ともわれ、買い物。カミさんの勧めで鯵を買う。
買うのも、さばいて刺身、塩焼き。するのは
カミさん。何もしない。ただそばにいるだけ。
運転もしない。ただ後ろに座る。話し相手。
今日もブースカに合えない。ムーミンも。
踊る気が知れない、店内ミュージック。
もっと軽快な曲を流してほしい。ねむたい。
雨が降ったりやんだり。おなかの調子が悪い。
いつものようにたいぎたいぎ卓球の練習。いいことないかな?
何もない。最後の片づけで囲いを運ぶ。軽い衝立。
3個持ったところえ、張怡寧がやってきた。手持ち無沙汰で
目を白黒している彼女へ、一つ渡す。言っとくがあくまで軽い
衝立。足りないと見るや2つ渡す。私は持ってない。からからと
女の妖艶な声で、笑いだす彼女。女の声の笑い声が館内に響いた。
ほかのおばさんが、腰を浮かせるかわいい声。よほどうれしかったのか
帰るあいさつを、敬礼で帰っていった。よしこの分ならカラオケに誘えそう。
手ごたえを感じながら、帰宅。アイスを2本。チョコレート。かりんと。
この分では、やせないな。むしろ糖尿病。心配。会計処理を済ませてシャワー
歯磨きも忘れない。いつでもキスができます。待ってるよ張怡寧。カードが来た
クレジットカード。どこが前と違う。期限も一緒。番号も一緒。なにICちっぷ
捨てれない。トットこーとしまい込む。古いカードの上をシラミが歩く。
外から子供たちの声が響く。ドッチボール。羨ましい。しかし女の笑い声とは違う。
キャハハはははははははのおばさんとは違う。妖艶な女の重い湿った笑い声。
まるで艶歌だ。ああーおかしい。今だに耳に残る彼女の笑い声。艶歌歌わしたい。
ええんかカラオケ。うん。行こう。こんな運びで迫りたい悶々な秋の夜長。私に勝ったら。
無茶な。勝てるわけない。唄で勝負。100点取ったらキスでどうだ。手の甲ならね。
降参です。まいりました。でも私が100点ならどうする?あじでいいです。そうか。
しかし君は毛深いね。ひげまで生えている。ああいつか白を抱いていた。ねむたい。