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スペースXのロケット、発射後、「4分後に爆発!」・・・世界各国のロケット発射で「異常すぎる連続失敗!」~「宇宙・月・火星探索されては困る勢力の仕業?!、妨害工作か?!」。

2023年11月27日 19時46分51秒 | 科学/ハイテク

スペースXが11月18日朝(米国時間)に実施した宇宙船「スターシップ」の2度目の打ち上げの様子。PHOTOGRAPH: ERIC GAY/AP/AFLO

スペースXのロケット、発射後、「4分後に爆発!」・・・世界各国のロケット発射で「異常すぎる連続失敗!」~「宇宙・月・火星探索されては困る勢力の仕業?!」のように思えてならない!。


記事参照。



RAMIN SKIBBA SCIENCE 2023.11.19

スペースXの「スターシップ」は2度目の試験で分離に成功も爆発、「安全な飛行」に向けた課題は山積している

スペースXが11月18日朝(米国時間)に実施した宇宙船「スターシップ」の2度目の試験飛行は、今回も機体の爆発で終わった。飛行時間こそ前回より長かったものの、月探査計画などでの飛行に向けて環境リスクや安全性などの課題が山積している。

スペースXの宇宙船「Starship(スターシップ)」が11月18日朝(米国時間)に実施した試験飛行に失敗した。飛行開始から約10分後に機体との通信が途絶え、自動飛行停止システムが作動したのだ。

今回の試験飛行は、スペースXがスターシップを軌道近くまで送ろうとした2度目の試みで、地球を1周近く飛行する90分間の飛行が予定されていた。今年4月にも最初の試験飛行が失敗しており、打ち上げ4分後に爆発して周辺一帯に破片をまき散らす結果に終わっている。



スペースXの「スターシップ」は打ち上げ後に爆発したが、試験飛行は決して“失敗”ではない


BY RAMIN SKIBBA

今回の打ち上げは前回と同様に、テキサス州南部のボカチカにあるスペースXの打ち上げ施設「スターベース」で実施された。今回は33基のロケットエンジン「ラプター」はすべて正常に点火したようで、大型ブースター「スーパーヘビー」からのスターシップの分離もほぼ計画どおりに進んだ。そしてスターシップは、大気と機体の速度による圧力が最大になる点「最大動圧点(マックスQ)」を乗り切った。

打ち上げから約3分後、スターシップはブースターからの分離に成功し、その後ブースターが爆発した。これをスペースX関係者は通常、「予定外の急速分解(RUD)」という婉曲表現で説明している。



今回の「スターシップ」の打ち上げは、前回と同様にテキサス州南部のボカチカにあるスペースXの打ち上げ施設「スターベース」で実施された。PHOTOGRAPH: ERIC GAY/AP/AFLO

「超重量ブースターのRUDを含め、これまでのところ今日は信じられないほど成功しています」と、スペースXの品質システムエンジニアであるケイト・タイスは公式ライブ配信で語っている。

ところが、スターシップが軌道に到達する前に通信が途絶え、スペースXの管制室はデータを受信できなくなった。そして飛行開始から約12分後に自動飛行停止システムが作動し、飛行が中止された。ブースターから分離されたスターシップもRUDとなった。

スターシップが正常に飛行していた場合、高度約146マイル(235km)に達し、中部標準時の午前8時30分(日本時間の23時30分)ごろにハワイのカウアイ島沖に着水する予定だった。

長期にわたる事故調査に不満の声も

スターシップの試験飛行において、順調なスタートを切った飛行開始から数分後の失敗は今回が2度目になる。

スペースXの公式サイトに掲載された声明によると、スペースXは4月の試験飛行において最初の数分間に大型ブースター「スーパーヘビー」から推進剤が漏れて火災が発生し、プライマリー・フライト・コンピューターとの接続が切断されたと判断した。そして、それがブースターの分離に失敗した理由だとスペースXは結論づけている。このため機体の制御を失い、飛行停止システムでロケットを爆破して中止せざるを得なかったのだ。

この最初の試験飛行は短時間で終わったが、「多くの教訓をもたらした」とスペースX関係者は11月10日にウェブサイトに掲載された声明で説明している。4月の爆発では発射台が破壊され、周囲にがれきの雨を降らせた。スペースXの最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスクは、このがれきの雨を「岩石の竜巻」と表現している。

これを受けてスペースXと米連邦航空局(FAA)は共同で事故調査を実施し、米航空宇宙局(NASA)と米国家運輸安全委員会(NTSB)の職員がオブザーバーとして参加した。FAAは9月8日に事故調査を完了し、スペースXがスターシップを再び飛行させるにはがれきを減らすために63カ所の改修が必要で、火災や漏洩を防ぐための宇宙船のハードウェアの再設計、発射台の再設計も必要であると発表した。



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BY RAMIN SKIBBA

その後、スペースXはロケットに「ホットステージ分離システムとスーパーヘビーのエンジン用の電子推力方向制御(TVC)システム」などの改良を加え、打ち上げのインフラには「発射台の基礎の補強と水冷式スチール製火炎ディフレクター」などの改良を施したと、11月10日の声明で発表している。

ただ、改良されたボカチカの発射場が野生生物保護区と公共のビーチに隣接することから、事故調査プロセスの一環として、地域の環境に及ぼす影響を調査するよう魚類野生生物局(FWS)に求められた。この調査は10月に開始されている。近隣地域にはメキシコ湾岸のジャガランディ、オセロット、5種のウミガメ、フエチドリ、コオバシギ、オナガハヤブサの一種であるノーザン・アプロマド・ファルコンなどの鳥類など、複数の絶滅危惧種が生息している。

また10月には、スペースXの製造と飛行の信頼性を担当するバイスプレジデントのウィリアム・ガーステンマイヤーなどの同社幹部らが、珍しくメディアからのインタビューを受けている。明らかにこの長い規制プロセスに不満を抱いていたようで、規制当局が業界のペースに追いついていないと主張したのだ。

ガーステンマイヤーをはじめとする宇宙産業の経営幹部たちは米上院公聴会にも参加し、規制の合理化と打ち上げライセンス発行のためのFAAのリソースの拡充を求めている。この公聴会にはFAA当局者は参加していなかった。

これに対してマスクは、あらゆるルールや規制についての不満をX(旧Twitter)で表明した。「年を重ねるごとに、わたしたちはますます多くのロープで自分たちを縛りつけ、ついにはガリバーのように身動きできなくなる」と、マスクはXに投稿している。

なお、FAAに対して新しい打ち上げライセンスの交付前に実施される事故調査とレビューに必要な時間についてコメントを求めたが、回答はなかった。



環境に対するリスクはなくなった?

FAAの安全面に関するレビューは10月31日に完了し、魚類野生生物局による環境アセスメントは11月15日に完了した。魚類野生生物局は、改良された発射台とロケットが新たな環境リスクをもたらすことはないと結論づけている。

FAAによる11月18日のスターシップの飛行に対する打ち上げの認可は、その直後に出された。というのも、そのわずか2日後である11月17日には政府機関が閉鎖される可能性があり、そうなればFAAも魚類野生生物局も閉鎖され、打ち上げの認可が遅れる可能性があったのである。「FAAはスペースXが安全面、環境面、政策面および金銭面における、あらゆる責任の要件を満たしていると判断した」と、FAAは声明で説明している。

最も重要な改良点はスペースXの新しい散水システムだった。これは魚類野生生物局の職員たちに注目されていた点でもある。

このような火炎の抑制技術は業界や宇宙機関にとって標準的な装備だが、スペースXは1回目の打ち上げの際にスターシップにこの種の装置を搭載していなかったのだ。1回目の打ち上げの後、魚類野生生物局の生物学者たちはこの件について「信じられないという様子だった」と報道されている。








*これ以降の内容は、下記のサイトで確認してください。


https://wired.jp/article/spacex-starship-second-orbital-test-flight/



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