カンフー・ダンク!
2008年/台湾=香港=中国
観賞後うまいなぁと。。。
総合
95点
ストーリー
95点
キャスト
100点
演出
95点
ビジュアル
90点
音楽
90点
あり得ないのに何とか許せる。。。
おもしろいからと言わざる得ない。。。
主役と脇のエリック・ツァン氏がとにかくいい。。。
この二人がこの映画をワンランク上げている。。。
台湾映画の特徴である悪人にも救いと可笑しさを
付け加えられている。。。
ジェイ・チョウさんの資質ははかりしれない。。。
憂いを持つアクタ-は貴重な存在だと言える。。。
ワイヤ-アクションの編集に雑さを感じるけれど。。。
しっかりしたアクションとコンセプトは伝わってきた。。。
最後のおまけは必要かなぁ。。。(笑)
一言で言うなら。。。おもしろい!。。。
犯人に告ぐ
2007年/日本
日本映画とは。。。
総合
65点
ストーリー
70点
キャスト
90点
演出
65点
ビジュアル
80点
音楽
70点
日本人の特徴が明確に出ていると思う。。。
キャストは文句なく集まり。。。
原作も魅力のあるもので文句なく。。。
バックアップも揃う。。。
それを映像化する段になると。。。
根幹になるコンセプトが不明確に。。。
欲が出すぎて芯が無くなる。。。
闇を映像を暗くすることで表現するのは。。。
日本映画の特徴。。。
妬み嫉みやっかみを低レベルで出してしまう。。。
市民を守る。。。国を守る。。。
その中での責任感と使命を担ったら。。。
そういう心を捨て。。。現れてしまったら。。。
必ず決着をつけるべきだと思う。。。
海外の映画では。。。
裏切りや背信行為には必ず決着をつけている。。。
ちりばめられた制作陣の欲は。。。
時に消化不良をもたらす映画になってしまう。。。
良い映画なのに。。。
アイ,ロボット
2004年/アメリカ
未来の中に。。。
総合
85点
ストーリー
70点
キャスト
75点
演出
75点
ビジュアル
90点
音楽
80点
誰もが想像する未来の中で。。。そして必ず来るであろう現実となる未来。。。
その中で考えられる不安と救いを明確にしながら作るのはアメリカらしいですね。。。
アメリカ映画は遊び心をうまく表現されている。。。
その中に必ず何かを投げかけている。。。
それを一番と考えているのか いないのかは。。。わからないですが。。。
闇の子供たち
2008年/日本
考えさせられる。。。
総合
90点
ストーリー
90点
キャスト
90点
演出
90点
ビジュアル
90点
音楽
95点
日本で生まれ育った環境の中では語れない。。。
それぞれの国・文化・地域・環境が違えば。。。
受け止めざる得ない現実があり。。。
見聞きしたくない現状がある。。。
私的には安易な正義と独りよがりの考えで
NPOやNGOで活動するべきでは無いと。。。
逃げ出せない自国で生きる人たちに安易な心持ちでボランティア活動をするべきでは無いと。。。
いろんな意味で再認識させられました。。。
サウスバウンド
2007年/日本
森田監督ならでは。。。
総合
85点
ストーリー
85点
キャスト
90点
演出
85点
ビジュアル
80点
音楽
75点
学生紛争に生きた同士ともいえる夫婦。。。
時代は移ってもあの時の熱い心を引きずりながら
生きている。。。
何処か今を受け入れたくなくて。。。
ほのぼのと。。。懐かしく。。。
豊川さんの演技を初めて見せていただき。。。
テレビとは全く違う本当のアクタ-を。。。
感じさせていただきました。。。お勧めです。。。
恋空
2007年/日本
有りか。。。無しか。。。
総合
75点
ストーリー
70点
キャスト
70点
演出
70点
ビジュアル
70点
音楽
70点
もし自分が高校生なら有りかな。。。
今の自分なら無しかな。。。
高校生の恋愛なら。。。このような別れであれば
永遠に愛してると思ったと思う。。。
人はそんなに強くもないし。。。
同じ温度で思い続けることもできない。。。
本当の話というのであれば。。。
4年間のブランクは大きすぎるし。。。
否定無しで見る映画だと思います。。。
20世紀少年
2008年/日本
違う観点から。。。
総合
75点
ストーリー
95点
キャスト
95点
演出
60点
ビジュアル
70点
音楽
85点
全体に感じる鬱屈感は何だろうと考えた。。。
脚本と映像と音楽がバラバラ過ぎだと。。。
それぞれの協調性が感じられなかった。。。
これを意図しているとすれば決して成功とは言えないと思う。。。
そしてフルキャストを揃えた映画としては失敗作だと思う。。。
それぞれのアクタ-の持つ間を使い切れていない。。。
後半からはアクタ-の演技力を楽しむしかなかった。。。
こういう映画を作るには演出や監督に遊び心と
今でも小さい頃の奔放さや実現しない夢を心に持つ人でないと無理だと思う。。。
続編に期待しつつ。。。
12人の怒れる男
2007年/ロシア
リメイクでは無かった。。。
総合
95点
ストーリー
95点
キャスト
90点
演出
95点
ビジュアル
85点
音楽
90点
英語圏の映画を見ることが多いので。。。最初少し違和感を感じて。。。すぐに慣れましたが。。
12人の陪審員を通して今のロシアの実情をかいま見せてもらえる。。。
冷戦時代や国家倒壊を経て。。。どう生きて行くか。。。どう生きて来たか。。。そして現実。。。
法とは。。。自由とは。。。正義とは。。。
混じり合う困惑の中で生きて行かなければならないロシアが痛切に迫って来ます。。。
監督が尊敬されている黒沢明監督の影響が。。。
雨の中犬が腕を加えて走ってくる映像はまさに「用心棒」の場面そのものですね。。。
人のセックスを笑うな
2007年/日本
賛否両論ですが。。。
総合
95点
ストーリー
95点
キャスト
95点
演出
95点
ビジュアル
90点
音楽
95点
私的には凄いと思う。。。松山君の要求されているものを彼は最高の形で表現できている作品だと思います。。。
原作の言わんとしていることもよく現れていますね。。。漠然とした切なさ。。。浮遊する心。。。
彼の今後の大きな礎になっていく作品だと思います。。。自然とでる透明感や壊れそうで壊れない若さのもつ限りない可能性は天性だと言わざるえないでしょうね。。。
不良少年の夢
2005年/日本
ベタだけど。。。
総合
85点
ストーリー
80点
キャスト
95点
演出
95点
ビジュアル
85点
音楽
90点
スト-リ-的にはベタ過ぎて恥ずかしくなってしまうけど。。。
若いアクタ-達は、スチュエ-ションに違和感を感じながらも精一杯演じているように見えます。。。
またベテランアクタ-の皆さんはリラックスした感じでいつもの個性を滲ませてくれます。。。
それにしても松山ケンイチ君の映画は、そうそうたる脇のアクタ-さん達に囲まれていますね。。。