豚へのワクチン摂取について、子ブタを含め、全ての豚にワクチン接種する事が必要だ。農家への指導を徹底しなければならない。
しかし、豚コレラを発生させた農家の人は、何故、子ブタにワクチン摂取しなかったのか?。
基本的に、豚コレラが発生した県では、「豚コレラウイルス」が「蔓延しているという認識」が必要だ。
人間で言えばインフルエンザと同じであり、感染した場合、ワクチン摂取していないと、感染した場合、インフルエンザの症状が酷くなるのと同じだ。
記事参照。
ワクチン接種の養豚場でCSF(豚コレラ)感染確認 愛知 西尾
2019年11月19日 22時24分CSF
愛知県西尾市の養豚場で、CSF、いわゆる豚コレラの感染が新たに確認されました。
この養豚場ではすでに大人のブタにワクチンを接種していましたが、ワクチンを打っていなかった子ブタから感染が確認されたということで、ワクチン接種が行われた養豚場では初めての感染となりました。
愛知県によりますと、新たにCSF、いわゆる豚コレラの感染が確認されたのは、西尾市の民間の養豚場です。
18日、この養豚場から「飼育しているブタに元気がないようだ」と連絡があり、詳しく検査したところ、子ブタ2頭がCSFに感染していることが分かったということです。
この養豚場では今月6日に飼育されていたブタへのワクチン接種が完了していた一方、国の指針に基づき、子ブタにはワクチン接種をしていませんでした。
愛知県内の飼育施設でCSFの感染が確認されたのは8月以来で、これで17例目となり、愛知県によりますと、ワクチン接種を行った養豚場で感染が確認されるのは全国でも初めてです。
愛知県は20日朝からこの養豚場で飼育しているワクチンを接種したブタも含むおよそ1000頭をすべて殺処分することにしています。
19日に愛知県庁で行われた緊急対策会議で、大村知事は「ワクチンを打っていても国の指針で全頭殺処分になるということが現実に起きてしまい、大変残念な思いだ。今後対策をどう進めていくか専門家などに議論してもらいたい」と述べました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191119/k10012183341000.html
今回の、「愛知での豚コレラ発生!」については、農水省の指導が不味かった、と言うよりは、地元の自治体の長である、「大村知事」の「豚コレラ」についての認識の甘さ、「感染した場合、その後、どうなるのか?」と言う事についての「知識の不十分さ」、農家への「指導、徹底」が「不十分だった」と言える。
大村知事は「ワクチンを打っていても、国の指針で、全頭殺処分になると言う事が現実に起きてしまい、大変残念な思いだ。」と述べている。
これらの言葉を分析してみれば、「感染した場合、その後、どうなるのか?」と言う事について、大村知事は、「正しく把握していなかった」と思える。
「感染した豚だけを処分」と言う考えだったのでは?!。
実際はそれでも人間には感染しないので、「人間は大丈夫」だが、農場の汚染が広がって行く」と言う状態になるのだ。
一つの農家が汚染した場合、近くの農家にも飛び火し、その状態が多くなり広がれば、パンデミック状態になってしまうのだ。
農水省の「ワクチンを打っていても、全頭殺処分」と言うのは、そのような事も考えての処分と思える。
まずは、大村知事、自らが「豚コレラ」と「その後の展開」についての「知識の再習得が必要」と言えそうだ。
CSF(豚コレラ)について:農林水産省 より。
更新日:令和元年11月19日
担当:消費・安全局動物衛生課
【消費者のみなさまへ】
CSFは、 豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。
仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。
【畜産農家のみなさまへ】
CSFは、豚やいのししへの強い伝染力が特徴です。
畜産農家の方は、飼養衛生管理を徹底いただくとともに、早期発見のために毎日しっかり観察していただくようお願いします。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/
* 個人的には、豚肉に関して、豚コレラを気にする事なく、普通に購入しているが、最近、豚肉自体が高くなっているのでは?!。
20年くらい前、398円くらいで販売していた豚挽肉などでも、最近は、480円くらいで販売しているように思える。
更には、最近では、米国、カナダ、ドイツの豚肉などが、混合され販売している店もある。
個人的には、別の産地の肉を混合した生肉(ひき肉)は販売すべきではないと思える。
何故ならば、食中毒などになった場合、ルート解明が複雑になり難しくなるからだ。
ソーセージやハムなど、すでに加熱処理したものであれば、仕方がないと思うが、生肉(ひき肉)は止めた方が良いと思う。
最近そのような商品が店に並んでいる。
個人的には、外国系の場合、豚が、どのような環境や餌で飼育されているのか?、が不明確なので、外国系の肉は購入しないようにしている。
先日、「国産もの」の棚に並んでいた「産地ミックスひき肉」を、間違って購入したしまった事もある。
別の客が、手にとって、戻したものだと思う。
「外国の生産農家の人々」の「食肉に関しての意識がどのくらいなものなのか?!」、と言う事が非常に気になる。
「外国に売るので、この程度でいいや」、「外国に売るので、質の悪い餌、問題が指摘されている餌でも良い」と考える農家もあるかもしれない。
事実、「米国の肉牛」を考えた場合、狂牛病に感染して死亡した肉を粉のような状態(肉骨粉)にして健康な牛に食べさせていたが、その健康だった牛は、同じように狂牛病に感染して死亡してしまうと言う事件が、2000年前後に米国各地で大量に発生した。
そのイメージが外国産の豚肉にも当てはまってしまうのだ。
この事は人それぞれだが。
食肉由来の人間の疾患。
牛の狂牛病(牛海綿状脳症)(へたり牛)は恐ろしい病気だ!。
狂牛病に感染した牛肉を、人間が食べ続けると、「人間も狂牛病に感染してしまう」のだ。
人間の場合は、「変異型クロイツフェルトヤコブ病」と言う名称になる。
イメージとしては、「豆腐のような身の詰まった脳組織」が、「多くの小さな穴のあいたスポンジ、高野豆腐のような脳」になってしまう病気だ。
人間が「変異型クロイツフェルトヤコブ病」に感染し、脳が、「高野豆腐」のようになってしまうと、ボケ老人のような状態になってしまい、正常な生活ができなくなる。
「変異型クロイツフェルトヤコブ病」を発症した場合、発生した月から約10ヶ月後に100%死亡してしまう。
現状では、治療法はない。
初期の症状としては、軽いアルツハイマー 痴呆症のような症状だが、「ヤコブ病」の場合は、短期間で、急激に症状が悪化して行く。
病状の進行度が上がってくると、自己認識喪失や、暴れたりする、暴力も多くなってくる。
更に進行して行くと、「急激に静かになり、寝たきり老人のような状態」「呼び掛けても反応が薄い状態」になって行くが、その頃は、死期が近いと言う状況になる。
この話は、牛の狂牛病(牛海綿状脳症)(へたり牛)から感染する「変異型クロイツフェルトヤコブ病」の話だが、牛ではなく、豚でも同じような「豚海綿状脳症」という病気もある。
しかし豚の「豚海綿状脳症」に関しては、「変異型クロイツフェルトヤコブ病」に繋がるという話はほとんどない(不明な状態)だ。
鶏の場合は、豚と同じように「変異型クロイツフェルトヤコブ病」に繋がるという話はほとんどない(不明な状態)だ。
鶏肉の場合、注意すべき病気は、「ギランバレー症候群」だ。
予防としては、必ず火を通す事だ。
居酒屋などでも食べられるが、鳥の生肉は食べてはならない。
鹿肉の場合、牛の狂牛病と同じような病気がある。
「慢性消耗病(CWD)」と言う病気だ。
「慢性消耗病(CWD)」に感染した「鹿の肉」を食べた場合、その人間が「変異型クロイツフェルトヤコブ病」を発症する可能性はある。
基本的には、牛海綿状脳症も、慢性消耗病も、変異型クロイツフェルトヤコブ病でも、「脳内の正常なタンパク質」が、「分子構造が縮れた、正常ではないタンパク質」に変化して行く事で、スポンジのような脳組織に変化してしまうのだ。
「慢性消耗病(CWD)」由来の「変異型クロイツフェルトヤコブ病」の場合でも、発症した場合、100% 死亡する事になる。
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