いみしん新聞・常陸の国

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上場企業オリンパスのピンボケ経営・・

2011-11-11 10:11:01 | 世相・意見
2011年10月14日に上場企業オリンパスはマイケル・ウッドフォード社長51歳を外国人社長は日本的風土の経営方針に馴染まぬと解職した。
オリンパス(株)の旧経営陣との対立から明るみになった千億円も損失隠し20年間の記録は最大のミステリードラマである。
オリンパスの光学製品やカメラは性能良くて評価されても経営はピンボケで不透明である。
会社の経営陣と監査役の経営損失の隠蔽処理は共謀で監査法人も強制権なく形式的で権限が小さく見過ごされている。
株主総会も東京証券取引所も20年間分からずじまいだ。
日本の資本主義の統治管理には重大な欠陥がありそうだ。投資家はこんな上場会社へ資本投下するのか?
他にも損失先送りごまかし処理の上場会社がまだある可能性があり市場の信用低下は否めない。
組織運営が長期化固定すれば必ず現状維持の既得権が生じて腐敗が始まる。
変化は善で現状維持は悪である。常に組織には新しい血を入れないと維持は困難になる。今回の事件は典型的な悪しき例なのだ。
「石橋をたたいて渡って崩落死」・・「赤信号みんなで渡り交通事故」笑って済まされない残念なことである。
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