育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

カンニングについて

2012年12月27日 | 日記
日本でもカンニングの問題はありますね。でも普通はカンニングがばれたときの結果を考えて、それなら普通に勉強したほうがいいと考えるものです。・・・と思いますがどうでしょう。一般的にカンニングをする人間は人格に問題があると見なされ、どんなテストかにもよりますが発覚すれば人生を棒に振るような制裁が科されます。それなら潔く0点を取った方が良い??とも言えないか・・・0点も不味いですからね。

ジュースのペットボトルに仕込まれたカンニンググッズ。


中国には昔から科挙という出世試験がありました。たとえ貧しくても科挙試験を受ける資格があって合格すれば一夜にして高官の座をつかむことが出来たといわれています。一世一代の大勝負ですがそれゆえ当時からカンニングが横行していたらしいです。ただし発覚すれば(死刑を含む)重罰が科せらました。それでもやるからには徹底してやるのが中国人のすごい?所です。

靴の底に仕組まれたグッズ


身代わり受験や偽造学歴証明書の使用などは当たり前で、インターネット上では「留学身代わり受験」の商売が大繁盛しています。最新のカンニング防止技術を駆使してもカンニング用のハイテク機器はさらに最新でまさにいたちごっこです。

耳に入れる奴。左が旧型で右が新型。取れなくなって病院にいった生徒を医師が密告して摘発!


このペンで書いた文字は、ペンの背中のライトで照らさないと見えない。普通の文房具屋さんで売ってるらしい・・・。


武漢では太陽の下、生徒たちは校庭で数学のテストを行ったらしいですね。

話題になっています。校長先生いわく「誰でも携帯など通信機器を持っていて不正は茶飯事。、小学生に誠実さが足りないのが問題だ。校庭でテストを行えば、通信機器などを利用してカンニングすることを防げ、実際の成績が分かる」。確かにこれは苦肉の策ですね。

将来良い仕事に就くためには良い大学を出ることが必須、良い大学に入る資格は良い中学高校を出ることで得られ、良い中学に入るには小学校の成績が良くないといけない。そんなこんなで親も貧困を逃れようと必死ですから、こういう状況になるのかもしれません。




もう一つの不正は試験官の買収。この対策としてある公務員昇級試験ではなんと小学生を試験監督にしてしまいました。なぜ?受験者は公務員、試験官も公務員、だから摘発が困難だと考えたからです。少し前にカンニングを摘発した職員が逆恨みされ暴力を振るわれたこともあるらしく、試験官の選んだ対策は「見て見ぬふり作戦」。この小学生試験官は200人以上の受験者から20名くらいのカンニングを摘発したらしいです。すごいですね。


受験者の「みんなでやれば怖くない」作戦
vs
試験官の「見て見ぬふり」作戦

さて勝つのはどっちだ!!



・・・・・戦っていません・・・・・




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