道東を発見する旅 第3の人生

契約のこと、秋色の風景、甘い物を欲しがる

契約のこと

前回の続き。昨日のお昼休みに、事務所に押しかけた。都合良く、自分が仲良くしている事務員さんとその上司がデスクに座っており、2人相手に自分の契約はどうなっているのかを聞いた。

返事は、「先生の場合、常勤です。契約更新はありません」という返事だった。逆に、「いつまでもいて下さい」と言われガクッと拍子抜けした。毎年更新という仕組みはないようだ。

検査室に戻って、技師長に意見を聞くと、「まず、何も言ってこないでしょう」、と言う。病院が大赤字だったら、ひょっとしてそれもあり得るかもしれないけど・・とも言っていた。だけど心配しなくても65歳が近づいたら、きっと「どうされますか、と言ってきますよ」というのが技師長の個人的な意見である。

緊張感がなくなった

今回の問題で、毎日の勤務に慣れてしまい緊張感がなくなってきて、毎日、漫然と時間だけが過ぎていく生き方になっていたことを反省する。

あらためて、離島で発見したマダニ感染症のデータも論文にまとめたいし、この病院に来て発見したいくつかのデータ分析結果も、確率モデルを使ってすっきりさせたいと思った。

2,3日、心が揺れ動いたがエコー検査をマスターしようと一歩踏み出したのは大きな収穫だ。

秋色の風景

秋が深まると共に、日照時間が短くなって、紅葉が進んできている。今回、自分が些細なことで意気消沈したことの原因に、この秋が深まりが関係しているのはないかと考えている。

何度も書いているが、人間は、大自然の急激な変化に弱いというのが自分の仮説だ。変化率が大きければ大きいほど心の姿勢が間に合わずストレスとして作用するのだろう。

どんどん短くなっていく日照時間と、退職の日が近づいていく事が重なり合って、不安感が増幅されていったのかもしれない。

季節性うつ病

北海道の離島で、3シーズン冬を過ごしたが、いつも10月から11月、12月にかけて糖尿病が悪化していく人が何人もいた。

東北や北海道では秋から冬にかけて日照時間の短くなり方が極端なので、気分が落ち込み鬱状態になる人が多いという事を知っていたので、それで説明できないかと考えて、糖尿病が悪化した人に、そのあたりを説明したところ、皆、一様に納得していた。

1ヶ月ほど前、この病院の糖尿病専門医の先生に、季節性うつ病と糖尿病の悪化の関連についての自分の考えを話したところ、全く聞いたことがないと言い、とても興味をもってくれた。

北海道と同じような現象が、大阪でも、秋から冬にかけて糖尿病の数値が悪化する現象が観察できるかどうか、そのうち解析してみたい。

キャンディ(甘い物)

季節性うつ病になっているかどうかの判断は「急に甘い物を急に欲しがるようになる」という事だ。甘い物を食べるとインスリンがでて血糖が変動し気分がスッキリするからだという。

契約の話から季節性うつ病へ、話がとびすぎかもしれないが、キャンディつながり(キャンディをあげた事務員がいてくれた事)で助けてもらったような気がする。

それに気がついて、昨日の午後は、キャンディを食べる量をガクッと減らしました。
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