アスコリ・ピチェーノ3日目、朝から気持ちよく快晴となったので、外の景色を撮りに出かけました。
・ポポロ広場
町で一番の賑わいを見せる広場です。正面に建つのはサン・フランチェスコ教会です。
・サン・フランチェスコ教会内部
・サン・ヴィンチェンツォ・エ・アナスタシオ教会
町の北側へと向かいます。ファザードに64個のマス目があるこの教会、昔はそれぞれにフレスコ画が描かれていたんだそうです。
・トロント川越しの旧市街
旧市街は2つの川で囲まれています。渓谷のように深い川越しに旧市街を眺めます。
・サン・エミディオの泉(中世の洗濯場)
旧市街を出るとすぐの所にある泉です。
・サン・セラフィーノ教会(2枚)
建物は比較的新しい感じですが、祭壇部分にはかなり古いフレスコ画も残っていました。
・サン・エミディオ洞窟教会
山肌をくり抜くようにして建てられた古い教会です。おそらく旧市街が発達する前に出来ていた物だと思います。
アスコリ・ピチェーノの守護聖人である聖エミディオを奉っています。聖エミディオの遺体は最初、祭壇の裏にある岩を削った墓に安置され、
後に今の大聖堂に移されたんだそうです。教会の横には内部からつながる小さなカタコンベもありました。この教会は普段は土日曜日しか
開いていないようですが、たまたま明日の土曜日にここで結婚式が行われるということで管理人の方が掃除などの準備をしていたので、
内部を見せてもらえました。本当にラッキーです。
・マラステスタ要塞
旧市街の東にある駅から旧市街に向けて歩き、橋を渡るとすぐに見えてくる要塞です。元々は内部に教会が設けられていたようですが、
長く刑務所として転用されていたとのことです。
・旧市街の風景
先ほどは町の北側からの景色でしたがこちらは南側の中世の小路からみた旧市街の景色です。
臨場感あふれていて、まるで私もそこにいるような感じがします。
洞窟教会は、(昔の人はすごいところに掘ってしまってますが、)きれいに保存されているんですね。
初期のキリスト教ではこのような質素な所で苦行を修めていたんでしょうね。聖エミディオへの信仰が非常に厚いので教会もしっかりと保護されいたのかもしれません。
ちなみに聖エミディオは地震から守ってくれる聖人なのだそうで、管理人の方から「日本は地震が多くて大変なんだろ」と聖人の絵が描かれたしおりを頂きました。