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Swing de Rua~AXE、Pagode Baianoこそがブラジル音楽だ!・・か?~

ブラジル音楽の主流?AXE的なものについて。パゴーヂ、セルタネージョ、ファンキも!それとたまに関係のないネタも。

Pagod'art(パゴダーチ)

2005-09-24 | Axe(アシェー)

名前が素敵です。
Pagode+Art(ポルトガル語訛りでアーチと読みます)

アシェーがあれだけポップでありながら、なぜブラジル音楽であり続けることができるかというと、リズムや使用される楽器、もしくはダンスなどあらゆる面においてその根底にはサンバ(パゴージ)があるからではないでしょうか?

アシェーという一つの確立されたジャンルの原点をたどる意味でも
Pagod'art!
まず名前がいい。

アシェーといえばバイーア州サルバドールが聖地として有名ですが、Pagod'artのパフォーマンスはどちらかというとポルトセグーロ寄り。端的に言うとエオチャンに代表される一般的なおバカパゴージをもっと泥臭く、さらにどマイナーにした感じでしょうか。

音もサンバの基本的なリズムやエッセンスは押さえていつつも、アシェー特有のホーンの音や、うまいんだか下手なんだかわからない特徴のある野太いボーカルが加わり、かなり個性的に仕上がっております。

それにしても微妙なジャケット・・・怪しすぎです。
でもこういう濃い顔写真つかったべたべたなジャケって、アシェ好きな人にはたまんないじゃないでしょか?ボクだったらパゴダーチが誰なのか知らなかったとしてもジャケ買いしてしまいます。

ちなみにこの人達のCDってほとんど売ってません。本アルバムは群馬県大泉のブラジリアンプラザ内にてワゴンセール980円の掘り出しものです。これ以外にアルバムだしてるんでしょうか?

他にも
・Se voce quer tome・Toma lhe fica・Desci no go go・Fica caladinho・Experimanta・Kaya na Gandaia・Ligadinho

などなど踊れる名曲が多くあり、まさにポルトセグーロの王様状態ですが・・・怪しい音源を友人から現地調達してもらっている状況です。

本アルバム1曲目、Tapa na caraは彼らの出世作でしょう。ブラジル全土でヒットしたと思われます(たぶん・・・)。