ワタクシ達が通された小部屋で、圧倒的な存在感を誇るアメリカンバファローの毛皮。
そもそも、この毛皮が“アメリカンバファロー”のモノと知ったのは後になってからなんです。
部屋に入ってまず目に入ってきたのが、壁一面に飾られた大きな牛の毛皮でした。
茶色で毛の深い、いっそのこと絨毯にしたら良さそうな毛皮。
『さすがはステーキ専門店やね。牛の毛皮があるよ~。』
後ろの壁にもたれかかると、背中がちくちくしたり耳にゴワゴワした毛が触れたりして気持ちが悪い。
『へぇ~牛って意外と毛深いんだね~。これってこの店で食べられた牛だったりして・・・』
なんて妙な期待をしつつメニューを見ると、どうやらこのステーキ店は宮崎牛専門店らしい。
そう言えば外の看板に『宮崎牛専門店』と書いてあったような・・・
でも宮崎牛というのは黒毛和牛って言うくらいだから、“毛”は“黒い”んじゃないの?
そんな疑問を抱きつつこの毛皮をよく見てみると、明らかに“茶色系の毛”で覆われていました。
あまつさえ、ところどころ“白い毛”の部分があることも判明。
(おかしい・・・この毛皮は店がウリにしている“黒毛和牛”のモノではないぞ。)
疑念が確信に変わってきた頃、おじさんが再び入ってくるのを見計らって質問しました。
『マスター、この毛皮は・・・なんのウシですか?』
『あっ、それはアメリカンバファローです。』
(やっぱりね。。。 でも・・・なんでやねんっ。なぜこの店で“アメリカンバファロー”なのだ?!)
毛皮の由来を聞いても、へへへ~っ(笑)てな感じでうまくかわされ(?)すかさず注文を聞かれました。
嫁さんがフィレステーキのセットを注文し、『じゃあ僕も。』というと、
『だんなさん、サーロインもおいしいですよ~。』とマスターが勧めるのです。
フィレが150gでサーロインが200gとのこと。
もう夜も遅く、あまり腹いっぱいにはなりたくなかったので、
『う~ん、フィレでいいです。』と再度注文しました。
『はい、フィレですね。・・・・・・でもサーロインもホント美味しいですよ~。』と再びマスターの勧め。
『いやいや、本当にそんなに食べられないからフィレでいいです。』とワタクシ強く訴えました。
『そうですか~。でもフィレは小さいですよ。男の人はサーロインがいいですよ~。美味しいですよ~♪』
マスターの三顧の礼にもう半ば観念して、苦笑いでサーロインを注文しました。
なんでやねんっ。食べたいもの食べさせろ~。
(左側が熱望したにもかかわらず断念せざるを得なくなったフィレ。右がマスターお奨めのサーロイン)
備長炭でじっくりと焼いていきます。うまそ~。うまかったけど。
(スープ・・・かぼちゃだったかな?たぶん。)
(サラダ・・・手前はジャガイモだったっけ?美味しゅうございました。)
肉が焼けるのを待つ間に改めてアメリカンテイストの部屋を見回してみると・・・
なぜだか和テイストたっぷりの『すずめの図』。
なんでやねんっ。
『マスターはん、和心もお持ちですなぁ。ぶぶ漬けでも食うていきなはれ。』
(京風アクセントでどうぞ)
そしてテーブル上に飾ってあるオブジェに目をやると・・・
一見調和の取れたヨーロッパ風のオブジェ・・・
ですが、違和感オーラを醸し出しているパーツがひとつ・・・
左側・・・・・・マサイ族でしょうか?
そしてソファの上にも・・・
マサイ族。
なんでやねんっ。
勝手にマサイ族と決め付けたのはさておき、統一感まるでなし。
いいぞ~。もっとやれ~。
しなだれて貧相に枯れた薔薇。
なんでやねんっ。
甘すぎて二口目が飲めなかったオレンジジュース。
なんでやねんっ。一発で糖尿になるわ。
なんてツッコミを入れているあいだにステーキが焼けました。
網の周囲が鉄板になっており、温かいまま食べられます。
エライ!サイコー!
マスターおすすめのサーロインも、大変おいしゅうございました。
食後のコーヒーをいただきながら、ふと見ると“モーニングメニュー”が。
“サービスタイム”に注目。6:00~10:30となっております。
『6時は早いよね~!すごいね~。頑張ってるんだこの店。』
コーヒーのおかわりを持ってきてくれたボーイさんに、
『モーニング、6時からですか!たいへんですねぇ。何時に起きられるんですか?』
と尋ねると、
『そうですねぇ・・・だいたい6時半くらいですね。』
なんでやねんっ。開店に間に合わんやん。
『気持ち的には6時からなんですけどね。ハハハハ・・・7時か7時半くらいには開けてますのでよろしくお願いします!』
お言葉ですが、メニューの時間、訂正した方がいいと思います。
しかしながら、なかなか爽やかでハンサムなボーイさんでした。
今度モーニングにも挑戦して・・・
もとい、ぜひ頂いてみたいと思います。
帰りにはマスターとボーイさん、お二人揃って丁重にお見送りしてくださいました。
ツッコミどころ満載でしたが、料理はとても美味しかったですし、何よりも心が温かくなりました。
三十数年も続いている理由が、なんとなく分かったような気がします。
みなさんもぜひどうぞ。お奨めです。たくさんつっこめて、とっても美味しいステーキ店です。
ちなみに宮崎牛専門店ですが、マスターお薦めの地鶏もあります。(笑)
そもそも、この毛皮が“アメリカンバファロー”のモノと知ったのは後になってからなんです。
部屋に入ってまず目に入ってきたのが、壁一面に飾られた大きな牛の毛皮でした。
茶色で毛の深い、いっそのこと絨毯にしたら良さそうな毛皮。
『さすがはステーキ専門店やね。牛の毛皮があるよ~。』
後ろの壁にもたれかかると、背中がちくちくしたり耳にゴワゴワした毛が触れたりして気持ちが悪い。
『へぇ~牛って意外と毛深いんだね~。これってこの店で食べられた牛だったりして・・・』
なんて妙な期待をしつつメニューを見ると、どうやらこのステーキ店は宮崎牛専門店らしい。
そう言えば外の看板に『宮崎牛専門店』と書いてあったような・・・
でも宮崎牛というのは黒毛和牛って言うくらいだから、“毛”は“黒い”んじゃないの?
そんな疑問を抱きつつこの毛皮をよく見てみると、明らかに“茶色系の毛”で覆われていました。
あまつさえ、ところどころ“白い毛”の部分があることも判明。
(おかしい・・・この毛皮は店がウリにしている“黒毛和牛”のモノではないぞ。)
疑念が確信に変わってきた頃、おじさんが再び入ってくるのを見計らって質問しました。
『マスター、この毛皮は・・・なんのウシですか?』
『あっ、それはアメリカンバファローです。』
(やっぱりね。。。 でも・・・なんでやねんっ。なぜこの店で“アメリカンバファロー”なのだ?!)
毛皮の由来を聞いても、へへへ~っ(笑)てな感じでうまくかわされ(?)すかさず注文を聞かれました。
嫁さんがフィレステーキのセットを注文し、『じゃあ僕も。』というと、
『だんなさん、サーロインもおいしいですよ~。』とマスターが勧めるのです。
フィレが150gでサーロインが200gとのこと。
もう夜も遅く、あまり腹いっぱいにはなりたくなかったので、
『う~ん、フィレでいいです。』と再度注文しました。
『はい、フィレですね。・・・・・・でもサーロインもホント美味しいですよ~。』と再びマスターの勧め。
『いやいや、本当にそんなに食べられないからフィレでいいです。』とワタクシ強く訴えました。
『そうですか~。でもフィレは小さいですよ。男の人はサーロインがいいですよ~。美味しいですよ~♪』
マスターの三顧の礼にもう半ば観念して、苦笑いでサーロインを注文しました。
なんでやねんっ。食べたいもの食べさせろ~。
(左側が熱望したにもかかわらず断念せざるを得なくなったフィレ。右がマスターお奨めのサーロイン)
備長炭でじっくりと焼いていきます。うまそ~。うまかったけど。
(スープ・・・かぼちゃだったかな?たぶん。)
(サラダ・・・手前はジャガイモだったっけ?美味しゅうございました。)
肉が焼けるのを待つ間に改めてアメリカンテイストの部屋を見回してみると・・・
なぜだか和テイストたっぷりの『すずめの図』。
なんでやねんっ。
『マスターはん、和心もお持ちですなぁ。ぶぶ漬けでも食うていきなはれ。』
(京風アクセントでどうぞ)
そしてテーブル上に飾ってあるオブジェに目をやると・・・
一見調和の取れたヨーロッパ風のオブジェ・・・
ですが、違和感オーラを醸し出しているパーツがひとつ・・・
左側・・・・・・マサイ族でしょうか?
そしてソファの上にも・・・
マサイ族。
なんでやねんっ。
勝手にマサイ族と決め付けたのはさておき、統一感まるでなし。
いいぞ~。もっとやれ~。
しなだれて貧相に枯れた薔薇。
なんでやねんっ。
甘すぎて二口目が飲めなかったオレンジジュース。
なんでやねんっ。一発で糖尿になるわ。
なんてツッコミを入れているあいだにステーキが焼けました。
網の周囲が鉄板になっており、温かいまま食べられます。
エライ!サイコー!
マスターおすすめのサーロインも、大変おいしゅうございました。
食後のコーヒーをいただきながら、ふと見ると“モーニングメニュー”が。
“サービスタイム”に注目。6:00~10:30となっております。
『6時は早いよね~!すごいね~。頑張ってるんだこの店。』
コーヒーのおかわりを持ってきてくれたボーイさんに、
『モーニング、6時からですか!たいへんですねぇ。何時に起きられるんですか?』
と尋ねると、
『そうですねぇ・・・だいたい6時半くらいですね。』
なんでやねんっ。開店に間に合わんやん。
『気持ち的には6時からなんですけどね。ハハハハ・・・7時か7時半くらいには開けてますのでよろしくお願いします!』
お言葉ですが、メニューの時間、訂正した方がいいと思います。
しかしながら、なかなか爽やかでハンサムなボーイさんでした。
今度モーニングにも挑戦して・・・
もとい、ぜひ頂いてみたいと思います。
帰りにはマスターとボーイさん、お二人揃って丁重にお見送りしてくださいました。
ツッコミどころ満載でしたが、料理はとても美味しかったですし、何よりも心が温かくなりました。
三十数年も続いている理由が、なんとなく分かったような気がします。
みなさんもぜひどうぞ。お奨めです。たくさんつっこめて、とっても美味しいステーキ店です。
ちなみに宮崎牛専門店ですが、マスターお薦めの地鶏もあります。(笑)
スズメ・・マサイ族・・・薔薇・・。
猫もピエロもおかしいっっ。
やっぱり、とんきんさんの文章面白いです~
はぁ~。笑わせていただきました。
行ってみたいです。地鶏を食べに。(笑)
最後になりましたが、
クーちゃん、お誕生日おめでとうございま~す
面白かったですか?ありがとうございます。
もう・・・本当にパラダイスでした。(笑)
あれからはまだ行っていませんが、モーニングやランチに行ってみようと思っています。そのうちに。
また面白いことあるかも・・・。楽しみです♪
>クーちゃん、お誕生日おめでとうございま~す。
ありがとうございます。クーに伝えときますね。
maccoさんもお忙しそうですね。体調に十分気をつけてくださいね。
楽しいブログ、再開されるのを楽しみにしています。
ありがとうございま~す。
このお店、かなりおもしろかったですよぉぉぉぉ。
こちらへおいでの際はぜひ!!!!