涼しい!!
つい3日前までの猛暑が嘘のよう。
苫小牧は既にかなり秋の気配。
昨晩は寝ていたらいつの間にか毛布に包まっており、
冬でも薄着にこだわる僕としては不覚でした。
今年の冬はいったいどこまで半袖・短パンで過ごせるか、
とことんがんばってみようと思います。
小学4年生の頃、同じクラスのフミオくんと半袖・半ズボンで
どこまで耐えられるかを競ったものです。
結局ひと冬乗り切ったのですが、毎日本当につらかった。
勉強やスポーツに支障がでるほど毎朝学校に行くのが苦痛
で仕方がなかったのを、昨日のことのように記憶しています。
そして翌年もおたがい意地の張り合いで、同じように
半袖・半ズボンでクリスマス、お正月、ひな祭りを過ごした
のですが、僕とフミオくんの間には独自ルールがありました。
それは「手袋はOK」ということ。
手が凍傷のような状態になるのを避けるため、お互い合意
のうえで制定したルールです。
しかしながら雪がちらつく中、半袖・半ズボンなのに手袋だけ
つけて通学する小学生の姿はさぞかし異様な光景に映ったことでしょう。
僕とフミオくんの男のプライドをかけた争い。
このハイセンスなバトルも結局学校の課外活動で名古屋の
アイススケート場に行くことになり、
事前に「持ち物 長袖・長ズボン」と書かれたプリントが配布されたのを
きっかけとしてあっさり終了となりました。
スケートには長袖・長ズボンなんてことは普通に考えてわかるでしょう
おそらく当時の担任の先生が、僕たちのために気を使って追記してくれた
ものと、今でも信じています。
学校のルールはきっちり守る子でしたから
「今度のスケート、おまえ絶対長袖着てこいよ。ぼくも着てくるからね・・」
「そうだね、中学あがったらどうせ制服は長袖だしね」
スケート当日までの1週間、そんな男と男の約束を毎日確かめ
合った思い出は一生の宝です
フミオくんはそうは思っていないかもしれないけど。
04年リリースのDudu Nobre Ao Vivoも、買ったはいいがあまり
聞いていなかった作品のひとつ。
ブラジリアンヒップホップ界の巨匠MV Billとの異業種交流も
活発に行い、今をとときめくExaltasambaのペリカォンくん、
Revelacaoのシャンジ、レニーニなどゲスト陣も豪華です。
ぼくはDuDuくんのことを「育ちのよいサンビスタ」もしくは
「パゴデイロ版おぼっちゃまくん」と呼んでいます。
だってわかるでしょ?みるからにクリーンで清潔で育ちの
よさそうな風貌。
メガネもインテリ度をUPさせています。
これで性格が極悪人だったらいやだよね。
もともとはZeca Pagodinhoあたりと交流が深く、かなり若い頃から
歌い始めたようです。カバキーニョも激うまのまいうーらしい。
楽器編成や音づくりも含めて最近流行のホマンチコ路線ではなく、
Fundo de Quintalのテイストに近い、よりサンバの原形に回帰した
サウンドを聞かせてくれます。
声も見かけによらず野太く独特の伸びがあり、エスコーラの山車
のうえで歌っていたほうが様になるような雰囲気です。
彼のファッションもそんな感じだし。
数年前に一度来日していて、なんと岐阜県の美濃加茂市でライブ
が開催されていたそうな。
僕の実家のすぐ近くじゃん!
彼が日本に来ていたことすら知らなかったので見逃してしまいまし
たが、北海道に住んでいても来日したら本州まですっ飛んでいって
でも見に行きたい人の一人です。
Dudu Nobre e MV Bill Singelo Menestrel
1.Água Da Minha Sede
2.Papagaio
3.A Família Aumentou
4.Tempo De Don Don
5.A Grande Família
6.Vou Botar Teu Nome Na Macumba
7.Feliz Da Vida
8.No Mexe-Mexe, No Bole-Bole
9.Menina, Dona Do Meu Amor
10.Singelo Menestrel
11.Chegue Mais
12.Estava Perdido Num Mar
13.Favo De Mel
14.Nossa Oração
15.Quebro, Não Envergo
16.Louco Pra Te Dar Um Beijo
17.Xodó De Mãe
18.Levada Desse Tantã
19.Posso Até Me apaixonar
20.Goiabada Cascão - Bônus