コットンボール

コットン気分で♪

賞味期限

2008-12-30 22:14:29 | 012 徒然
2号はバイトへ、1号は夜中になるというので、仕方なくまた更新(笑)


大掃除の時には今年1年にあったいろいろ事が思い出される。
今日は、今年の10月に帰省した時に、弟が話していた事を思い出した。


母が古くなった食べ物(何だったか忘れた)を父に向って、

「ちょっと、これ、臭うとばってん、食てみてんない」

と言ったのだそうだ。
弟曰く、

「『臭ってみてんない』ならともかく、『食てみてんない』って言いやっとぞ! で、また嫌がりもせず、食いやっとやっで!! もう、考えられんて!(笑)」と呆れていた。


賞味期限にうるさい2号にその話をしたら、


「うわぁー、悪いけど。俺人吉には住めんわー。コンビニにも歩いて行けるとこないし。」


って、、、


でもねぇ、、、



それって、ケチだから言ってんじゃないと思うよ。。。
父は昭和10年生まれ。
恐らく、父が子どもの頃は、戦後間もなくて食糧難。
「臭う」のは当たり前のことで、「臭う、臭わない」ではなく、「食べられる、食べられない」が判断の基準だったのではないかと。
多少臭くても、生き延びる為には仕方なかったのだと思う。

とりあえず、今日一日を生き延びること。
今、そんな事考えて生きてる日本人は、随分と減っているはず。

そのおかげで、父や母は免疫がついているのだと言う。
確かに父や母が腹痛を起こしたとか、下痢とか便秘などは聞いた事がない。
ずっと井戸水を飲んでいたのに、その井戸水を食用にしないようにと途中から保健所に止められても、生まれてからずっと飲んで来た井戸水。
水道水を飲んだ方がよっぽど具合悪くなる!と言い張って、未だ井戸水を飲み続けている。
さすがに、甥っ子たちには飲まないように言っているらしいけども。

父や母のようにとはいかないまでも、冷蔵庫の中の賞味期限が多少切れてたぐらいで、ガタガタ騒ぎすぎだよ。現代は!!
売ってたら問題だけども。
防菌とか、除菌とかも、うるさすぎるよ。
うるさすぎるから免疫もなくなってしまったんだよ。
私もインフルエンザが怖いので帰ったらしぶしぶ、うがいと手洗いをするけども。。。

2号のあまりにも潔癖さ加減にも、ちょっと考えさせられた。
冷蔵庫掃除をしながら、賞味期限の切れたものは捨てようとする。
刺身についてたわさびとか、辛子とか、醤油とかも捨てようとする。
でも、私はなかなかモノを捨てられない。
取っておいたところで使う可能性はかなり低い。

私も数か月ほっといたんだから今後も使う可能性はないので、思い切って清水の舞台から飛び降りるつもりで、、、


「じゃ、今回はRちゃんにまかせるわ。その代わりおかーさんにイチイチ『コレ、捨てるよ』って言わんといて!聞いたらダメって言うから」


と言ったら、黙って捨てていた。
う~~、一体どんなものが捨てられたんだろう(笑)
ゴミを見るとまた拾い出して来そうなので(^_^;)、見て見ぬふりをしたのであった。