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バラ1輪開花

2020-05-06 17:18:38 | 小春的〝小ブツブツ〟
私の真紅度   

庭にバラの木が1本ある

祖父が植えたと祖母から聞いたのだけど

詳細な年は知らない

だけど5.60年位は経っているのでは

今は名前からしてすごいバラがいろいろあって

色も多種多彩なのだけどね

遥か昔だから

花の大きさは中輪

色は真紅

英語で言えばスカーレット

 ってまだ記憶に新しい

終わって程ないNHK朝の連続ドラマのタイトルですが

今日1輪だけ開花したのだけど

本当に赤い

今日は雨気立っていて

曇天で

トーンはうす暗いのだけど

新緑の枝と葉に対比する真っ赤なバラ

絵心も文才も無い私

形容が稚拙で申し訳無いのだけど

秘めたる血潮を見せつけるように

赤くただ赤く咲いている

そんな感じ

私にとってはやさしいだけの祖父だけど

社会人としてはかなりな高い地位でリタイヤーを迎えた

地方出身だから

競争する人間が東京に比べたら少ない事を差し引いても

子どもの頃から滅多と出ない優秀な生徒と言われ

進む学校毎に一流と言われるところを

上位で卒業したよう

そんな祖父が

リタイヤー後は

政治家に転身しないかと

誘われること時にあったよう←祖母から思い出語りに後に聞いた

だけど

転身はおろか

仕事も一切せず

今もある

庭作りや

私も時々やっている

野菜作りをして晩年は好好爺をしていたというわけです

そんな祖父が植えた

バラが歳月を経て

祖母よりもずっと早くに亡くなったのだけど

花を咲かしている

植物の寿命は凄いわぁー

そういや

祖父の残した自筆の書き物を

見たことがあるのだけど

昔の人だから

ほとんど文字を書かなくても事足りる

私たちに比べたら当たり前だろうけれど

字がうまい

祖母も教師あがりのあと

書道教室を開いて

1クラスぐらい子どもを常時集めていたぐらいだから

字には自信があったと思うし

事実うまいのだけど

私は祖父の字の方が実は好き

味わいと言うか

人柄と言うか

良い味を出した字と言うか

いい人生を歩んできっと悔いが無く

もう欲も無かったのだろうと

感じられるそんな字なんだなぁー

人柄だけなら

祖父の方がずっと祖母よりも良い人だったと思う

私は近しい先祖にはちっとも似ず

愚かだし

やる気も

秘めたる闘志もまったく無い俗物だけどね

少し昔の日本人の

優秀さは信じられる

自分の祖父と祖母の存在を通してと言うところは大きい

祖父は子供の日5月5日生まれ

毎年その前後に

祖父が植えたバラは先ず1輪だけ決まって

花をつける 

でそのあと一杯咲くのだけどね

単なる偶然が続いているだけかも

だけど

私が覚えている限りここずっとそう

感情を荒ぶらせたところ

1回も見たことない

泰然としていた祖父の思い出

時に怒ったり笑ったり

歌を唄いながら料理を作っていた祖母と対比させると

二人が夫婦だった事が不思議なぐらい

故郷が同じで結婚したのだけど

祖母の家はそこら近辺で一番豊かで

下働きに来ていた人も多くお嬢さまだったらしい

祖父の家は普通の農家

長男として生まれたけれど

農業は継ぎたくなかったらしい

だから家は弟が継いで

上京

幸い地頭は良かったから

高等教育を修め

食べていけた

その当時としては珍しく

2年ほどだけど海外赴任もしたらしい

泰然として寡黙で穏やか

何の欲も無かったような祖父の話

私がまだ小さい頃に亡くなったから

祖母経由で聞くことが多かったのだけどね

本人からもっといろいろ聞きたかったと思う

バラは何も語ってくれないからねぇー

だけど

重複だけど

今も変わらず祖父の誕生日5/5日前後に

必ず開花する不思議さ

過ぎると

何とはなしに忘れているのだけど

真紅のバラが開花すると

あー今年も咲いたと

思い出す

にしても

私は一体誰に似たのかい?

何でこれほど愚純なんだかなぁー

庭のバラに問うてなんてやらない

仕方無いさと言うかのごとく

風も無いのに少し揺らぐだけだろうから

でもね

祖父の地頭欲しかったよ(本音)

同じく頭も良かったけれど

その分だけ少し棘を内面に秘めた

どんな場面に陥っても

生き抜けるだろう祖母のバイタリティーも

私は継いでないしね

ちっちゃな頃

お前みたいなお人よしでは世の中を渡っていけないと

祖母に怒られた事があった

竹みたいにまっすぐだけど

正直でも前にバカがついたら

ただのバカ正直だとも言われたな

まんま当たっているから

言葉無かった

歳は薬

今じゃ酸いも甘いも苦いも世の中にある事知ってるし

ピュア真正イイ人

とっくに返上したけれどね

気概もやる気も才覚も無く

努力もせず

少しだけブラックを身に着け

今の私となった(爆)

まぁ自分が食べる分ぐらいは稼いでいる

私の器量だもの

むべなるかな←もっともなことだなぁーって感じの意味デス☆

そんな一人語りさえ引き出す

祖父の真紅のバラ一輪の開花 

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