こちら葛飾区亀有公園前派出所

自分が生まれる前からこちら葛飾区亀有公園前派出所は連載されており、自分が母親のおなかの中にいるころ、母親は病院でこち亀を読んだと聞かされたことがあります。そうすると、生まれる前からの読者ともいえるかもしれません。

自分も子供のころからこち亀を読んでおり、連載が終わると聞かされた時、地獄先生ぬ～べ～に書いてあった「起こりそうにない予言」がついに起きてしまったのかと驚いた記憶があります。

いろいろ印象に残っている回がありますが、とりわけお化け煙突の回（コミックス第59巻）が印象に残っています。本当に火力発電所が東京の23区内にあったなんて信じられず、実話だと知ったときは「なぜ大都会に火力発電所を作ったのだろう」と不思議に思った記憶があります（田舎に住んでいた中学生の頃）。その後、壊されたのが最初の東京オリンピックの頃で、その頃は23区といえど足立区のあたりはまだまだ田舎だったこと、そもそも東京といえども戦前から戦後すぐにかけては工場があったり、下町で平屋の建物がたくさんあったりと、今とは全く様相が異なっていたということを知り、もっと驚いた記憶があります。

その後北千住へ行くことが何度かあり、そのたびにお化け煙突の話を思い出したのですが、跡地に行ったことがなく、次回はぜひ行きたいと思っています。なんでも今では跡地に大学があるそうで、ぜひ行ってみようと思います。大学といえば、足立区は大学を積極的に誘致したようで、東京電機大学が北千住に移転していることを調べて知ってさらに驚きました。自分がお茶の水で浪人していたころ、駿台のすぐ近くに電機大学があったのに、今はすっかりなくなったのかいつの間にか足立区に移転していました。

久しぶりにこち亀を読んでふと思い出したので書いてみました。

※画像はhttps://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=4-08-852188-9から拝借しました。