TORAとSAKURAとケ・セラ・セラ

人見知りな愛猫とのマイペースな生活

花冷え

2016-03-27 | 花とプリザ

今日はウチの愛車(自転車)で銀座を経由して外苑前、四谷~半蔵門、皇居前まだ巡って来た。

晴れ間は出たものの、まだまだ寒い。桜の開花は発表されたがほとんどがまだつぼみ状態。

いつまでも寒いのは嫌だが、お蔭で桜は長く楽しめそうだ。



寒さが戻って他にちょっと嬉しいのは、サクラが布団の中に入って来てくれること!


  

ちょっと恐い目つきになっていますが、、、湯たんぽを抱きかかえています。


サクラは微妙な気温の変化で寝る場所を移動していく派。

トラはだいたい冬と夏の数パターンしかないけど、サクラは徐々にマイブームの場所が変わります。

枕の上を占領する日が少し続いたところ、また湯たんぽ目当てで中に。




数日前の暖かい日には、窓を開けると春の匂いに誘われて網戸越しに鼻をクンクンさせるトラとサクラ。

ちょっとした隙にすぐ網戸を開けようとするサクラ、これからの季節は要注意です。

そんなに出たいのなら・・・、以前にベランダ用として購入したハーネスを久々に装着!!


     勇ましい表情ですね~、緊張してる?


これを着けると何故か固まっちゃって、すぐに部屋に入ろうとします。




それにしてもムチムチできつそう?

これでも一番大きいサイズなんだけどね。 当然トラには着けられません。



 

 この肩幅(?)に、はと胸ですから。。。


               

             桜のつぼみのように、ぷくぷくに膨らんだな口元?鼻元?かわいいよ~
                  





残念ながら今日は桜の写真は撮れず。


久しぶりにプリザーブドの写真を。

お悔みのアレンジです。




夜、照明の明かりの下と日中の自然光とでは全然印象が変わりますね。



               

花の色合いは同じ系統ですが、器の形が違うと雰囲気が可愛らしい感じに。



一年の中であっという間に咲き乱れ儚く散っていく桜。

一年中変わらず生花のようにそばに飾れるプリザーブドフラワー。

どちらにも良さがありますね。



一年に一度しか逢えない、憧れの人。

いつも傍に居てくれる優しい人。



どちらがいいですか? 



な~んてね。


ジャイロトニック

2016-03-20 | 日記

またまた1ヶ月ほど前のことですが、ホワイトクラウド東京でジャイロトニックのプライベートセッションを受けました。

こちらを主催している山崎氏にかつてダンスを教わっていました。

ヨガやピラテスと違って独特なマシーンを使って行うエクササイズ。


こちらがそのマシーン!!


      

このマシーンを日本に初めて取り入れ、スタジオを開き広めたのが山崎氏なのだ。

初めて目にすると拷問でも受けるのではないか、、、、
ぐらいなインパクトがある。


ジャイロはマシーンを使うことによって、自力では不可能な動きができ、曲線的な運動で常に流れるような動きが特徴的。

インフルエンザで寝込んでいた後だったので、身体が芯から伸び、ほぐれてすっきり気持ちよかった。

10年ぶりくらいだったなのでちょっと心配でしたが、ちゃんと身体使えてたよ、と言ってもらえたので
ホッとしました、というより嬉しい~!!

今回なんで久しぶりに行ったかというと、

20周年を迎えたスタジオのお祝いパーティに行った際、ジャンケンゲームで無料チケットをゲットしたのです!





今でこそテレビや雑誌で取り上げられたり、海外のセレブやバレエダンサーなどが取り入れて広まったが、
当初は、プロのダンサーやスポーツ選手のトレーニングやリハビリ目的などに行われる印象だった。


この20年、プライベートセッションを行いながら多くのトレーナーを育て、常にレベルアップのため
海外に出向き研修を重ね、自らも各地でワークショップを続けている彼女の努力、姿勢には頭が下がります。



      


当日の会場では、久しぶりに彼女が少しだけ踊るのを見た。

年月を重ねても透明感があり、清々しいその姿はその場の空気をクリーンにしてくれた気がした。

目に見える身体はもちろんのこと、見えない部分にも無駄なものがなく、凛としていてブレがない。



身体には余計なものが付き、いまだに迷ってばかりでまだまだ無駄が多い私とは大違い?!








あなたにもだいぶ付いてますよね、無駄なものが、、、



    

腹筋ですか~??


  


見事な開脚ですね!


  


もうおしまいですか~。



  

サクちゃんも見事なおっぴろげですね!


凛としてブレないところは、サクラも同じ? この姿ではあまり説得力ありませんが。。。


Noism「カルメン」

2016-03-15 | 観たもの

「~に行って来ました」 シリーズ? 第3弾!


Noism 劇的舞踊「カルメン」再演   横浜KAATホールにて

      
        


インフルエンザで行けなくなりそうだったけど、なんとかぎりぎり回復してよかった!


カルメンといえば、バレエやオペラなどの舞台を観たことはなくとも、あの有名なビゼーの曲は聞いたことがあると思う。

私の中でカルメンといえば、フラメンコ舞踊のアントニオガデスだ。 (カルメン役じゃないが、、、)



カルメンやボレロといった曲には曲そのものに絶対的存在感がある。

聴くだけで満足してしまうところがあるので、舞台上でそれ以上のものを魅せないとならないのでハードルが高い。


 
今回のNoism「カルメン」では、劇的舞踊と題しているように、今までの演目とは違い役者によるプロローグで展開されていく。

抽象的な表現を用いるのではなく、むしろ原作に忠実で登場人物の心情描写まで丁寧に体現されている。

それでいて圧倒的な身体表現は変わらず、鍛え抜かれた肉体が雄弁に語りかけてくる。

まさに劇的舞踊というのに相応しく、演劇的表現と極限的肉体表現の両立を担うダンサーに感服する。

Noismという集団が、新潟の劇場を拠点として生活や稽古を共にし関係性が熟成され、No-ismならぬ金森イズムが
浸透しているからこそなせる業だと思う。



                    


井関さんの存在感はカルメンそのもの。

一般的にイメージする色気があり、小悪魔な女性というより、野生児のような、激しく、自分でも他人にも押さえることの
できないエネルギーを抱えている、ある意味純粋な女性にも感じた。

 

次回の舞台は、劇的舞踊第3弾! 「ラ・バヤデール―幻の国」   

バレエで有名なこの演目を脚本に平田オリザを迎え、Noismのメンバーとどのように融合するのか楽しみだ。

金森氏も踊るとか、踊らないとか、、、






我が家のカルメンこと、サクラン。 トラを尻に敷く?!





そんなことはありません!

たまたま抱っこしたサクラをトラの横におろしたら、意外やそのまま落ち着いて座り込みました。

なんかあったかくていいかも。。。と思ったかどうか、わかりませんが。


                    

トラも追い出すことなく、しばしこうしていました。

だからいつも言っているのに! くっついて寝たらあったかいよ、って。

この間、あっちからこっちから写真撮影が続いたのは言うまでもありません。






それにしても、どちらも大きなお尻ですこと!!
              


「パリの四ヵ月」

2016-03-10 | 観たもの

前回記したワイン展同様、1ヶ月以上前に訪れた銅版画家・浜口陽三と写真家・秋山庄太郎の「パリの四ヵ月」。






秋山氏が40歳の1960年の4ヵ月間、順風満帆だった仕事を整理しヨーロッパ外遊に出かける。

その当時、パリで巨匠の名声を欲しいままにしていた浜口氏。

秋山氏は早々に浜口氏を訪れ、たびたび行動を共にしていたという。


秋山氏の写真が特に好きで、という訳ではなく、単に「パリの四ヵ月」というタイトルにつられました。

1960年代のパリの写真には今は失われているパリらしい風景が感じられやっぱり魅かれてしまいます。


秋山氏は晩年に、パリで浜口芸術に触れたことがその後の表現に無縁ではない、と語っている。
また、パリ滞在の4ヵ月は人生においてもっとも楽しかった、とも言っていたそうだ。


ヘミングウェイの言葉で、

「もし幸運にも若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで過ごそうとも、パリはついてくる。
パリは『移動祝祭日』」だからだ」

というのがある。

原題「Paris est fete」に出てくる言葉だそうで、テロ後、フランスではアマゾン1位になったそうだ。
街頭インタビューであるマダムが「今こそフランス人は読むべきだ」というようなことを言ったのが発端だとか?!



浜口氏は正直よく知らなかったのですが、以前テレビで作品をみてとても印象に残っていました。

その当時にして、なんてモダンで洗練された作品なんだろう、と。

                     
                  
  

独特で複雑な黒の背景に浮かぶ鮮やかな赤や、微妙な色合いの果物や虫、様々な自然物など、
どこにでもあるようなものを大胆に繊細に、特別な存在感を放っています。


     

いわゆる静物画はあまり好きではなかったけど、どうしてこういう作品が生まれたのだろう、という興味が湧きました。


             

こちらはパリのアパルトマンの屋根に見える煙突。


私も初めて窓から見た、連なる煙突の風景はとても印象に残っています。

当たり前ですが、写真に撮るのとは全然違いますよね。なんともいえない青の色も素敵です。


現在、ミュゼ浜口陽三では「浜口陽三展 赤と黒・色彩の引力」を開催中です。~5月8日まで。






芸術家や小説家に猫好きが多いのは有名な話。

ヘミングウェイもその一人だ。

彼が言うには、「猫は絶対的な正直さを持っている」



                          

「絶対的」という正直さ。

人間には無理だ。

皆が皆、正直な言葉を発し、態度をとっていたら大変なことになる?!

そういう意味でフツーの人より少し猫に近いのが芸術家であり、小説家なのかもしれない。



だからみんな猫に憧れるのかな。
                          


人に好かれたい、とか、いい人だと思われたい、とか。猫にはまったくないもんねー。

犬は飼い主によく思われたい、とか我慢しちゃったり、気をつかったりするけど。



自分にないものを持っている人を好きになるような。。。

だからやっぱり猫が好き! となる。






梅の季節も終わり、もうサクラも近し。


今日明日は冬に逆戻りだけど。


春はもうすぐ。


ワインに誘われて

2016-03-03 | 食とワイン

先週まで上野で開催されていた「ワイン展」。

すでに1ヶ月以上前のことですが、行って来ました。

ブドウ作りから収穫、そしてワインの熟成過程や歴史などを体験や映像によってわかりやすく学べ、
後半は貴重な酒器やボトル、ラベルなどの展示が楽しめました。






1920代のロマネ・コンティやドンペリなど、100年近くも前のものとは思えないほどの保存状態でした。


こちらは、毎年選ばれた芸術家が描いたアートラベルの「シャトー・ムートン・ロートシルト」がずらりと。

           



1973年 ピカソ
           


1988年 キース・ヘリング
           


1997年 ニキ・ド・サンファル
           








ここに展示されているようなワインは鑑賞するもの、と思うところですが・・・


な、なんと!! その数日後!!





            


飲んじゃいました!!    1976年 ピエール・スラージュ


うれしい訳ありで。。。この夜はこの1本に限らず、素晴らしい貴重な年代物が。





見事にずらりと揃いました!

決して展示モノではありません。 なんと贅沢に一夜で飲み干しました。




こちらも1976年、40年熟成! まぁ、私の熟成に比べたらちょっと若いですけど?!

コルクもさすがに年月が感じられます。

ここまでになると、栓を抜くのもかなり困難でした。




ムッシュKが慎重に・・・。


そう、この日は貴重な数々をお店に持ち込みでした。


そして、お料理もワインと相乗効果でとても美味しくいただきました!






しゃきしゃきの食感が好み! 





牡蠣と菜の花のクスクス

みんなに大好評!  いくらでも食べれそう。





フォアグラと人参

料理が美味しいとワインが進み、ワインが美味しいと料理は更に美味しく・・・






幸せな時間。。。





もちろん、最後まで美味しくいただきました。 



ワインは大好きだけど、詳しくはないし特にこだわりもなく、飲んだ時に好みの味かどうか。

ただ軽めよりしっかりタイプで酸味が強いのはあまり好きではない、という程度。


縁あってこの日にいただいた年代物のワインは、最初のひと口はやや酸味が強く、すぐに美味しい!
という感じでは正直なかったけど、少し時間をおくことによって味わい深く、今までに飲んだことのない複雑なものでした。



1月に続いた胃痛や先月のインフルエンザで仕事をやすむこともあったが、幸い?友人との約束や食事会などは
キャンセルすることなく、こうして貴重なワインを堪能し、美味しい料理とともに楽しい時間を過ごせました!








珍しくサクラを舐めてあげるトラ。



                         
ピンクのお鼻に舌出しのトラ。




それにしてもトラもサクラも健康でいてくれて本当に助かります。。。いつまでも元気でいてね!


トラの肥満は見逃してください!!