね。

猫としてこんなに頑張って生き抜いたからしーちゃん出世して今度は人間界に生まれてくるかも?なんて少し考えていました。

さよなら外猫しーちゃん。
姿が今も目に浮かびます。
携帯に最後に収めた写真ずぅーっと保管するね。

通い猫を無くして大丈夫かどうかの自信まだ無いよ 
弱虫の私。

虹の橋の上から見守ってね。

寿命のサークルが違うから人間は猫や犬を見送る運命にある。
それが定めとわかっているんだけどね。
で、それでも大の猫好きの私は猫と関わっていきたいんだから仕方ないんだけどね、
これだけは慣れな~~~~いよ。

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 ありがとうございます。
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