いみしん新聞・常陸の国

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放射線被害の茨城県から1年間を考える・・

2012-03-10 15:15:06 | 世相・意見
2012年3月10日で東日本大震災と福島第二原発の放射線被害から一年経過する。
毎日公開される茨城県水戸市の放射線量は正常な自然界最大値0.056msv/hより2倍弱の数値である。
福島原発の水素爆発による放射線は1年間も放出し続けてこれからも改善されず被害を拡大させている。
収束などしていない。政府の発表は虚偽で信用出来ない。
住み慣れた故郷に戻れないのを含めて土地を追われた直接被害者は東北の地元でも30万人以上いる。
セシウム137は半減期が30年間プルトニューム139の半減期は1万4千年と途方もない期間の汚染である。
累積し続ける環境汚染は除去してもその始末は出来ないのである。安全になる保証は先々ない。
海洋も陸の関東平野から東北地方まで被害は半永久に続くのである。

茨城県東海村第2原発の防潮堤は5.3m津波は5mで僅かで助かった無策の幸運である。
国の定めた防潮堤の規定は福島原発と同じ5mである。現場で建設時にかさ上げされた高さで守られたのだ。
現在10mの防潮堤でも津波に対して危険と言われる。対策は行われていない危険原発が地元に数機存在する。
2012年2月に原発から30km内は危険地域とされた水戸市30万人と周辺で100万人がその対象になる。
そのような生活地域に安全と安心と虚偽で固めて建設して今頃その地域は危険とは何事か。
原子力推進の通産省など責任逃れに原子力保安院や原子力安全委員会など作り責任所在を不明確に画策している。
責任とった人はいない国政の政治家や行政機関の政府が最大の犯罪者で日本の悪の根源はここにある。
君主国家の官僚に都合が悪い「危険に対応する戦略基準」が何所にも存在しない国家機関が日本である。
憲法改正を含めて君主制下の民主主義など破棄して真の主権在民にする。そんな時代に来ている感じがする。
・・(文中の数値は概略で参考値である) (トップへ戻る)

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