冒険家の植村直己。
五大陸の最高峰全ての登頂、アマゾン川6,000kmのいかだ下り、また北極点単独犬ゾリ到達など、いくつもの世界初の記録を打ち立てた日本人冒険家。
最後の冒険は昭和59年、アラスカの冬季マッキンリー峰の単独登頂。登頂の成功を伝える無線交信後に消息を絶ってしまった。当時、ニュースで大きく報道されていた。
その植村直己の偉業を紹介する「植村冒険館」なるものが、板橋区内に存在する事を最近知った。彼の亡き後、板橋区が植村記念財団を設立して開館したとか。
場所は蓮根。自転車で20分も走れば行ける距離なので早速に行ってみた。入館料無料。さほど広くはない館内だが、彼が使ったザックやシュラフ、アイゼンなどが置いてあり、多くの写真も展示されていた。展示品を見ていると、なぜか神聖な気持ちになってくる。
階下には関連する多くの書籍があって、その場で読めるし、貸し出しも出来るそうだ。
植村直己は昭和43年から、板橋に15年間住んでいたとか。場所は板橋区仲宿にある三畳一間のアパート。仲宿と言えばウチから歩いて数分の距離。何だか親近感を覚える。冒険は派手だけど、生活は質素だったんだろうな。
凄い冒険家だったので一度は行ってみたいと思います。
入館料が無料って良いですね!