お留守番の日。トトとメイは、朝お見送りした後、晩までずーっと寝て、夜、妻とダンナが帰宅するのを待っています。二人でじゃれあうとはいえ、そりゃ、つまんないよね。
メイは、お留守番の日=妻のお着替え、と認識しているようで、最近、お留守番を察すると、新手のいたずらで防戦します。
「あのね、メイ、クローゼットのお洋服かけに上れるようになったの」
メイちゃーん、爪たってる。お洋服、ギザギザになっちゃうよお。
「ん?大丈夫、大丈夫。」
あああ・・爪たってる・・・。降りてもらえないかなあ・・・。
「ここ邪魔なのね。じゃあ、移動する。メイは良い子でしょ」
ああああああ・・・・被害が拡大する・・・・。メイちゃん・・・。
「はじからはじまで移動するのは、大変なのよ。バランスとらなくちゃだし。」
メイちゃん、今日は早く帰ってくるから。そしたら、キャットダンサーで遊ぼう。だから、お願いだから、降りて。
そして、翌日も、同じことを繰り返すのでした。洋服に猫の毛が付いていたり、肩のあたりがビミョウにほつれていたりするのは、このせいなんです・・。
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