道東を発見する旅 第3の人生

バーチャルリアリティゲームの初体験

寒くなってきましたが、いかがお過ごしですか。今回は話題のバーチャルリアリティのゲーム体験を紹介します。

初体験、バーチャルリアリティ

先週、息子がプレイステーションVR(バーチャルリアリティー)を買ってきた。早速、自分もやらせてもらおうと思ったのだが、刺激が強すぎるようなので体験するだけにしておいた。

頭からすっぽりとゴーグルつきのヘルメットをかぶるところから始まった。

体験するソフトは「バットマン」にしてもらった。ソフトが起動して目の前に現れた世界は、映画館で3Dメガネをかけて見る3D映画を小規模にしたような感だ。

そのゲームは、自分がニューヨークの摩天楼の上に立っているところから始まる。眼を足元に向けるとずっと下の方に小さく道路を走る車が見えて足元がすくんでしまうくらいだ。

息子が「後ろを見て」、言う。自分は後ろを振り返ると視界が連続して360度続いている。

そこから、いくつかの場面となり、小道具のようなシチュエーションが色々出てきた。結構面白かったのだが、その辺で辞めておいた。いつの間にか20分くらい経過していた。

これは今までのゲームとは全く違う。あまりにも情報が多すぎるようで頭がクラクラするような気がした。

ここでVRの概要について紹介しておきます。

以下、プレイステーションのサイトから引用する

http://www.jp.playstation.com/psvr/hardware/index.html

PSVRとは

没入感を超えたまったく新しいゲームプレイ感覚

PlayStationRVRはPlayStationR4の魅力を高め、ゲーム体験をさらに豊かにするバーチャルリアリティ(VR)システムです。

VRヘッドセットをかぶると、プレイヤーの360度全方向を取り囲む、迫力のある3D空間が出現。独自の3Dオーディオ技術との連動によって生まれる圧倒的な臨場感により、ゲームの世界に本当に入り込んでいるかのような体験をもたらします

引用終わり

続いて、ゲームをしているとクラクラするらしいという情報です。

バーチャル酔い

PlayStation VR 「VR酔い」がヤバいらしい件と「不気味の谷」の話

http://vr.cravelweb.com/column/playstationvr-vr-sickness-uncanny-valley

そしてVR酔いがヤバいらしい

ところで、バーチャルリアリティ酔い(VR酔い)についてもいろいろと体験談が上がっています。

ポリゴンで作られた3Dゲームなどで、いわゆる3D酔いというものがあります。

一人称視点のゲームなどで、視点がグリグリ動くと船酔いみたいに気持ち悪くなっちゃうやつです。このバーチャルリアリティ版がすごいそうで。

例えば一人称視点のゲームの場合、VRだと目線の高さや地面の傾きなど、より現実に近い形で認識できるようになってしまうため、自分が普段見ている視界、自分の身長にあった視界と異なる高さを脳は敏感に感じ取ってしまうそうです。

また、ちょっと楽な姿勢でゲームをすることなどもあるかと思いますが、VRではちょっとした地面の傾きなども脳はそれを正しい地面として処理しようとするので、寝そべってゲームをしていたりするとそこで目に見えている映像と感覚との変なギャップが起こる。

そういった違和感を脳が頑張って処理しようとする結果、気持ち悪くなる。ということのようです。

リアルに近づけば近づくほど、気持ち悪い

これがまた、映像がリアルに近ければ近いほど酔いやすいらしいです。身近な映像、風景には慣れているはずなのに。

結局、脳がリアルで認識しているものに近づけてしまうことによって、ほんの小さなギャップに脳が混乱してしまい、結果気持ち悪くなっちゃう、という理屈のようです。

人間って、じっとしてても微妙に動いています。止まった映像のように見えても、それは脳が「手振れ補正」のような感じでその微妙な動きを意識しないように処理しているそうです。

なので、ピタッと止まった映像をVRで見ているだけでも、それはそれで脳が違和感を覚えてしまうのだとか。なんとも繊細なヤツです。

引用終わり

感想

やはり予想していたように、ゴーグルで見る3DのVRの世界は刺激が強すぎる感じがする。映画館で見る3Dとは異次元の刺激のようで体調に影響するレベルに達しているようだ。

また、情報量が大きいためだろうか、映像美が凄すぎる。

自分がやったバットマンでも不気味な風景が脳裏に焼き付いているが、「ホラー物」のソフトは音響効果ともども、とてつもなく怖く仕上がってるそうだ。

家を出て自立しているほうの息子が、自分にもやらせてくれと家に帰ってきたのだが、「ホラー物」をやった時、怖すぎて「ギャー」と叫んでいたと下の息子が言っていた。

息子は、まだソフトが十分出そろっていないけど、これから何か面白いソフトが出ればヒットするだろうと言っている。

しかし、自分は刺激の強さが体感の許容を越えて不快感になるくらいなのでVRではテレビゲームのように我を忘れて何時間もゲームに没頭するという状況は起こりにくく、今のままでは大ヒットは難しかなと思っている。

ただ、VRという新しい世界がこれで一気に身近になった事は間違いない。今後、VR酔いとか体感の許容度の評価が進むとさらに進化していくのだろう。しばらくは目を離せないようだ。

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