こういう写真を撮るには、カメラを長時間外気に晒しておくことになるのですが、数分でレンズが曇ってきて失敗写真にしてしまうことが多い(写真は長野県喬木村にて2012年4月)。
前々回のブログで書いたことだけど、結露防止策としてカイロをレンズに当てる方法がある。ただ円筒形のレンズに板状のカイロを無理やり付けるので、どう見てもスマートじゃない。
ネットを見ると結露防止のヒーターを自作されている方がいる。製作記事を読むと、特別高度な知識やテクニックが無くても出来そうなのでやってみることに。
まず材料。ニクロム線が無ければ始まらない。近くのホームセンターには置いていなかったので、アマゾンのお世話になった。0.2mmの34.4オーム/m、210円。それと結線とニクロム線の被覆用に熱収縮チューブ。これも200円台。
右の写真はチューブにニクロム線を通し、ゴムシートに這わせアルミテープで留めているところ。アルミは熱伝導率が良いので適切かと思う。アルミテープを使った事例はネットには出ていなかったけど…。
ニクロム線の長さを15~16cmで切ると約6オームになった。エネループ2本の直列2.4Vの電気を通し、線を触ってみるチクッとした熱を感じた。しかし火傷するほどではないようだ。よしこれでやってみようと思って作ったのが試作1号。
試作2号はUSBポートから給電できるようにした。USBは5Vなのでニクロム線の長さは約30cmほどでカット。抵抗は約10オーム。これで人肌+α位の温度だろうか。USBなのでモバイル用の外部電源が使えるから、取り回しは良いと思う。
まだ室内での実験レベルだが、実際のフィールドでは如何なることに・・・・・。
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前回の記事、襟裳岬のGS廃業に伴い50kmはスタンド無しの話は誤報だったようです。元ネタは読売新聞。
地元では誤報の火消しを行っているとのこと。襟裳岬から札幌方面には15km地点の3件、帯広方面には13km先に1件のスタンドがあるということです。 IPS細胞の誤報もそうですが、報道機関はよりしっかりした取材をして欲しいものです。だんだんと自分の首を絞めていっている訳ですから。
私もニュースを鵜呑みにして、書いてしまったことを反省。でも新聞が信用できないって深刻ですよね。
今回も自作ですね。
モバイルブースターとか使えてUSB端子の試作2は実用性がありますね!
おそらくフィールドテストでも成功すると思います!
次は良い画像撮影の成功ですね~
作るのは楽しいからやっていることで、高度なこととかお金がかかり過ぎることはできませんけどね(笑)。
いずれにせよ、なんか考えて工夫している時って楽しいですよね。
あの写真にこんなご苦労があったなんて、感謝して拝見しなければいけませんね、心より感謝。
3号、どんな風になるのか楽しみにしております。
ところで、報道の信憑性は落ちる一方ですねぇ。
拙者、元々そんなに信用してませんでしたが、ここまで来ると情けないですね。
試作3号はシンプルで、始めから輪っか状にしました。鏡筒にスポッとはめるだけで使用可能。2号はデジイチのレンズにも巻けるので、そのままイキです。
夜空の写真を見る事は有ってもカメラのレンズが結露することは私は知りませんでした
夜空映してる時は寒いんでしょうね
アローンさんの日頃の努力に感服です
なので寒空の下、ずっとカメラの前にいる訳じゃないのでご心配なく ^-^・・・。