週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ!
☆『プリシラ』 <シネマトゥデイ>
ソフィア・コッポラの新作。エルヴィス・プレスリーの妻、プリシラを描いたドラマだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/伏見ミリオン座/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『ソウルフル・ワールド』 <シネマトゥデイ>
劇場未公開だったピクサーアニメ。生まれる前にどんな人間になるかを決める「魂(ソウル)の世界」がテーマだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『リンダはチキンがたべたい!』 <シネマトゥデイ>
フランスのアニメ。娘と母親のチキンを巡る騒動を描いているそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
◎『貴公子』 <シネマトゥデイ>
巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を描いたアクションノワールそうです。監督は『THE WITCH/魔女』シリーズなどのパク・フンジョン。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『クラユカバ』 <シネマトゥデイ>
集団失踪事件を調査する探偵が主人公のアニメだそうです。監督は『押絵ト旅スル男』などの塚原重義。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『クラメルカガリ』 <シネマトゥデイ>
『クラユカバ』のスピンオフだそうです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『さよならモノトーン』
家族代行サービスがテーマのドラマだそうです。大原優乃が出てるようなので、ちょっと気になってます。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
◎『白日青春-生きてこそ-』 <シネマトゥデイ>
難民の少年を助けようとする男が主人公のヒューマンドラマだそうです。主演はアンソニー・ウォン。
※上映館/シネマスコーレ
○『シンデレラガール』 <シネマトゥデイ>
義足のモデルを描いたドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』 <シネマトゥデイ>
シリーズ27作目。今回も大ヒットしそうですね。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『あっちこっち じゃあにー』 <シネマトゥデイ>
お笑い芸人と子供の旅を描いたロードムービーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『ラフラフダイ』 <シネマトゥデイ>
笑いながら死んでしまう奇病が流行する世界が舞台のヒューマンドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『津島 -福島は語る・第二章-』 <シネマトゥデイ>
東日本大震災における福島原発の事故で帰還困難区域に指定された人々の証言を集めたドキュメンタリーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『JAZZ GODFATHER』 <シネマトゥデイ>
2022年に逝去したジャズベーシスト、鈴木勲のドキュメンタリーだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
○『神さま待って!お花が咲くから』 <シネマトゥデイ>
小児がんのため12歳で亡くなった森上翔華さんの絵本『そらまめかぞくのピクニック』が原作のヒューマンドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
『劇場版 再会長江』 <シネマトゥデイ>
中国の長江がテーマのドキュメンタリーだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座
『aespa:WORLD TOUR in cinemas』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/中川コロナシネマワールド
『氷室蓮司』 <シネマトゥデイ>
任侠の世界を描く『日本統一』シリーズの10周年記念作だそうです。すんません、このシリーズ、まったく観たことがありません。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ/中川コロナシネマワールド
『コウイン ~光陰~』 <シネマトゥデイ>
ある女性を守る身辺警護員たちの姿を描いた人間ドラマだそうです。
※上映館/センチュリーシネマ
●リバイバル&特集上映(一部のみ)
『フォロウィング』25周年HDレストア版
クリストファー・ノーランのデビュー作です。
※上映館/センチュリーシネマ
<心踊るミュージカル映画>
『マイ・フェア・レディ』『ブルース・ブラザース』『シカゴ』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
<午前十時の映画祭>『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
『戦場のメリークリスマス』4K修復版
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ
『ボンゴマン ジミー・クリフ』デジタルリマスター
※上映館/センチュリーシネマ
大須シネマ、三越映画劇場、シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。刈谷日劇のサイトも要チェック。
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●観た映画
『アイアンクロー』※オススメ!
すさまじく見応えがある作品。予想以上でした。
ごく簡単に言えば、毒親に育てられた息子たちの悲劇。強いもののタイトルには恵まれなかった父親は、自分が果たせなかったチャンピオンベルト奪取の夢を息子たちに託し、息子たちもそれに素直に従って鍛錬を重ねます。
ここまでなら良い話なんですが、この父親、息子たちに日替わりでランクを付けて評価したりして過度なプレッシャーをかけ、息子たちを精神的に追い詰めます。
それでも、息子たちが順調に勝利を重ねていた時は良かったのですが、タイトル戦に挑む直前、次男(長男が幼い頃に亡くなっているので実際には三男)が病死し、そこから悲劇の連鎖が始まる、というわけです。
とことん痛ましい話なので観ていていたたまれない気持ちになったりもするんですが、とにかく見応えは抜群。プロレスの試合のシーンが何回か出てくるんですが、それもすごい迫力でした。
<少しネタバレ>悲劇ではありますが、ラストシーンがとても微笑ましい雰囲気なので、終わった後は少々ほっこりした気分になれます。
ちなみに、映画には登場しないんですが、実はもう一人、弟がいたそうです。つまり、6人目の息子。彼もプロレスラーだったそうですが、そこまで描くと悲惨になりすぎるので、やめたようです。
『パスト ライブス/再会』※まずまずオススメ
幼い頃に相思相愛だった男女が12年後にネットを通じてバーチャルで再会し、さらに12年後にリアルで再会する、というドラマ。アカデミー賞にノミネートされるなど、かなり評判の良い作品です。
最大の特色は、二人が韓国人であること。こういう作品がアメリカでヒットし、評価されるなんて、たぶん10年前ならあり得なかったんじゃないでしょうか。アジア人同士の恋愛ドラマがアメリカで高く評価されるのは、すごく良いことだと思います。
で、この作品は惹かれ合う男と女の揺れ動く気持ちを丁寧に描いているんですが、個人的な好みから言うと……うーん、まだるっこしい! すんません、身も蓋もいない言い方で。
しかしまあ、幼い頃に好きだった相手を忘れられない人は世の中にゴマンといるだろうし、そういう方にとっては思いっ切り感情移入できる作品だと思います。
ちなみに、僕が泣けたのは、子ども時代の別れの場面。分かれ道で素っ気なく別々の方に向かう二人の後ろ姿に、涙がじわりと染み出てきました。
●読んだ本
『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』安田菜津紀
『きらん風月』永井紗耶子
『社会問題のつくり方 困った世界を直すには?』荻上チキ
●お気に入りor気になるMUSIC
『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラックVol.3』
Furui Riho『Love One Another』
宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION』
SHISHAMO『SHISHAMO 8』
Hwyl『K/ERA』
YOASOBI『E-SIDE 3』
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すんません、先週は結局まったく追記しませんでした。
書こうと思ってたのは、クレジットカードが使えなくなったの続き。
先々週、偽サイトに引っかかってクレジットカードが使えなくなったとここで書いたんですが、その後とんでもない事態が発覚したんです。なんと約4万6000円が不正に使われていました。
新しいカードは、使用停止になってからちょうど1週間で届いたんですよ。これで安心、と思って新しくIDとパスワードを設定してカードの利用履歴を見たら、まったく身に覚えがない履歴が3つあったわけです。その合計額が約4万6000円。
一瞬、頭の中が真っ白になりましたが、すぐにカード会社に連絡し、対処してもらうようにお願いしました。そんな金をこっちが負担するのは絶対にイヤですからね。
ありがたいことに、電話対応してくれた女性はとても丁寧かつ親切で、いろいろと話を聞いてくれた上で、調査を進めると約束してくれました。
解決するまでには3ヶ月から半年ぐらいかかるだろうとのことでしたが、とりあえず現時点では、すぐに約4万6000円を口座から引き落とされることはなさそう。
ちなみにポイントも800ほど(つまり800円分)不正使用されていたんですが、そちらは早々と戻ってきました。さあ、果たして約4万6000円の行方は……以下次号! って言うてる場合か。トホホ。
みなさんも、くれぐれも偽サイトに騙されないようにお気を付けくださいませ。