カーブではブレーキをかけてはいけないと教習所で習います。
また、自称運転上手と言う方も「カーブでブレーキをかけるのは下手」だと言います。
何故なんでしょうか。
この二つのダメの理由は違います。
教習所でいうところのダメは、カーブ走行中にブレーキをかけるとスリップの原因になるからです。
では、自称運転上手な方が言うところのダメは、ブレーキをかけて走行するのは速度が遅くなり後続車に迷惑で下手の証拠だからと言います。
この二つの理由は、まったく間違いとは言いませんが、少し説明が必要です。
まず、教習所の言うところの「カーブでブレーキはダメ」は強いブレーキはダメなのです。
スリップの危険が生じるのは強いブレーキをかけた場合なのです。
実際、走行している車を見てみるとカーブでもブレーキをどんどんかけています。
そっと、滑らかにかければ、かけてはいけない場所などないのです。
次に、自称運転上手な方が言うところの「カーブでブレーキはダメ」は、著しく制限速度を下回る速度で走ってはダメということなのです。
例えば、首都高速の都心環状線(C1)は40キロ制限のところが多くなっています。
空いている時間帯は、多くの車がオーバーして走行しています。
しかし、ジャンクション付近のカーブは40キロくらいで曲がらなければ曲がりにくい場所もあります。
だからといって、しっかり減速し過ぎて30キロ以下で走行すると周囲との差が大きくなり危険かもしれません。
こんな場合を指している言葉なのかもしれません。
こんな車は、そう多く見かける事はないにもかかわらず、その言葉を耳にする機会は多いようです。
ひょっとしたら、いつもの「俺は上手いから」という自慢の変化球なのかもしれません。
これらの言葉による危険に出会す事があります。
カーブにブレーキをかけずに進入し、ハンドル調整が難しいために途中で急なブレーキをかけてしまうケースです。
この時、雨で路面が濡れていたらスリップするかもしれないので大変危険なのです。
練習中に、このケースに出会った時にブレーキをかけなかった理由を聞くと、多くの方が「カーブではブレーキをかけるのはダメだと思ってたから」と答えます。
実際、首都高速を走っているとカーブの出口付近の壁に傷が多く、スリップまたはオーバースピードでハンドル調整を誤ったと思われる跡が見られます。
最後に、あるレーサーの言葉をご紹介します。
「大抵、レースではカーブに入る時から途中までブレーキングして、出口に向かって徐々にアクセルを開けていきます、それは軽い前傾姿勢により前輪接地圧力をかけてハンドリングを安定させる為です」
「強くかけすぎると後輪が浮くためにスリップしやすくなります。緩やかにブレーキをかけるのが安全でスムーズに曲がるコツです。」
という事でした。
また、こんな風に言っているレーサーもいました。
「素人の運転を見ていると、カーブでブレーキをかけないのが上手だと思っているのが大変怖い。」
という事でした。
カーブであろと、どこであろうと危険を感じてからではなく、危険の想像できる箇所の前で緩やかなブレーキをかけて頂きたいのです。
危険を感じてからでは、急ブレーキになってしまうからです。
最近では、カーブのブレーキ配分調整装置(横滑り防止装置)が装着されている車も多くなりましたが「装置があるから」でなく「装置があっても」事前に緩やかにブレーキをかけ、落とし過ぎたらアクセルを踏みながらカーブを抜けて頂きたいのです。
また、自称運転上手と言う方も「カーブでブレーキをかけるのは下手」だと言います。
何故なんでしょうか。
この二つのダメの理由は違います。
教習所でいうところのダメは、カーブ走行中にブレーキをかけるとスリップの原因になるからです。
では、自称運転上手な方が言うところのダメは、ブレーキをかけて走行するのは速度が遅くなり後続車に迷惑で下手の証拠だからと言います。
この二つの理由は、まったく間違いとは言いませんが、少し説明が必要です。
まず、教習所の言うところの「カーブでブレーキはダメ」は強いブレーキはダメなのです。
スリップの危険が生じるのは強いブレーキをかけた場合なのです。
実際、走行している車を見てみるとカーブでもブレーキをどんどんかけています。
そっと、滑らかにかければ、かけてはいけない場所などないのです。
次に、自称運転上手な方が言うところの「カーブでブレーキはダメ」は、著しく制限速度を下回る速度で走ってはダメということなのです。
例えば、首都高速の都心環状線(C1)は40キロ制限のところが多くなっています。
空いている時間帯は、多くの車がオーバーして走行しています。
しかし、ジャンクション付近のカーブは40キロくらいで曲がらなければ曲がりにくい場所もあります。
だからといって、しっかり減速し過ぎて30キロ以下で走行すると周囲との差が大きくなり危険かもしれません。
こんな場合を指している言葉なのかもしれません。
こんな車は、そう多く見かける事はないにもかかわらず、その言葉を耳にする機会は多いようです。
ひょっとしたら、いつもの「俺は上手いから」という自慢の変化球なのかもしれません。
これらの言葉による危険に出会す事があります。
カーブにブレーキをかけずに進入し、ハンドル調整が難しいために途中で急なブレーキをかけてしまうケースです。
この時、雨で路面が濡れていたらスリップするかもしれないので大変危険なのです。
練習中に、このケースに出会った時にブレーキをかけなかった理由を聞くと、多くの方が「カーブではブレーキをかけるのはダメだと思ってたから」と答えます。
実際、首都高速を走っているとカーブの出口付近の壁に傷が多く、スリップまたはオーバースピードでハンドル調整を誤ったと思われる跡が見られます。
最後に、あるレーサーの言葉をご紹介します。
「大抵、レースではカーブに入る時から途中までブレーキングして、出口に向かって徐々にアクセルを開けていきます、それは軽い前傾姿勢により前輪接地圧力をかけてハンドリングを安定させる為です」
「強くかけすぎると後輪が浮くためにスリップしやすくなります。緩やかにブレーキをかけるのが安全でスムーズに曲がるコツです。」
という事でした。
また、こんな風に言っているレーサーもいました。
「素人の運転を見ていると、カーブでブレーキをかけないのが上手だと思っているのが大変怖い。」
という事でした。
カーブであろと、どこであろうと危険を感じてからではなく、危険の想像できる箇所の前で緩やかなブレーキをかけて頂きたいのです。
危険を感じてからでは、急ブレーキになってしまうからです。
最近では、カーブのブレーキ配分調整装置(横滑り防止装置)が装着されている車も多くなりましたが「装置があるから」でなく「装置があっても」事前に緩やかにブレーキをかけ、落とし過ぎたらアクセルを踏みながらカーブを抜けて頂きたいのです。
こりゃペーパードライバーやな。
記事を最後まで読めよ