道東を発見する旅 第3の人生

ベルギーのチョコ、e-ラーニング、刺青とMRI

金曜日!

今朝、嫁さんは2か月ぶりに職場に行った。やり残した仕事があるということで、しばらくの間、職場復帰することになった。同時に、自分の生活も落ち着きを取り戻してきている。

バレンタインのチョコ

昨日のバレンタインデーは、義理チョコも含めて何人かの方からチョコをいただいた。自分の立場上、気を使ってくれているのだろうけど、ベルギーチョコばっかりで、昨日から2日に分けて、仕事の合間にむしゃむしゃ食べている。やっぱり、ベルギーのチョコは美味しい。

その昔、フランスに住んでいた頃、フランス人でも「チョコレートはベルギーかスイスじゃないとだめよ、フランスのチョコはもう一つね」と言っていたのを想い出す。

それにしてもバレンタインのチョコを貰うなんて3年ぶりの出来事だ。離島では、バレンタインなんて縁のない世界だった。

3年前は、3倍返しなんて言葉はなかったと思う。いつの間にか、3倍返しをしなきゃいけなくなってるらしい。ゴディバの3倍の物だなんて、何を買えばいいのだろう。5個入りのセットをもらったのなら、15個入りのを買えばいいのだろうか。

自分の頭で考えるより、梅田のデパートの店員さん、あるいはグーグル先生が相談に乗ってくれることだろう。

e-ラーニングのこと

今朝、ゴディバのチョコをつまみながら、自分のデスクで、院内LANを通じて院内サーバーにアップされている安全対策講演会の録画ビデオを見た。

e-ラーニングは昨年の秋に病院に導入されたシステムだ。講習会などを欠席した人が個別に受講できるようにしたシステムで、便利なのはいいのだけど、メールで受講を催促されるのがうっとおしい。

さらにうっとおしい事は、部署の責任者あてに「お宅の部署の受講率は何%ですから、職員に受けるように指導してください」というメールが毎週のように来ることだ。

よっぽど管理職に無駄な精神的ストレスをかけ続けていいのかという返事をかいてやろうと思ったのだが、それも義務を果たした人(自分は受講済みの人)が言えるわけで、自分は未受講だったので文句を言う資格はないと思ってしまう。

また、受講してしまえばストレスを感じる度合いは激減するのだろう。という事でがんじがらめの状態が続いていた。

最終期限が明日

だが、それにも終止符を打つ日がやってきた。先週の初め、今週末が最終期限です、というメールを見て、あわてて今朝、時間をとって動画を見ることにしたのだ。

こんな時には、チョコがいらだつ自分を抑えてくれる。それも他人様から頂いたチョコなら尚更である。

4回に分けてある40分程度のビデオを、ゴディバチョコをムシャムシャ食べなべながら見終わった。最後に簡単なテストを解答して、あっさりと受講終了。内容は新しい3テスラのMRIについての説明だった。これが結構面白かった。

以下、知らない方のためにMRIの説明を引用しておきます。

MRIとCTの違いについて教えてください ヤフー知恵袋から引用

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111654166

回答

画像化する原理は、MRI:磁石、CT:放射線です。被曝という点で考えれば、MRIの方がいいです(被曝しません)。

空間分解能は、CTの方が優れています。濃度分解能は、MRIの方が優れています。検査時間は、CTの方が短いです。

臓器ごとで考えた方が、わかりやすいかもしれません。

頭部:MRIの方が圧倒的に優れています。ただし、出血(急性期)に関しては、CTの方が便利です。

肺:CTの方が圧倒的に優れています。MRIは、空気に非常に弱いんです。

腹部(肝、脾、腎など実質臓器):CTとMRIは、ほぼ同等です。

胆道系(肝内胆管、総胆管、主膵管など):MRCPと呼ばれる水強調画像を得られる点で、MRIの方がやや有利です。CTの高い空間分解能による胆道系描出もあなどれません。

子宮や卵巣、前立腺など骨盤領域:MRIの方が優れています。

頸椎や関節など整形外科領域:MRIの方が優れています。骨の3D画像は、CTの方がキレイです。

内耳や中耳など細かい耳鼻科領域:CTの方が優れていると思います。

消化管:CTの方がよいですが、MRIでも情報が得られます。ただし、内視鏡にはかないません。

思いつく臓器ごとに回答しました。主観も多少は入っています。

MRIの方がよいとは限りません。検査部位により使い分けが必要なんです。

引用終わり

刺青とMRI

印象に残ったのは、皮膚に刺青を入れている人の場合、日本の古典的な刺青だと染料に鉄分などの磁性体が混入されていることがあり、MRI検査をうけて強い磁場にさらされると、金属を電子レンジでチンしたときのように、刺青の色が変色したり大火傷したりするそうだ。

実際に刺青の色が変色している写真が提示してあったが、色が変わってしまうと迫力不足になって困るのだろうなあ。 

知ってる人は知っているのだろうけど、自分には縁のない世界だったので興味深かった。

MRIによる事故

MRIの磁力はあまりにも強いので酸素ボンベなどがぶっとんでいってガチャーンとくっついてしまう。また、以前の勤務先で聞いた話だが、ストレッチャーにハサミを置いたままMRIの部屋に入った途端、ハサミが尖った方を先端にビューンと機械に飛んでいったそうで、ものすごく怖かったという話を聞いたことがある。

今日は久しぶりに長くなった。

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