ラーメンズ第16回公演「TEXT」に3回参加してきました。
いつもは、面白かったな~とかこんな感じだったっていうことくらいしか書けないのですが、今回はとてもいろいろと考えました。
ラーメンズの公演の中でも、とびきり台詞が多いのではないかしら?ということと、6つのコントがいろんなところでリンクしているようで、気が抜けないのです。
一つ目のコントは、ドラマチック五十音教材ポスターとでも言いましょうか。五十音全てで、作文を完成させてしまうところは“ドラマチックカウント”が思い出されました。また、五十音全てっていうのは47都道府県を使った“不思議の国のニポン”的な感じもしました。
三つ目の透明人間の存在を証明できるか?というものは、“金部”でお金が増えたり減ったりする、かけあいを彷彿とさせるものでした。
五つ目のギリギリジョッキーはもちろん“タカシと父さん”と“怪傑ギリジン”のコラボって感じでしょう。
この三つが私的には過去のコントがふと思い出されるものでした。
そして今回は、目に見えるものと見えないものの対比と言いましょうか、印象的に使われている感じをうけました。
一つ目のコントに出てくる、社鬼ですが「いつもここから見守っていたよ。」といつもは社長室にいる見えない存在なのですが、実はバイトとして働いていたりもする・・・。
最後のコントは銀河鉄道の夜がモチーフなようですが、これも金村はいつのまにか見えない存在になっています。
三つ目の透明人間は文字通り、見える!見えない!とやりあうシーンがいっぱい。
見えるから存在する。見えないものは存在しない。本当にそう言えるのかな?と問い掛けているのでしょうか?
なんだかうまくまとめられなくて、いろいろ考えがぐるぐるしておりますが、もうひとつだけ。
これは、自宅に帰ってから「はっ!?」と思ったのですが、(あくまで勝手に、ですが:笑)四つ目のコント。不条理な条例は、以前賢太郎さんがお気に入りの本として紹介されていた、レーモン・クノーの「文体練習」の方式をコントにして、身体で表現したものではないのか?ということです。
「文体練習」は「ある日バスのなかでおこった喧嘩の顛末とその張本人を後でたまたま目撃した。」という内容を99通りの書き方で表現している本です。
コントの方の、飲み代を手に入れるのに強盗に行くという内容を「条例が出た」という一言だけでシチュエーションを変え、5通りで見せるというやり方は、ほんとにスゴイ!と思うわけです。
公演タイトルが「TEXT」というだけあって、いろいろ考えさせられますし、脳みそのトレーニングをさせられてる感じがしますね。
恥ずかしながら、「銀河鉄道の夜」は読んだことが無かったので、次回の福岡公演までにしっかり読んで、きっともっとたくさんあるであろう伏線に、少しでも気がつけるようになりたいです。
いつもは、面白かったな~とかこんな感じだったっていうことくらいしか書けないのですが、今回はとてもいろいろと考えました。
ラーメンズの公演の中でも、とびきり台詞が多いのではないかしら?ということと、6つのコントがいろんなところでリンクしているようで、気が抜けないのです。
一つ目のコントは、ドラマチック五十音教材ポスターとでも言いましょうか。五十音全てで、作文を完成させてしまうところは“ドラマチックカウント”が思い出されました。また、五十音全てっていうのは47都道府県を使った“不思議の国のニポン”的な感じもしました。
三つ目の透明人間の存在を証明できるか?というものは、“金部”でお金が増えたり減ったりする、かけあいを彷彿とさせるものでした。
五つ目のギリギリジョッキーはもちろん“タカシと父さん”と“怪傑ギリジン”のコラボって感じでしょう。
この三つが私的には過去のコントがふと思い出されるものでした。
そして今回は、目に見えるものと見えないものの対比と言いましょうか、印象的に使われている感じをうけました。
一つ目のコントに出てくる、社鬼ですが「いつもここから見守っていたよ。」といつもは社長室にいる見えない存在なのですが、実はバイトとして働いていたりもする・・・。
最後のコントは銀河鉄道の夜がモチーフなようですが、これも金村はいつのまにか見えない存在になっています。
三つ目の透明人間は文字通り、見える!見えない!とやりあうシーンがいっぱい。
見えるから存在する。見えないものは存在しない。本当にそう言えるのかな?と問い掛けているのでしょうか?
なんだかうまくまとめられなくて、いろいろ考えがぐるぐるしておりますが、もうひとつだけ。
これは、自宅に帰ってから「はっ!?」と思ったのですが、(あくまで勝手に、ですが:笑)四つ目のコント。不条理な条例は、以前賢太郎さんがお気に入りの本として紹介されていた、レーモン・クノーの「文体練習」の方式をコントにして、身体で表現したものではないのか?ということです。
「文体練習」は「ある日バスのなかでおこった喧嘩の顛末とその張本人を後でたまたま目撃した。」という内容を99通りの書き方で表現している本です。
コントの方の、飲み代を手に入れるのに強盗に行くという内容を「条例が出た」という一言だけでシチュエーションを変え、5通りで見せるというやり方は、ほんとにスゴイ!と思うわけです。
公演タイトルが「TEXT」というだけあって、いろいろ考えさせられますし、脳みそのトレーニングをさせられてる感じがしますね。
恥ずかしながら、「銀河鉄道の夜」は読んだことが無かったので、次回の福岡公演までにしっかり読んで、きっともっとたくさんあるであろう伏線に、少しでも気がつけるようになりたいです。
そうそう、文体練習・実演バージョン。
私も同じこと、思いました。
文庫本は読みすすめる度に、思い当たる場面が現れて、通勤電車の中で夢心地です(笑)
スゴイですよね、賢太郎さん。頭の中を見てみたいです。(笑)
私も今文庫本読んでます。いろいろ反応するところがいっぱいで、ニヤニヤ怪しい人になってます☆
私は透明人間のコントを見た時に、「この条例、次のコントで使う伏線かなぁ」と思ったら、本当になっててビックリしました。(笑)
最後の銀河鉄道は、宮澤賢治を一時ハマった時に愛読していたので、最初で気付いたのですが、最後はホロリとしてしまいました。
「文体練習」は2005年9月のPS(PRETTY STYLE)という雑誌で賢太郎さんが好きな本として紹介されてたものです。自宅に2冊、アトリエに1冊の3冊も持ってらっしゃるそうですよ☆
薄い本ですけど、3000円くらいしますので、図書館などで探されてみてはいかがでしょう?けっこう面白いですよ。
透明人間、透明の定義が面白いですよね。ペットボトル人間て!(笑)次のコントへの伏線を見抜かれたんですか!!すっげ!すっげ!!リスペクトっす!!
そして、最後のコントは確かに少しジワアァ~~ッときますよね。奥が深そうです。じっくり本を読んで予習したいと思います。次の福岡公演(講演だったりして:笑)までにネ☆
そうなんですか、三冊も…、自宅に二冊て…。
はい、図書館で探して見ます☆
はい、小林さんの話術に嵌っていた仁さんが今度不思議ワールドで小林さんを混乱させる感じが良かったです。(笑)二回見て、この件、違う感じになってました。はい、ペットボトル人間には笑いました。
なんとなく、やたら、条例条例いうなあと思ってただけですよ。
はい、宮澤賢治の作品は少し今回のコントに通じるものがあるかもしれません。私も、もう一度読みかえしてみたいと思います。
はい、二つの意味を持つ、こうえん(講演・公演)楽しんできてください。
あっと言う間に、天王洲公演が終わりましたねー。
自分用の備忘録、透明人間のくだりは思い出すのが難しくって。賢太郎さんって、よくこんがらがらないなーっ(笑)て、感心してしまいますよ。
宮澤賢治の文庫本はご一緒してたあきあかねさんが、ゲットしてきてくださったのですけど、深いですよねー。未完の作品だったのでしょうか?いろんなバージョン(解釈?)もあるような・・・。いろいろ読んで研究したいと思います。
おすすめがあったら、教えてくださいねっ☆
なんだか、何も手に付けられない状態です。
透明人間は脱逆非不透明人間になるまでに私は何が何やら状態になってました。(笑)
そうなのですか、文庫本も良いですよね。
はい、彼は早世だったので………。
私のイメージとしてはますむらひろしさん(ちょっとうろ覚えなのでもしかしたら間違っているかもですが、すみません)が猫達で銀河鉄道を映像化(アニメ化)しているのがわかりやすかったと思います。
作品としては、注文の多い料理店、セロ弾きのゴーシュ、やまなし、永訣の朝などが好きです。……て、私の好みはいらないですよね(笑)
確か、三上ヒロシさん(すみません、漢字が思い出せませんでした・泣)が宮澤賢治の役で映画に出演していましたよ。賢治の半生がわかると思います………。
宮澤賢治情報もありがとーございますっ!
猫のアニメのものは、なんとなく「ああ、あったみたいな。」って思いました。今度探してみますね。
注文の多い料理店や、風の又三郎、よだかの星なんかは読んでるんですけどねえ。なぜか銀河鉄道の夜は読んでない、自分って・・・。注文の~は私も好きですよ~。
ああ、三上さんの映画、ありましたね。こちらも今度探してみますネ。
いえいえ~、お役に立てて頂ければ嬉しい限りです☆
はい、アニメのはわかりやすいしイメージしやすいと思います。
風の又三郎、よだかの星も良いですよね。
注文~は、是非ラーメンズのコントに使って欲しいです(笑)
はい、参考になれば嬉しいです☆