純じゃぱ の えいご道中膝栗毛

アメリカに12年もいたのにトホホな英語・・・純じゃぱが涙をインクにその叫びを綴ります。

274 や~い、マネ猫~!

2007年04月21日 11時07分59秒 | 英語えいごエイゴ
  あるとき、アメリカ人と立派な予算書を作成しました。
 他の部門はどこも発行していないものでした。関係部署にしっかり配布し、ふたりで悦に入っていました。

 ところが、半年たって、次の予算のタイミングのときに同じような予算書を配布したら、関連部門から、ナンと似たような予算書が届いたのでした。

 「や、これはマネされちゃったな」と私。
 そしたら同僚の彼、顔をゆがめてひとこと

 Copycat!
 
 と言いました。

 へぇ、そのように言うんだ~!って、マネされたことは忘れて、感心していました。周囲のアメリカ人にところで「何で猫なの?」と聞いても判然としません。
 日本では「『サル真似』って言うんだよな。ネコじゃなくてサルなんだよ」って言って大笑いになりました。
 「catmanの意味がとることがあるから、まねするヤツという程度の意味じゃないの?」と言ってくれるアメリカ人もいました。

 「今度調べておくよ」というアメリカ人は多いのですが、まず調べて教えてくれたアメリカ人はいません(笑)。期待すると疲れてしまいので期待はしないで待っています(苦笑)。

  Wikipediaを調べてみると次のように載っていました。

A copycat (also copy-cat or copy cat) is a person (or animal, or computer program) that mimics or repeats the behavior of another. The expression may derive from kittens that learned by imitating the behaviors of their mothers. It has been in use since at least 1896, in Sarah Orne Jewett's "The Country of the Pointed Firs". The term is often derogatory, suggesting a lack of originality.

 これによれば、子猫ちゃんが、お母さんのやることをマネしながら育っていくところから出てきた言葉のようですね。(どんな動物もお母さんの真似をして育つんだと思うんですが(笑))
 いずれにせよ、どちらかというと、オリジナリティのない人を揶揄して使われることばのようです。

Copycat crimes(模倣犯罪)という言葉は、ある犯罪の連鎖反応があったときに使う言葉ですし、Don't be a copycat!は子供たちの囃(はや)し言葉で「や~い、マネっこ!」です。

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