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映画「そして父になる」

2013-10-01 23:38:19 | 小春的〝小映画〟
私の泣きはしなかった度  

福山雅治さん主演映画「そして父になる」観て来ました。

そういや以前観た、東野圭吾さんのガリレオシリーズ映画化第二段「真夏の方程式」も

福山雅治さんが主演でした。

独身で変人物理学者役と一児の父親でエリート社員役

全く違う役柄なのだけど本質は子どもは苦手と言う点は似ているかぁーと思いました。

でね、今回の映画「そして父になる」

封切り前から第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞が話題でしたね。

続いて第38回トロント国際映画祭にも出品。

先月28日の初日舞台でドリームワークス製作によりハリウッドリメイクも発表されました。

勢いのある映画そのものだと思います。

私が見たのは次の日の9/29日でした←ちょい感想から脱線しますが・・・

本当は初日に観たかったのですが

実を言いますと広島県の鞆の浦に行っていまして・・・ブログは遠隔操作UP

初日は見ることかなわずで、日曜まで仕事はムリヤリやすみにしてあったのとチケット予約もしてあった。

どうしても行かなきゃじゃないとさすがに疲れた。やめた。家帰ってやすもうになるからねぇー。

帰った足経由映画館。そのまま観でした。

ご存知の方も多いと思われですが

鞆の浦は宮崎駿監督作品映画「崖の上のポニョ」の舞台ということでも有名ですが

現在公開中の映画「X―MEN」シリーズ「ウルヴァリン SAMURAI」のロケ地にもなっています。

ヒュージャックマンさんも鞆の浦をとてもお気に入られたとか

有名な「常夜燈」ちゃんと写真におさめました。

「いろは」というけっこう有名なお店で鯛漬け御前をいただきました。

ナイトキャップ代わりに買って来た十六味保命酒飲んでいま~す。

どんどん脱線続きそう。なのでここまでデス☆

可能でしたらまた旅行記としてUPするかもです←これにて終わり可能性も多いにありやデス☆

映画「そして父になる」感想に戻します。

一番のテーマってなんだろ?

生物的には子どもが生まれた時点で父に違いないのだけど

私はですが、いろんな思いの積み重ねや経験を通じて精神面でも父になって行く。

そんな感じしましたね。

予告バンバン流れていますね。

見終わったあと、普通だったら予告では流さないだろーな最後半の重要なシーンまでも

予告で流れていたんだなー。

あらすじも予告で流れているので多くの方がご存知だと思います。

ある日6年間育てた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだった。

大きな波紋が起こるのだけど

大昔にあったと聞いたことはあるのだけど、今時でもそんなことあるんだなーと思っていたらば

どっこいでした。

映画の中で描きたかったことにあまり影響があるとは思いませんのでネタバレしても大丈夫判断

私生活がうまくいっていなかった産院の看護師の嫉(そね)み。

まんま意味通り展開。

エリートのだんなさまを持つ絵に描いたような幸せな奥さんを見て

自分とダンチに思え同じような不幸になれ!悪意で取り替えた

だけど、既に時効成立。

それを知っていて今頃になって自分の生活が軌道に乗ってきたから心の重荷から逃れたくこの際告白経緯って

こっちの事件の方が負けず劣らず大ごとだろーと思いきや

再婚先の子どもがその看護師←さすがに元だろうけど。

いくら何でもそれさえお咎め無し。

今も仕事続けていますは無いだろーだけど

ギクシャクしていた再婚した夫の生(な)さぬ仲の子どもがその推定元看護師を庇ったところを見て

あっさり引き下がり。ない、ない。報復とまでは行かなくても普通の感覚の人間でも何らかの法的処置

刑事事件としては訴訟しても公判が持たないならば民事で莫大な賠償を請求する

まだまだ引きずっててもイイ?倍返しだ!(苦笑)

だって、お金の問題じゃない・・・。

そう、取り違えられた子どももまたお金で解決出来るものではなくて

福山雅治さん演じる野々宮良多にとって初めて自分の思い通りにならない

自分でコントロール出来なくなった事態なのだろうなー

そして私はですが、日本で言われる相反する言葉

「氏より育ち」⇔「血は水より濃い」⇔「産みの親より育ての親」なんかも思い浮かべながら

仕事の面とか学歴とか収入とかではきっと野々宮良多の方が遙かに上なのに

リリー・フランキーさん演じるパッとしない斎木雄大@お父さんの方が

子どもニーズ特化ならば壊れたおもちゃを直してくれたり

凧揚げや花火をしたりキャンプに連れて行ってくれる。

ヒーローなのだろうね。

で、こりゃいかん。負けてなるものか・・・

テントの張り方をネットで調べたり変化兆しでした(笑)

なのに交換した本当のこども琉晴は元の家に帰ってしまう。

6年間育てた息子だった慶多は多分に必死に我慢していたんだねー

良多の声を聞くと押入れに隠れたり逃げ出したりで。

恋しい。けれど捨てられたみたいな。

子どもの素の演技。目の表情。いいなぁー。

監督・脚本・編集の是枝裕和さん、本当子どもの使い方うまいなぁー、もちろん子どもの演技もデス

思いましたね。

あとNHK・朝の連続テレビ小説「カーネーション」以来ドエラキツイ女性イメージ

私はですがどうしても持ったままなのですが(爆)

ごく普通のお母さん、みどり役お似合いでした、尾野真千子さん。

最後まで起伏はそれほど大きくなかったのですが

劇場内たくさんの女性の涙腺が緩まれたようで。

あちこちグスン  聞こえて来ました。

中のお一人は泣かれているうち咽(むせ)てしまわれたよう。

咳が中々止まらなくてお辛そうでした。

あの後大丈夫だったかな?

ちなみに私は涙は出ませんでした。

お客さんの入りは私の観た日に限ってしかわかりませんが

最前列と2番目の席を除いてほぼ満席でした。

これ以上のあらすじはまだ公開間も無い作品。やめておきます。

最後にキャスト一部重複プラスもう少し詳しくご紹介。(長くなりますので敬称略お許しを!)

監督・脚本・編集 是枝裕和

キャスト

福山 雅治・野々宮良多
尾野真千子・野々宮みどり
二宮慶多・野々宮慶多
樹木希林・石関里子
夏八木勲・野々宮良輔
風吹ジュン・野々宮のぶ子

リリー・フランキー・斎木雄大
真木 よう子・斎木ゆかり
黄升・斎木琉晴

國村隼・上山一至

以上です。

今日のポイントQ
リサイクルのための材質表示マークでペットボトルを表す数字は?

1
2
3
4

○1←思わず家のを見ました。

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