コットンボール

コットン気分で♪

言葉が邪魔ばかりする

2007-11-11 17:43:11 | 012 徒然
このblogの右側にランダムで「名言」が出てくるのだけれど、それが結構おもしろい。
ここには出て来ていないけれど、1号がまだ高校生だった時かなぁ。
ELTの歌のタイトルは忘れたけれど、

♪言葉が邪魔ばかりする~

というフレーズにひどく感激していた事があった。
私もこれはかなりぐっと来るフレーズだ。
言葉というのは、時に本心を邪魔してしまう時がある。
何も言葉を交わさない時の方が却って、意思が通じるときもある。

高校生と言えば多感な時期。
当時、付き合っていた彼女もいた。
センター試験から帰った日はうつぶせになってベッドに寝ていた。
本当に繊細な神経を持っている。
長男がゆえの性格なんだろうか?

2日と一緒にいると喧嘩してしまう1号なんだけれど、感受性が強いところは私に似ているのかもしれない。
共鳴する言葉や、好きな歌のフレーズもよく一致していた。

ヤツが高校生の時に浜崎あゆみの♪SURREAL♪
を偶然にも私も着信音にしていた。
そのころは、二人ともJ-phoneだったので、全く音も同じ(苦笑)

「もう、まぎらわしい。変えてよ~~~」 ってよく怒ってた。

昨日届いたあるメルマガの中でも紹介されていたけれど、引用された歌詞は

♪背負う覚悟の分だけ、可能性を秘めている♪

という部分だったけれど。
1号と私が共感していた部分は、

♪ひとりぼっちで感じる孤独より、ふたりでいても感じる孤独の方がつらい事だって~♪

だった。

好きな曲を見つけると、

「これ、絶対おかーさん好みの歌だよ」 って言ってたけれど、なんだこたない。
1号もお気に入りの歌だったりした。

ほんとに、悔しいほど似ている(苦笑)
今年のお盆には、また親子喧嘩して、「もう絶対帰ってこん!」なんて子どもじみた捨て台詞を残して帰っていったのに。

この間、久々に電話をしたら こちらが聞きもしないのに、

「また、正月帰るから」

だって。
根に持たないのも、親子だからか。
似てるからなのか。
通じ合っていれば、言葉はただの飾り。
まさに言葉が本心を邪魔している。

言葉を持たない動物は、常に本音だけで生きているのかもしれない。
言葉がある為に、人間社会は複雑になってしまった。
喜びも悲しみもある反面、誤解したり、本音を隠したり。
言葉を消す「消しゴム」も存在しないし。
一度、発した言葉は二度と消せない。
言葉があって良かったこともあれば、ない時が良かったりする事もあって。
どちらがいいとも悪いとも言えないけれど。。。

離れて暮らしてもう5年。