ディオン・サンダースといえば、とにかく派手好きで華やかで
目立ちたがり屋で・・
でもその才能は誰もが認めます。
僕はスポーツにおいて、二刀流という言葉が大好きです。
日本では、小さな頃からひとつのスポーツに打ち込ませすぎるような
傾向にあります。
ひとつのスポーツに打ち込むのはいいけど、その分ボディーバランスが制限され、
なかなか世界の超一流にはなりえないような気がします。
ま、世界の超一流になるなら・・って場合ですけどね・・。
だからといって、プロ野球選手にJリーガーも兼ねてほしいという
気持ちはないけど。
でも、そんな夢のような二刀流を成し遂げてしまった人たちがいる。
ディオン・サンダースがその一人。
彼はNFLアメフトとMLB野球の二刀流として、一世を風靡した選手。
古くはボー・ジャクソンなんて選手もいましたが、サンダースのほうが華やかさ
があえりました。
今でもアメリカでは、MLBでドラフトされつつNBA入りした選手や、大学まで
アメフトとバスケで活躍し、どちらでもドラフトされた選手は数多くいるようです。
ただ、実際に2つの競技でプロ入りしてしまった選手はかなり限られます。
でも、アメフトと他の競技との二刀流は比較的なし得やすいのでしょうかねえ。
運動能力があって、早く走ることができて、体が強ければ可能なのかも。
そうは言いつつも、なかなかできることではありません。
しかもプロレベルで。
野球のサンダースは俊足で守備も上手だったようですが、いかんせん打撃が弱く
プロのレベルではスーパースターにはなれませんでした。
ただ、アメフトでは2度のスーパーボウル制覇をはじめ、数々の輝かしい
実績を残し、殿堂入りまで果たしました。
キャリアを通じて、NFLのほうに力を注いでいたようです。
わがままで傲慢な性格が災いして、数々のチームを転々したようですが、
間違いなくアメリカ人が好きなタイプの人物像であったような気がします。
ディオンといえば!
アメフトの背番号21を憧れの存在にした功労者。
1週間のうちにMLBでホームランを打ち、NFLでタッチダウンと決めた選手。
野球のワールドシリーズとアメフトのスーパーボウルの両方に出場した選手。
・・そんな、別次元であり、ある意味珍事と言えるかもしれませんが、夢のような
記憶に残る足跡を残してくれたことに感謝せねばなりませんね。
プロスポーツってこうじゃなきゃ!
日ハムの大谷選手もありきたりの二刀流ではなく、コンサドーレとの二刀流も
目指してほしいものです。
野球ではシンシナティ・レッズのイメージが強いです。
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実はバスケうまかった。ダンクもすごい。やっぱりスーパーアスリートだ・・
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