ふっと思い立って乗ってみたいなと、仕事終わりの家でスマホをいじっているとたまたま休みの日に「空席あり」の文字が
さっそく電話して、前日ながら空席を確保しました♪
岐阜から高速バスで美濃白鳥へ、そこから白鳥交通の路線バスで郡上八幡へ帰っていざ乗車です
特定日運行の上下各1本の設定で2両編成となっていました
たぶん、朝美濃太田発の1号の方が利用しやすい時間ですよね~そのあといろんな観光地へ行けますし
私は「ただ乗るだけ」だったので帰りの2号で十分
しかも、お決まりの「食事つき」「お菓子付き」は高額なので、お気軽な「乗るだけ」でいい。
この手の「観光列車(ジョイフルトレイン)」は、予約もそうですが、特急扱い、グリーン扱いなど結構な高額列車の場合が多く、各地方に結構な数が設定されているようですがなかなか庶民には手が届きにくい場合が多い
そんな中、この長良川鉄道のそれは、乗るだけなら特別料金が500円かかるだけなので、お手軽、お気軽な感じでいいです♪
1号北濃行きの入線も見れたので、編成全景を
2両編成でここまで来て、ここで切り離し
レストラン編成はここで終了となり、この先は単行で向かうようです
準備などの関係でしょうかね
昭和のまま止まっているような郡上八幡駅で、ゆったりした時間が流れる空間に身をゆだね、折り返しを待ちます
有人駅のようですが、出札はおらず、平日だからか、観光案内の方も手持無沙汰風で、観光客自体もほとんど見えません
先発の普通が入るころ、パラパラと地元の方が来て、一瞬賑やかになったのですが、それも出発後は再び静けさが・・・
県庁所在地の岐阜へ行くのなら
乗ってきた岐阜バスの高速バスの方が速くて安いのですから仕方ないですね・・・
そもそもの流動自体が薄いようで鉄路の苦労が窺えます
さて、定刻近くなったので切符を購入してホームへ入ります
観光列車ですので、人がたくさんいて賑やかなイベントとか地元の方の何かがあるのかなと思ったのですが、2~3人のそれっぽい観光客が見えるだけであとはなにもなく
何もないといえば
駅進入のアナウンスもなく
「わくわく」感は皆無。。。。
ノーマルな普通列車が入ってきたかのよう(笑)
あれれ??????です
演出の全くないってのはちょっとどうなんでしょ?
土日はやってるよ~なら平日は何なんだろ?平日も運行日を設定してるのですから何かしら演出を期待しますよね…
数は少ないながら私も観光列車には乗ったことありますが、ここまで「質素(なにもない)」「普通(ワクワクない)」のは初めてです
まぁ、ど派手にやれば経費もかかるでしょうから、500円の追加だけにそれを求めてもいけないのかもしれませんが、なにか車両が「勿体ない」ような気がします
一過性の「流行り」で集まっている客も「飽きられる」のが他の会社のより早くなってしまわないかなと無駄な心配さえします。。。
まぁ、そこは…

出発前に観光バスが横付けされたように~
どうやら旅行会社(バスツアー)売りを積極展開しているようなのでどうなることか(笑)
「だから美濃白鳥乗車だと満席と言われたんだな~」の納得。
郡上八幡~美濃太田間はその団体は乗らないんですね
アナウンスなく列車は入って来て、団体客がぞろぞろ降りてきます
ん?乗っていいのか??
それすらわかりません
後方に1両つなげますとの声は聞こえたのですが・・・
よくわからないのと、たしか座席は指定されていなかったと思ったので、中に入ってアテンダントさんに聞くことにして入ったら、乗ってOKで、ここで500円払ってくださいと言われたので
予約名を告げ、支払い、領収書をもらって自由席と言われたので、空いているボックス席に腰を掛けます
それと同時に~
観光バスが出ていき、入れ替わりに違う観光バスが入ってきました
どやどやと団体さんが降りてきたかと思えば、この列車めがけてなだれこんできます!!!
うわ、空いていたんですがここで一気に賑やかになりました~~~~
空いているうちに車両内部を撮影しておいてよかった
木をふんだんに使った「和風」な車両~
種車の部品などが見えない、標準部品が気にならないのはさすがに屈指のデザイナーさんの作品ですよね
まぁ「つり革」はご愛敬かな?(笑)
見事に賑やかになった車両はゆっくり動き出します
静かにのんびりスロートリップを期待する方にはおすすめなりませんわ、、、
何しろ賑やかな地元のツアー客は列車でも話が途切れることはなく~景色を愛でる余裕もないほどで…
長良川沿いに広がる景色もアテンダントさんの時々入る観光案内もまったく入ってきません(泣)
見慣れた景色だからかな~なんかこういう風景を走る観光列車って多くて「ここだけの特別」感が感じられないのも一助になってしまっているのかもですね
うん、これなら「一回でいいや」と思ってしまいました
とにかくこの団体客の喧騒から離れたいと・・・
関まで頑張って
美濃太田までだったけどここで下車
まじか。。。団体客もここまでなのか!?
若干でも名誉回復のために?先まで乗っておけばよかったな~
この関では、後方に一般タイプのDCを1両併結し
食事用のDCの営業はここで終了して
3両になった(2両締め切り)編成で、終点美濃太田まで走り去っていきました~
気軽な分、いろいろ思うところもありますが、これからも頑張って走り続けることを願います