goo blog サービス終了のお知らせ 

樹生の樹 番外編

「樹生の樹」エピソードを父親視点で投稿

ナウシカ 風に乗れ!

2017-11-04 00:00:00 | 作戦日誌
長男が退院して
直ぐに子供会のハロウィンパーティの案内がきた。
今年もこの季節が来たか・・・・


★★★★装備開発官の分析★★★★

初回目作品
『ピーターパン』

着古したODのTシャツ
それなりに さまになった。

仮装コンテスト 結果 第2位
即席の葉っぱとかでなんとか誤魔化したけど
基本は 着古したTシャツを着てバンダナを首に巻いただけ・・・・


第2回目作品
『進撃の巨人 MIKASAアッカーマン』

仮装コンテスト 結果 第3位
この時は、かなり力を入れ製作した。

軍服と立体起動装置
正面↓

後ろ姿↓

軍服は赤の裏地まで作った。
マニアック過ぎて「審査委員の子供うけ」しなかったようだ。
この時「子供うけする要素『光・音・飛ぶ』が必要」との教訓を得た。

因みに、いつきの車椅子仕様の立体起動装置は幻におわった。(体調が悪く学校を休んだため)





そして今年 第3回目作品
『風の谷のナウシカ』

なぜ「風の谷のナウシカ」か?

長男の入院時、長女は病室に入れないので
車の中で待機、その時
車中で、DVDをさんざん観た(観せられた。)
その中の一つに「風の谷のナウシカ」があった。

本当は「西洋の女戦士 ジャンヌダルク」

を作ってみたいと思っていたが 「マニアック過ぎる。」ので却下

ナウシカの装備には「光・音・飛ぶ」の要素がある。

ナウシカの装備 『銃・剣・防護マスク・グライダー「メーヴェ」』

流石に飛ぶ「メーヴェ」は、”擬き”は作れても 担いで町内は歩けないので製作は却下
あと「キツネリスのテト」は必需品
時間があれば作ってみたいと思った。

鍵を握るのはナウシカの銃 
ネットで基本になる銃を調達↓

これをひたすら改造 「ナウシカの銃擬き」ができた。
正面↓ 飛行帽、ナウシカの服(胸に散弾銃のうちがら薬莢)、すね当て、手袋、マスク、ナウシカの剣、ナウシカの銃は手作り

ナウシカの銃は銃声と共に発光する。
何故か長女に対して銃の取扱方に力が入った、

マスク装着↓(これで腐海の森も安心)


仮装コンテスト 結果は「第1位」
長女は「私が一番の人気者だった!」と喜んで帰ってきた。
作戦通り「ナウシカの銃」は子供たちの注目を浴び「ナウシカに風が吹いた」ようだ。

そして今回、長男の車椅子仕様は 「ユパ様」


ユパの帽子、手袋(冬仕様)、車椅子ごと装着できるマフラー、車椅子用マント、剣(ナウシカの剣)

今年は、学校にコスプレして行く事が出来ました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
長男は全介助の障害があるので
必然的に 長女に関わる時間より
長男の方が多くなる。

また、気を付けてはいるが
長男に対する口調と比べて
長女に対する口調がきつくなる。

そもそも、長男を「叱る」事はない。
長女はよく叱られる。

長女はきょうだい喧嘩をした事がない。
私が時折、長男にかわって長女の喧嘩相手をする。
子供目線で喧嘩をするので めいたさんに
長女と同じように私も叱られる。

長女が何時まで私の相手をしてくれるか
わからないが
子供の頃に戻って
長女と共に楽しみたいと思う。







三日天下 マイナス 一日

2017-10-27 00:00:00 | 作戦日誌
○術後三日間はシャワー禁止

(我が家では美容院の様に仰向けになって洗髪する事は不可能 仕方がなくお風呂場で浴槽に手をついて 頭を下げた状態で洗髪する事に・・・・)

カリスマ店員「痒いところありますか?」
めいたさん「しっかり洗って」
カリスマ店員「しっかり洗ってますけど~」
めいたさん「ぜんぜん洗えてないよ」
カリスマ店員「こうですか?」
めいたさん「痛い!ちょっと強すぎる!」
カリスマ店員「そういわれてもねぇ~」
めいたさん「私が行ってる美容院の○○さん の方が断然上手だわ」
カリスマ店員「あ~そうですか💢」
ピシッ!
めいたさん「痛!叩いた?」
カリスマ店員「え?そんなことはありませんけど~」
めいたさん「ちゃんと流してよ!」
カリスマ店員「いちいち うるさいわね~」
めいたさん「何か言った?」

カリスマ店員 「ん??これって・・・」

神「汝 今までの数々の罪を懺悔せよ」
めいたさん「はぁ?」
神「神の前に 跪き過去の数々の罪を悔い改めよ」
めいたさん「・・・・なに?」
神「おっほっほっ おっほっほっ」

はたまた 十二国記風 ( 王と麒麟)
麒麟(めいたさん)「天命をもって主上にお迎えする。御前を離れず、詔命に背かず、忠誠を誓うと、誓約申し上げる」
王「許す」

☆☆☆☆☆☆☆

術後3日はシャワーも禁止
なので 頭を洗う事を手伝った
美容院のカリスマ店員から神 王へと
まぁ めいたさんが深々と私の前に頭を下げる事は 初めての事
退院当日と翌日は 遊ばせてもらいました。

翌々日はというと・・・・
めいたさん「今日からシャワーは良いんだよね?」
明智光秀「え~ ダメでしょ 退院してから3日間はダメでしょ」
めいたさん (何やら病院からもらった紙をみて)「手術の日を一日目として書いてあるよ。」
明智光秀「ちっ! 気付きやがったか」
めいたさん「やっぱり今日からシャワー大丈夫だわ」
明智光秀「二日天下とは・・・・」






スタートレックそして猿の惑星

2017-10-26 00:00:00 | 作戦日誌
漆黒の宇宙空間を
宇宙船エンタープライズ号が今まさに地球への帰還を目指していた。

4人の宇宙飛行士は 
船長 いつき提督
航海士 めいた技術士官
機関士 ほのき技術士官
エンタープライズ号技術主任兼副長

私 ミスター・スポック(子供の頃、夢中になって観ていました。)

4人の宇宙飛行士は人工冬眠装置によって眠りにつき地球へ帰還する予定である。
しかし、ここで一つの問題が発生していた。
航海士 めいた技術士官は「閉所恐怖症」(そんな人が何で宇宙飛行士?って事はおいといて)であった。

めいた技術士官「この装置だけは無理!気が変になる!」
技術主任兼副長「しかしこの方法しか地球への帰還はないが・・・」

問題の人工冬眠装置↓


めいた技術士官「せめて睡眠薬とかで何とかならない?」
技術主任兼副長「薬の副作用で宇宙酔いが酷くなる恐れがある」

このやり取りは”人工冬眠装置によって地球へ帰還する日”数日前から行われていた。

そして、人工冬眠装置によって地球へ帰還する当日

装置へ向かう めいた技術士官に
技術主任兼副長「無事に人工冬眠装置によって無事に地球へ帰還する事を祈ってるよ」と声を掛ける。
めいた技術士官「祈られてもね~・・」

半ば諦めて 装置に横たわる めいた技術士官↓


続いて 機関士 ほのき技術士官 船長 いつき提督と 人工冬眠装置に入り眠りにつき
最後に技術主任兼副長が装置の点検を済ませ、地球への自動航行を確認し眠りついた。


順調な地球への航海と思われたが

突如発生したトラブルにより、船はとある惑星の湖上へと不時着水した。
着水と同時に装置が自動的に開いて
船長 いつき提督、機関士 ほのき技術士官及び技術主任兼副長の三人は 
ようやく目覚めた

そして三人は 航海士 めいた技術士官の無惨にも変わり果てた姿を目にするのであった。↓


おまけ↓
人工冬眠装置に入った 「閉所恐怖症」めいた技術士官の様子


かなり不安であっためいたさん 
本当は「閉所恐怖症」の様な方は睡眠導入剤等で眠らせて検査を受ける方法もあるのですが、日帰りの検査でなくなるので
仕方がなく「忍耐」で検査に臨みました。
家を出る時のめいたさん 悲壮感バリバリでした。
帰宅後 何もなかったかの様な めいたさん
検査の様子を聞くと
顔の部分が外に出て 「解放感があった」との事でした。

技術主任兼副長の祈りが通じたのでしょう。

でも
想像すると結構笑えるのでGIFを作ってみました。

☆☆☆☆☆☆
本家『樹生の樹』がなかなか更新されないので、”痺れを切らし”て先行配信します。
なので 本家の更新がないと意味がわからないかも・・・・・


高度10,000メートル 異状なし‼

2017-09-12 00:00:00 | 作戦日誌
いつき大尉は 今日も
夜間哨戒任務に就く
愛機「紫電改」と共に

いつき大尉は愛機「紫電改」の駐機場に向かっていた。

いつき大尉が機体に近づくと
操縦席で装備開発専門官が何やら作業をしていた。

いつき大尉「どうしました?」
装備開発専門官「いつき大尉 本土から新型の酸素供給装置が届きました。」
いつき大尉「新型の酸素供給装置?」

戦況の悪化から補給物資が不足し
機体の整備は満足にできない状況にあり
特に搭乗員用の酸素装置に至っては
まともに機能する物は少なかった。

殆どの隊員にとって
酸素を使わず高高度まで
機体をあげる事は
至難の技(私の記憶では 松本零士氏の 戦場まんがシリーズに「巣潜り状態で気を失う」事が描かれていた)であったが
いつき大尉は
低酸素の状態に体が順応し
酸素マスクを未装着の状態でも長時間
高高度の飛行が可能であった。

そもそも機体を
高高度に維持するのは
敵機を発見し迎撃する際
敵機を上空から攻撃する方が
運動エネルギー的に優位に立つためである。

装備開発専門官「いつき大尉 早速、装着してみて下さい。」
いつき大尉は操縦席に乗込み
酸素マスクを装着した。

装備開発専門官「いつき大尉用に 改良を加えました。」

★★★通常の装着状態★★★
↓ほっぺたにテープで固定(問題点:かぶれる。鼻注用のテープが既に貼ってある。)


☆☆☆いつき大尉用 改良型☆☆☆
↓市販のマスクを活用(女性・子供用)


↓枠だけ残して、上部にチューブを固定


↓装着イメージ(マスクのゴムを耳に掛ける。チューブを頭の後ろで絞る。)

最初は色々と作ってみましたが、「汚れたら取替えられる」「かぶれない」を重視しこの方法に落ち着きました。


いつき大尉「ありがとう!早速 使わせてもらうよ。」

いつき大尉は手際よく離陸準備を済ませ 滑走路に機体を走らせる。
いつき大尉を乗せた「紫電改」が滑走路を離れ
星空のなかへ 静かに消えて行く。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
夕食をとって お風呂に入り
就寝の時間に 何故か
目をパッチリと開ける いつき

いつき「ママ 今日 僕 夜勤だよ。」
めいたさん「でも いつくん 明日は学校だよ。」
幾度となく繰り返される光景

大抵は学校で疲れて 帰宅後 爆睡
夕御飯頃から 目を覚まし
お風呂にはいって就寝
最近では朝までよく寝れるようになったが
時折 気圧が変化する時は
眠れないようだ。

いつきが生まれた当初
登山用の気圧計を購入し
気圧の変化を知るようにしていた。

最近では携帯電話に
気圧の変化を教えてくれるアプリを入れ 爆弾低気圧(頭痛注意)を事前に知るようにしている
知ったからと言って
何かできる訳ではないが
「緊張」する理由の一つが解ると思う。

在宅酸素も主治医の勧めもあり
いつきの場合は常時必要は無いが
就寝時に酸素装置を使用して
少しでも体が楽に休めればとの思いである。

新たな問題もあった。
「在宅酸素」と言う言葉の重みは思いのほかあるようだ。

以前許可を受けた施設にショートスティをお願いすると
「酸素装置を使っている。」事で断られた。
その後 有り難いことに
担当の医師が「酸素装置を使っている。」を理由に断るのはおかしいと
問題視して頂き また始めからであるが
お試しスティを受けることになった。

修学旅行は 「酸素装置を扱えないため。」保護者の付き添いが必要となった。
安全管理上の問題だと思うが
私達にとって些細なことも
「何かあったら」と最大限マイナスに考えれば
学校の対応も仕方がないこと

ただ、めいたさん曰く
修学旅行だけは 先生と子供たちだけで楽しんでもらいたかった様で
(いつきが自分だけでがんばった。って思えるように)
出来る限りいつきの目に
触れないよう行動するとの事です。


当たり前の事ですが
物事には利点と欠点があり 欠点は出来る限り早期に発見し対策をとり処置する必要を痛感します。




Prison BreakそしてAlien 回想録

2017-07-02 00:00:00 | 作戦日誌
一日掛けてやっと1つの鉄格子(座席のストッパー)を切ることが出来た。
(ストッパーは前後方向に2か所、左右合わせて4か所)
「根性切り」でも全鉄格子を切るには時間が掛かりすぎる。
せっかく1つの鉄格子を切断したが
千葉県のとある刑務所に移動する事になった。

移動先の刑務所では鉄格子を切る音を気にする必要もなく
看守の巡回も極端に減った。

そこで登場したのが 電動クラインダー

これで作業時間の大幅な短縮が望める。

全鉄格子を電動グラインダーで一気に切断し始めて
(後部座席を車外に全部取卸して、ストッパーの切断を開始)
「根性切り」とは違って、さすが文明の力 作業は順調に進んだ。

進む はずだった。・・・・・
そして それは起きた。

作業中、グランダーで切断した破片が飛んだような気がした。・・

なんとなく独房(車)にあたったらまずいな もう少し独房(車)を
遠ざけようと 独房(車)を移動させた。

運転席を降りドアを閉めようとした瞬間
運転席の座布団が・・・・・

”???? エイリアン!!” 
エイリアンの体液が宇宙船の船体を溶かすかの如く
切断時の摩擦によって高熱を帯びた鉄の破片が
運転席の座布団を貫通して ”焦げ臭い”においを放ちながら 今まさに座席シートへと深く沈んでいこうとしている。
「え???」
慌てて排除したが 時既に遅し
強烈な”エイリアンの酸”に侵させた座席シートは とても新車とは思えない姿に
まるで「たばこの火の焦げ跡・・・」
修復不可能・・・ 

やっちまった!
車は予め充分離したつもりだったが、どうやら切断した破片が助手席側の窓から入り込み
運転席の座席の上に落ちたようだ。

めいたさんに何と説明しよう。

その後の結果は本家「樹生の樹」で ご確認を

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
◎ NV350キャラバン 福祉車両(当初検討した車両)

 乗用車の福祉車両と違って、バンタイプの福祉車両は、基本商用車(商用車より更に最低限の装備)
室内のレイアウト


〇 利 点
 ・シートが先方にフラットになる。→ベットの設置が可能
 ・車椅子用のリフターがある。→車椅子の積載が楽
 ・室内の車高が高い。→車内でいつきを抱っこして移動できる。
〇 欠 点
 ・サイドスライドドア 手動   (商用車電動可) → スライドドアは重い。特に坂道でのドアの開閉は最悪
 ・商用車感が強い
  選択できる車体色が少ない。  (商用車は選択色複数)
  インテリジェントキーなし   (商用車あり)
  プッシュエンジンスターターなし(商用車あり)
  他にも商用車に有るのに何故福祉車両にない?って事が多々ある。
 ・車体のサスペンションは貨物車両ベース 高速道等 結構跳ねる感が強い 

◎ NV350 キャラバン ワゴン(最終的に決定した車両)

  茅ヶ崎の日産自動車さんのカーアドバイザーFさんをはじめ お店の関係者が親身に相談にのってもらいました。
  結論として”10人乗りのワゴンの最後尾シートをリフターに換装する。”事になり
  Fさんが架装屋さんとも いろいろと調整して、ほぼ乗用車ベースの福祉車両になり大変満足しています。

最終的に 座席はこのレイアウトに↓


 無事に鉄格子も切れ 骨組みを固定↓


 寝台を設置↓


 ガリバー3号を装着↓ 


 主に通院等の長距離走行に使用↓


まだまだ、改善点はありますが 現時点では最善の車になりました。

ちなみ めいたさんは「タイガー」と呼んでいます。
車の塗装色が「タイガー・アイ・ブラウン」だからです・・・
でも 車の正面からは どう見ても



”ごんたくん”