ひかりとしずく(虹の伝言)

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犠牲少女「先に撃って」   2006.10.08 学校襲撃で米報道 アーミッシュ文化に驚き

2011-04-11 | ポルカさんのあいあいメールから
米東部ペンシルベニア州で二日、キリスト教の一派アーミッシュ運営の学校が襲撃された事件で殺害されたマリアン・フィッシャーさん(13)が年下の子供を逃がそうと「自分を先に撃ってください」と容疑者の男(32)に申し出ていたことが七日、生存者の証言で分かった。暴力を否定するアーミッシュの教えにそった行動を米メディアは驚きをもって伝えている。

住民らの話では、マリアンさんの妹バービーさん(11)も次に自分を撃つように男に訴えたという。バービーさんは撃たれて肩などを負傷した。

男の親戚によると、犠牲者の遺族らは事件後に男の家族を許すと伝え、食べ物を与えた。男の妻や三人の子供が多くのアーミッシュの人々に抱擁される場面もあったほか、男の妻や親戚は犠牲者の葬儀に招かれたという。児童に対する暴力の専門家はAP通信にアーミッシュの許しの文化が生存者の癒しにつながると指摘し「許すことは復習するより簡単だ」とコメントした。

男はアーミッシュとは無関係のトラック運転手で7~13歳の五人を殺害した後に自殺。当局は襲撃目的について女児らを監禁し性的暴行を加えることだったと見ている。(共同)


ポルカ


この上の記事に関してのY・Iさんの感想は後には書いてありませんでした。彼女もクリスチャンです。

以下は私の感想です。

『嫌われ松子の一生』の中でも、主人公の元教え子で恋人となった”龍”が松子のために、松子の人生を転落へと導いた上司である校長を後に殺害します。ところが校長の娘は、父親を殺した龍に「あなたを許す。」というのです。自分はクリスチャンだからだというのです。そして、龍は、彼もやくざをやめて教会に身をおく人生を選んでいきました。

家族を殺されたとしたら、許せないのが人情だと思います。「おんなじ目に遭って、おんなじ苦しみを味わってみろ!」と思うと思います。それでも、復讐なんて実際にはできないし、だから苦しいし、癒されないままなのでしょうね。でも私だったら許すことが出来るか、自信はありません。

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