茅場町での仕事を終え、時刻は午前11時過ぎ。少し早いけれどせっかくなのでこのあたりで昼食をいただこうと歩いてみると、雰囲気の良さそうな天ぷら屋さんが現れました。
「天音(てんおと)」さんは昭和5年創業の老舗天ぷら屋さん。あとで調べてみてわかったのですが、初代が「冷めても美味しい天ぷらを」との思いから、純正胡麻油だけを使用して天ぷらを揚げていたそうで、今でもその伝統を受け継いでいるそうです。江戸前の天ぷらですね。現在は三代目が切り盛りをされているそうです。
まだお昼には時間が早く、お客様はまばら。それでも食べ終わる正午前には列をつくっていましたから、人気店なのでしょうね。
奥の席では宴席があったようで、大人数が天ぷらを楽しんでいらっしゃいました。
やっぱりいいお値段ですが、せっかくここに来たのだから美味しい天ぷらをいただきたい。
この日は上天丼をお願いしました。
みるからに美味しそうな天丼がやってきました。ふたを開ける瞬間にワクワクさせられます。
どーん!! と上天丼があらわれます。胡麻油の香りがすばらしく立ちこめます。
海老、かき揚げ、キス、蓮根、野菜の天ぷらが、しっとりとした感じで乗っかっています。
フルボリューム。久しぶりに美味しい天丼をいただきました。
ちょっとピンぼけで(しかも食べかけで)すみません。。。お新香とお味噌汁というベーシックな組み合わせの上天丼。
ご飯も天つゆが染みていて、食べ飽きない味でした。
あっという間に食べ終わりますが、胃のもたれも無く、スッキリとした食後感です。さすが純正胡麻油。考えられていますね。
上天丼パワーで午後の仕事もがんばれました。
この界隈には素敵なお店が多いので、これからも通ってみたいなと思います。ご馳走様でした。
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