元気の素 SMAPに愛を叫ぶブログ

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日暮らし 2回目

2005-08-12 | 本ー小説・絵本など読書がらみで
弓之助さ~~~ん、どこにいるの~~~?

会いたいです。弓之助くんに。
見たいです。
側に居たらどんなに癒されるだろう。

  女どもの腰を砕く、凄みさえあるあの笑顔だ。
  「きっと先生をお守りして、助けてごらんにいれます。」

このくだりで、叔父の平四郎は、女を口説いている、と表現している。
弓之助ってば、まだ子供なのに。
怖い夢を見て、おねしょしたりするのに。
子供なのに、頼もしい言動をする、そのギャップ、そそりませんか?
加えて、稀な美貌。
側に置きたいなぁ。
どこかにいないかしら。

この話では、もうひとつ体験してみたいことがでてます。
病人を乗せて運ぶという釣り台に乗ってみたい。
平四郎がぎっくり腰になって、担いでもらったというやつ。

    それにしてもいい気分だ。釣り台に乗るのは癖になる。
    寝っ転がって、空を仰いで、
    どこへでもぶらぶらと運んでいってもらえるのだから。

空を見たまま、移動するって気持ちよさそうです。
流れるプールで、浮き輪とかに乗ってふわふわするのが好きなので、きっと釣り台もいいだろうなぁ。

このあと、すぐ平四郎が含蓄のあることを言います。

    みんな、毎日をこんなふうに暮らせたらいいのになぁ。
    でも、そうはいかねえんだよなぁ。
    一日、一日、積み上げるように。
    てめえで進んでいかないと、おまんまをいただいてさ。
    みんなそうやって日暮らしだ。
    積み上げてゆくだけなんだから、
    それはとても易しいことのはずなのに、
    ときどき、間違いが起こるのは何故だろう。
    自分で積んだものを、自分で崩したくなるのは何故だろう。
    崩したものを、元通りにしたくて悪あがきするのは何故だろう。

積み上げるのは、はじめは易しいんだよね。
でも、高くなればなるほど難しい。
ぐらぐら、ゆらゆら。
一人でやり遂げるには、難しい。
相棒がいても、気が合わなくては、もっと難しい。
難しくても、壊れても、いっしょにやれることが楽しいと思うことができれば、いいな。
投げ出さない強さが、欲しいな。


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