長旅のまえに

好きなだけ、存分に、思ったまま、怒涛のように書こう

2023/11/23

2023-11-23 17:04:47 | 日記
友人からラインが来た。
「ねえ、うちの夫ってカッコいいの?」

えっ?
いやまあ、カッコいいという記憶はあるけど30年も昔の記憶だ。
なんでまた、いきなりこんな質問を?

脚を悪くして手術を受けたの。
夫に付き添いをしてもらって通院してるんだけど看護士さんたちが言うのよ。
「優しくて素敵な息子さんですね」って。

確かに3つ年下だけど夫だって60越えたのよ。
親子に見えるなんてあんまりよ。
マスクはしてるし髪は白髪もないし、私は手術してヨレヨレだし。

慰めようがない。
30年前、確かにカッコ良かった。
子どもサッカーのコーチをしててスポーツマンだった。

あれこれ、照れて言い訳しても友人が夫にベタ惚れなのも気付いている。

看護士さんに息子と間違われるのも何度もあるらしくて夫自慢と悔しさとみじめさがミックスされた心情のようだ。

「30年前、かっこよかったよ。スポーツしてるから姿勢もいいし。だから若く見えちゃうんだよ、姿勢って大きいよ」

今も変わらず夫に恋してる友人が微笑ましくも羨ましい。

2023/11/23

2023-11-23 09:39:39 | 日記
見終えた。
早送りに早送りを繰り返して。
スプラッタシーンはなぜか夜であったし暗くて私にはよく見えない。

脚本の中にはパロディやギャグが含まれていたけれど私には笑えなかった。
元々が笑わないタイプの根性曲がりだし。

泣けるかぁ。
これも無理だった。
立場の違いかもしれない。
土葬と火葬の国の違いもあるだろう。

私には「お願い!このまま私の大切な娘をどうぞ朽ち果てるまで静かに眠りにつかせてちょうだい」とすがりつきたい。

恋のエネルギーは強大で太刀打ちできそうにはないが。

2023/11/23

2023-11-23 08:57:51 | 日記
映画紹介の動画を見ていた。
Amazonの見放題にあるようだ。

見ようか、やめようか?悩む。
ノルウェーの「処刑山」である。
スプラッタホラーでなおかつコメディなのだそうな。

しかも副題がナチスゾンビVSソ連ゾンビ。
ノルウェーだから作れるのか?
虐殺シーンが大量で不謹慎であるのにどうも涙ぐみたくもなるらしい。

殺戮映画は嫌いだ。
だけど怪談映画で涙するのは嫌いではない。
途中で心が折れたらリタイアしよう。
本物の殺戮ではないのだと我が身に言い聞かせてさあ、これから観るぞ。




2023/11/23

2023-11-23 05:55:05 | 日記
今朝はカプチーノ。
台所のドアノブにぶら下げた赤いエコバッグからランダムに取り出して飲んでいる。
苦味が心地よい。
でもお子様舌のせいかブラックが飲めない。
ブラックを片手にハイヒールで脚を組ながら推理小説を喫茶店の片隅で読んでみたかった。
ささやかなようでそんなことは不似合いな私には壮大な夢であった。

美人というよりカッコいい女性になりたかった。
チビ、ガリ、童顔、ついでにメンタルも誰かを助けられるほど強くないからますますカッコよさに欠ける。
無念だなあ。

童顔もそれなりに「時」は見逃してはくれないので老けてくる。
もう未成年に見えて悔しいなんて思いはしない。

あの時、悔しさに唇かみしめたのは若さという輝かしい瞬間だったのだ。

ブラックは胃痛になるしハイヒールは転ぶのが目に見えている。
大腿骨でも折ってしまえば惚けにも繋がる。
私の夢はなんと危険な夢にと昇格したのだろう。